4世紀からの各国造家:地域系譜別<国造本紀> その2
「隠さはぬ 赤き心を 皇方に 極め尽して 仕え来る
祖の官と言立てて 授け給へる 子孫の清き名ぞ
凡かに 心思ひて 虚言も 祖の名 断つな
大伴の氏の名に負へる 丈夫の伴」
国造本紀:地域・任官時期別
「大王(オオキミ)」歴代
手長椎 <縄文からの伝統の上に、新しい時代が幕開いたと・・。>
素戔嗚(須佐之男) ⇒任命国造1名 五十猛大屋彦「イソタケルオオヤビコ」
→八島士奴美「ヤシマシヌビ」 <初代の大国主か。>
→布波能母遅久奴須奴「フワノハチカナスネ」
→深淵之水夜禮花「フエノミヤレハナ」
→淤美豆奴「オミツヌ」
→「天之冬衣(アメノフユイネ)」<大国主との親子関係が認められる>
→「大国主・大穴牟遅(オオクニヌシ・オオナムチ)」 <スサノオ後裔からの国譲りの上で畿内にかけてを統一するか。>
→鳥鳴海(トナミ) <スサノオの「オ」が王名を現すものだとすれば、別名表記の際の「袁・乎・鳴」は王、従って正しくは「トオミ」と呼ぶか。>
→国忍富(クニオシトミ)
→速甕多氣佐波夜遅奴美(ハヤカメタキサワヤチヌミ)
→甕主日子(ミカヌシヒコ・カメヌシヒコ)
→多比理岐志麻流美(タキリヒシミロミ)
→美呂浪(ミロナミ)
→布忍富鳥鳴海(フオシトミトナミ)
→天日腹大科度美(アメノヒイバラオオシトミ)
→遠津山岬多良斯(トオツヤマサキタラシ)
→「兄磯城・アニシキ・エシキ」(兄阿日) <畿内の王でしょう。>
神武=五十鈴媛命 ⇒任命国造 18名
綏靖=五十鈴依媛命
安寧=渟名底仲媛命
懿徳=天豊津媛命
孝昭=世襲足媛命
孝安=押媛命
孝霊=細媛命
孝元=欝色謎命
<国造任命による支配、後世戦国大名家同様の人質側近養育政策>
開花=伊香色謎命 ⇒任命国造 1名 北陸1国、
崇神=御間城姫(四道将軍任命) ⇒任命国造 12名 九州火国2国、四国1国、中国4国、北陸3国、関東1国、陸奥1国。
垂仁=狭穂姫命・日葉酢媛命
景行=播磨稲日大郎姫八坂入姫命 ⇒任命国造 8名 南九州4国、中国3国、東海1国。
成務=(倭建) ⇒任命国造 63名 九州8国、四国4国、中国9国、近畿6国、北陸8国、東海5国、関東15国、陸奥10国。
仲哀=気長足姫尊 ⇒任命国造 1名 東海1国。
神功(遠征航海) ⇒任命国造 2名 四国2国、東海1国。
<4世紀後半>
応神=仲姫命(九州から畿内へ) ⇒任命国造 20名 九州1国、四国4国、中国9国、関東3国、陸奥2国。
仁徳=磐之媛命八田皇女(大古墳築造) ⇒任命国造 6名 <松津(不明)国造>九州2国、淡路1国、中国1国、北陸1国、陸奥1国。
履中=草香幡梭皇女
反正 ⇒任命国造 1名 北陸1国。
允恭=忍坂大中姫命 ⇒任命国造 1名 近畿1国。
安康=中蒂姫命
雄略=草香幡梭姫皇女(鉄剣を配布) ⇒任命国造 3名 北陸2国、東海1国。
清寧
顕宗=難波小野王
仁賢=春日大娘皇女
武烈=春日娘子
継体=手白香皇女(北陸・越国出身) ⇒任命国造 1名 九州1国、
安閑=春日山田皇女
宣化=橘仲皇女
欽明=石姫皇女
敏達=広姫額田部皇女
用明=穴穂部皇女 〈585-587〉
崇峻 〈587-592〉
推古 〈592-628〉
舒明=宝皇女 〈629-641〉
皇極 〈642-645〉
孝徳=間人皇女 〈645-654〉⇒任命国造 1名 北陸1国。
斉明 〈655-661〉
天智=倭姫王 〈668-671〉
弘文 〈671-672〉
天武=鵜野讚良皇女 〈673-686〉
持統 〈690-697〉
文武 〈697-707〉
元明 〈707-715〉⇒任命国造 3名 中国3国、陸奥1国。
元正 〈715-724〉
聖武=藤原安宿媛 〈724-749〉
⇒設置時期不明 3名 和泉・胸刺(武蔵)・多ネ執嶋(種ケ島)
(始祖) 王・公
