理性を保てる気がしない件 KADOKAWA刊『かまって新卒ちゃんが毎回誘ってくる』(原作:凪木エコ・キャラクターデザイン:Re岳・作画:文雅・構成:長谷川三時)※漫画の話です

はじめに

ここまで紹介した作品が大体恋愛だったり仕事系の作品なんですよね。いずれは日常をテーマにした漫画も紹介したいと思っていますが、今回は仕事系でお願いします
本日紹介する作品は、KADOKAWA刊『かまって新卒ちゃんが毎回誘ってくる』(原作:凪木エコ・キャラクターデザイン:Re岳・作画:文雅・構成:長谷川三時)です。(またKADOKAWAかよとなるかもしれませんが別に狙ってないんですよね…笑)
私はライトノベル原作をコミカライズしたモノを読んでいますので、漫画と原作で多少テイストだったりキャラクターに抱く印象や感想が異なるかもしれませんが、温かい目で見ていただけると幸いです。
主人公である男性会社員・風間マサト氏の周囲には基本的に美人しかいないので、傍から見れば軽くハーレム築いていると言っても過言ではないのですが、よく自制が働くなと素直に思う場面も多々あります。(笑)


あらすじ

新卒社員として入社した伊波渚はまさに完全無欠?のパーフェクトヒロイン。ルックス良し、スタイル良し、仕事の飲み込みは早く愛想も良くて人懐っこい。そんな彼女の欠点を上げるとすれば、伊波渚の教育係を務める26歳男性・風間マサトのことが好きすぎる点だろうか…。「褒めてもチューしかできませんよ?」「手取り足取りときには嫌がる私を押し倒して乱暴かつ貪るように」(オフィス内のセリフ)
後輩からのセクハラとブラック企業からのストレスに耐える日々…オラに休みを分けてくれ…ってな…


登場人物(所属する会社は所謂ブラック企業)

伊波渚:新卒社員、22歳、女性。ルックス&スタイル&愛想良し。人懐っこい、仕事の飲み込み:早い
弱点?:教育係の風間マサト先輩が好き過ぎること
誰かに一途な女性、大好き。

風間マサト:伊波渚の教育係、26歳、男性。「入社する前は綺麗な瞳をしていた」らしい。定時退社→魅力的な言葉、週休二日制→信用できない言葉、今日中にやっといて なる早な→殴りたくなる言葉としている
因幡からは冷たいように見えてかなりの世話好きと評されている、カッコいい。

因幡深広:風間と同期入社のデザイナー(色々あって営業の研修も受けていた)、巨乳、女性。渚に(主にエロ面で)変な事を教え、風間から「くたばれセクハラ親父」と罵られている。本人曰く、新卒の頃に会社の積立金で旅行へ行けると思っていたが、毎年積立金が戻ってくることを知り落ち込んでいたらしい、可愛い。

涼森鏡花:マサトや深広らの先輩&教育係、28歳、女性。過去にカリスマ読者モデル・MIRAの名で活動していたが社内の人間には隠している。採用面接で唯一モデル経験について問われなかったことが決め手となり入社したが、飲みの席で「顔が良いから営業職として行けるかもと思った」と言われている、不憫。
読み進めると後々分かるが、しっかりしていて意外と天然な一面もある、可愛い。

方条桜子:eスポーツ専門学科卒、20歳、自他共に認める?合法ロリ。祖父が社長を務める方条工務店の広報担当。アポを取っていた伊波と風間の対応を行う。

西大寺部長:男性、1話以降見かけた記憶がない本物のセクハラ親父。伊波を飲みに誘うが風間らに軽くあしらわれている。


感想とか個人的に思い描く結末の予想とか色々

「オフィス内で何を言ってんだ」(場所の問題じゃない)って感想しか出てこないセリフのオンパレードですが、それでも広告サービスの飛び込み営業として活躍する彼女ですから、上記の発言も割と本気なのでしょう。
ピッコマでは2巻まで無料チケットで読むことができますが、そこまで読んで貰えればなぜ彼女があそこまでにマサト先輩溺愛しているかが分かると思います。
軽いネタバラシをすると、彼女に出会った当時からマサト先輩は”誠実”だったんですよね、尊敬しかありません。
あのエピソードに加えて、彼女が当時抱えていた問題や背景を考えれば惚れるよなって感じですね。
マサト先輩の誠実さは渚以外の女性に対しても見ることができます。例を挙げると、涼森先輩に対して「美人でスタイルが良いから出世したと思ってる奴はいない。おっさん上司とは違い、自分たちを成長させるために時折厳しい態度を取ってくれていることは皆気付いてる」と述べています。
一見すると女性に振り回され続けている冴えないおっさんに見えるかもしれませんが、裏を返せば周囲の方から信頼されているとも取れますよね。私がそうですけど、話していて、あるいは第一印象で何となくでも「危険そうだな」と感じれば積極的に関わりに行くことはしないです。
マサト先輩の誠実さや女性たちの可愛さ、仕事をする上で誰もが1度は覚える”共感できる”〇意などが含まれている点が本作の面白さだと考えています。


では、今回もここまで読んでいただきありがとうございました!


リンク先(2024年9月7日閲覧)


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