<近畿地方> 日向の大王・天饒石国饒石天津彦火瓊々杵(ニニギ)尊の孫、磐余彦尊(神武帝)。
当初はやはり出雲系氏族が畿内に進出していて、それを上書きして九州からの王家が食い込んできたと理解できます。
<敵対・反乱、戦没王> →新国主。
紀伊国 名草ノ戸畔 →天ノ道根
伊勢国 猿田ノ彦 →天ノ日鷲
大和国 兄ノ磯城 →弟ノ磯城ノ黒速
葛城国 忍坂ノ土雲 →葛城ノ劒根ノ命
河内国 登美ノ長脛ノ彦 →彦ノ己蘇根ノ命
山城国 武埴安ノ彦ノ命 →天ノ一目ノ命
近江国 沙本ノ毘古王 →大陀牟夜ノ別
丹波国 陸ノ耳ノ御笠 →
河内国 物部ノ守屋 →○○蘇我
1(高皇産霊命)葛城・春日
大和国 葛城国造 葛城ノ劒根ノ命 葛城ノ直の祖。
大和国 磯城(志貴)国造・県主 弟ノ磯城ノ黒速 <戦国時代でも本願寺の浄土真宗一揆10万の大軍を、筒井・十市・越智の大和武士団が団結して撃退しています。団結さえすれば大和の兵は屈強だったのではないでしょうか。>
大和国(宇陀) 建桁(タケタノ)国造・県主 宇陀ノ県主ノ弟猾
1’(高木神:高皇産霊命)大伴・大倭
大和国 大倭国造 椎根津ノ彦 彦火々出見(ホホテミ)尊の孫。大倭国の漁夫。大和直ノ祖。
伊勢国 伊勢国造 天ノ日鷲 粟の忌部首の祖。
2(神皇産霊命)
紀伊国 紀伊国造 天ノ道根ノ命 紀ノ河瀬ノ直の祖。
2’(神皇産霊命)
山城国 山代国造 阿多振ノ命
山城国 山代国造 天ノ一目ノ命 山代ノ直の祖
3 出雲(天夷鳥・櫛玉・兄多毛比命)
伊勢国(志摩) 嶋津国造 出雲ノ笠夜ノ命 出雲ノ佐比祢ノ(足尼)の孫。
3”出雲(*八島士奴美「大国主」?)蘇我
大和国(飛鳥?) 素賀(スカ)国造 天(素賀)ノ美志印ノ命 神武ノ侍伴(乳兄弟?)。
3””出雲(大山津見神)大倭・大伴
大和国 大倭国造 椎根津ノ彦
伊勢国 伊勢国造 天ノ日鷲ノ命 天ノ牟久努ノ命の孫 伊賀・伊勢国造の祖。
4(饒速日命)物部
紀伊国(牟婁熊野) 熊野国造 大阿斗ノ(足尼)宿禰
5(天津彦根ノ命)天照・須佐之男の誓約
河内国 凡河内国造 彦ノ己曾保理ノ命(己曾保理⇒大蘇我?)
河内国 凡河内国造 彦ノ己蘇根ノ命(曾根⇒蘇我?)凡河内忌寸の祖。
7(大王家・神武帝)
近江国 額田国 大直ノ侶宇ノ命
8(大王分家、大彦王・彦座王)
近江国(野洲) 淡海国造 大陀牟夜ノ別
11〔地方豪族・諸家〕
若狭国 若狭国造 荒砺ノ命
伊賀国 伊賀国造 武ノ伊賀都ノ別ノ命 意知ノ別ノ命3世孫。
<中国地方> スサノオから大国主へ、大国主からの天孫族への「国譲り」は、これ以前の古い歴史を反映していることでしょう。
<戦没王>
出雲国 大国主 →
出雲国 出雲ノ振根 →
吉備国 鬼ノ城温羅 →
1’<高木神:高皇産霊命>
播磨国(明石) 明石国造 都彌自ノ(足尼)宿禰
2’(神皇産霊命・天ノ道根)
周防国(都濃) 都怒国造 男嶋ノ(足尼)宿禰
石見国 石見国造 大屋古命
2”(神皇産霊命・神魂命・神祝命)
備前国(邑久) 大伯国造 佐紀ノ(足尼)宿禰
備中国 吉備中縣国造 明石ノ彦
長門国(阿武) 阿武国造 味波波ノ命
3 出雲(天夷鳥・櫛玉・兄多毛比命)
周防国(大島) 大嶋国造 穴委古ノ命
伯耆国 波伯国造 大八木ノ(足尼)宿禰
3’出雲(天ノ穂日ノ命)
出雲国 出雲国造 宇迦都久怒ノ命
但馬国(美方) 二方国造 美尼布ノ命
3”’出雲(阿遅志貴高彦・観松彦伊呂止)
隠岐島 意岐国造 十揆ノ彦ノ命
3””出雲(大山津見神)大倭・大伴
播磨国(明石) 明石国造 都彌自ノ(足尼)宿禰
6 吉備(吉備津彦)
備前国上道 上道国造 多佐ノ臣
備前国御野 三野国造 弟彦ノ命
備中国下道 下道国造 稲速ノ別
備中国賀陽 加夜国造 中ノ彦ノ命
8(大王分家、大彦命・彦座王)
因幡国 稲葉国造 彦ノ多都彦ノ命
但馬国 但遅麻国造 船穂ノ(足尼)
備後国 吉備穴国造 八千ノ(足尼)
9(天ノ湯津彦命)
安芸国 阿岐国造 飽速玉ノ命
周防国(吉敷) 波久岐国造 豊玉根ノ命
10【新興・大王家】
播磨国(賀茂) 針間鴨国造 市入ノ別ノ命
播磨国 針間国造 伊許自ノ別ノ命
11〔地方豪族・諸家〕
備前・備後国(吉備ノ国) 笠臣国造 笠三枚ノ臣
備後国(風治) 風治国造 大船ノ(足尼)
長門国(穴門) 穴門国造 速都鳥ノ命
<四国地方> 動向がはっきりしませんが、南北朝時代(尊氏再起・細川家増援)に、室町時代(細川京兆家・三好家)に四国の兵は侮れない軍事力となっています。瀬戸内海の運航と大山津神に関連する古代豪族が鍵です。
蘇我氏との関連、橘氏の地方進出関連、鎌倉時代の紀伊との縁の深さ、侮れない地方です。
<戦没王>
不明
*戦没していませんが忍穂耳を撃退した「道速振」
1(高皇産霊命)大伴・大倭
阿波国 粟国造 千波ノ(足尼)宿禰
2(神皇産霊命)
淡路島 淡道国造 矢口ノ(足尼)宿禰
2”(神皇産霊命・神魂命・神祝命)
伊予国(久米) 久味国造 伊予主ノ命
3”’出雲(阿遅志貴高彦・観松彦伊呂止)
阿波国(那賀) 長国造 韓背ノ(足尼)宿禰
土佐国(幡多) 波多国造 天ノ韓襲ノ命
4(饒速日命)物部
伊予国(風早) 風速国造 阿佐利ノ命
伊予国(越智) 小市国造 小致ノ命
9(天ノ湯津彦命)
伊予国(野間) 怒麻国造 若彌尾ノ命
10【新興・大王家】
讃岐国 讃岐国造 須賣保禮ノ命
11〔地方豪族・諸家〕
土佐国 都佐国造 小立ノ(足尼)宿禰
伊予国 伊余国造 速後上ノ命
<九州地方> 「筑紫の君」の反乱、「戦陣を共にし同じ釜の飯を食った戦友」という言葉、どういった関係だったことでしょう。
<戦没王>
肥の国 熊襲ノ打猴
肥の国 熊襲ノ頸猴
肥の国 熊襲ノ與止日女
筑紫国 山門ノ葛築目媛
筑紫国 山門ノ田油津媛
筑紫国 山門ノ夏羽
肥の国 熊襲ノ小城
筑紫国 筑紫君ノ磐井
1(高皇産霊)大伴・大倭
筑後国 宇佐国造 宇佐都ノ彦ノ命
豊前国(日高) 比多国造 止波ノ(足尼)宿禰
対馬国 津島国造 建彌己己ノ命
2(神皇産霊命・天ノ道根)
肥前国 肥前藤津 若ノ彦ノ命
2”(神皇産霊命・神魂命・神祝命)
肥後国(天草) 天草国造 建嶋松ノ命
6(吉備津彦)
豊後国(国崎) 国前国造 牟佐自ノ命
肥後国(葦北) 葦分国造 三井根子ノ命
7(大王家・神武)
肥後国(阿蘇) 阿蘇国造 速瓶玉ノ命
肥前・肥後国(肥ノ国) 火ノ国造 遅男江ノ命
8(大王分家、大彦命・彦座王)
筑前国・筑後国(筑ノ国) 筑志国造 日道ノ命
9(天ノ湯津彦命)
豊前・豊後国(豊ノ国) 豊国造 宇那ノ(足尼)宿禰
10【新興・大王家】
日向国 日向国造 老男ノ命
11〔地方豪族・諸家〕
壱岐島 伊吉嶋 天津水凝ノ命
肥前国(米多) 筑志米多国造 都紀女加ノ命
肥前国(松浦) 未羅国造 矢田稲吉ノ命
<北陸地方> 太古から出雲勢力と深い関係。刺国と越国、そして継体朝へ。阿部氏、日下部、忌部氏、疋田斎藤、天下へ向けて北陸勢力も侮れません。
<戦没王>
信濃国 建御名方
越の国 越ノ安麻背
越の国 越ノ九鵙
越の国 越ノ八掬脛
3”出雲(彦太忍命・武内宿禰)
加賀国(江沼) 江沼 志波勝ノ(足尼)宿禰
越中国(射水) 伊彌頭 大河音ノ(足尼)宿禰
越前国(坂井三国) 三国国造 若長ノ(足尼)宿禰
3””(大山津見神)大倭・大伴
越後国(頸城) 久比岐国造 御矛ノ命
4(饒速日命)物部
飛騨国 斐陀国造 大八椅ノ命
7(大王家、神武帝)
信濃国 科野国造 建ノ五百建ノ命
10【新興・大王家】
能登国 能等国造 彦狭嶋ノ命
能登国(羽咋) 羽咋国造 石城ノ別ノ王
加賀国 加我国造 大兄彦ノ君
11〔地方豪族・諸家〕
越前・越後国 高志国造 市入ノ命
越ノ国(深江) 高志深江国造 素都乃奈美留ノ命(蘇我ノ?)
加賀国 加宜国造 素都乃奈美留ノ命(蘇我ノ?)
<東海地方> 大和の勢力と密接に繋がる尾張勢力。熱田の力が「壬申の乱」、源氏の頼義・義家・義朝・頼朝へと、戦国には織田信長の後ろ盾となって、「天下取り」には欠かせません。
<戦没王>
美濃国 天津国玉
1(高皇産霊)葛城・大伴・大倭
(葛城・尾張)
尾張国 尾張国造 天ノ小止與(おとよ)ノ命 天別・天ノ火明ノ命13世孫。<台与との関連はあるのでしょうか。>
尾張・三河国(宝飫) 穂国造 葛城ノ菟上(ウナカミ)ノ(足尼)宿禰 葛城ノ襲津彦命の4世孫。生江臣の祖。
4(饒速日命)物部
遠江国 遠淡海(とおつおうみ)国造 物部ノ印岐美(イニキミ)ノ命 物部ノ伊香色雄ノ命の息。物部連の祖。
遠江国(山名久努) 久努国造 物部ノ印幡ノ(足尼)宿禰 物部ノ伊香色男ノ命の孫。物部連の祖。
三河国 参河国造 物部ノ知波夜ノ命 物部ノ出雲色大臣の5世孫。
駿河国 珠流河国造 物部ノ片堅石ノ命 物部ノ大新川命の息。物部連の祖。
東美濃国? 三野後国造 臣賀夫良ノ命
8(大王分家、大彦命・彦座王)
西美濃国(本巣) 三野前国造 八瓜ノ命
11〔地方豪族・諸家〕
駿河国(庵原) 盧原(イオハラ)国造 思加武(岡部)ノ彦ノ命 吉備武彦ノ命の息 池田坂井君の祖。
<関東地方> 最初は婚姻で新興軍事氏族の坂東武蔵7党が食い込み、のち親王派遣の直接支配から、在地での婚姻で坂東8平氏の系譜へと引き継いでいくか。
<戦没王>
常陸国 久慈ノ魑魅
常陸国 夜刀ノ神
常陸国 佐伯ノ夜尺斯
常陸国 佐伯ノ夜筑斯
常陸国 佐伯ノ鳥日子
武蔵国 笠原ノ小杵
3 出雲(天夷鳥・櫛玉・兄多毛比命)
武蔵国 无邪志国造 兄多毛比ノ命
武蔵国 胸刺国造 伊狭知ノ直
上総国(菊間) 菊麻国造 大鹿国ノ直
相模国 相武国造 弟武ノ彦
3’出雲(天ノ穂日ノ命)
上総国 上海上国造 忍立化多比ノ命
上総国 下海上国造 久都伎ノ直
常陸国 新治国造 比奈羅布ノ命
常陸国 高国造 彌佐比ノ命
安房国 阿波国造 大伴ノ直ノ大瀧
5(天津彦根ノ命)天照・須佐之男の誓約
相模国(余綾磯長) 師長国造 意富鷲ノ意彌
上総国(望陀) 馬来田国造 深河ノ意彌
上総国(周准) 須恵国造 大布日ノ意彌
常陸国(多珂道口) 道口岐閉国造 佐比ノ刀禰
常陸国(茨城) 茨城国造 筑紫ノ刀禰
常陸国(筑波) 筑波国造 阿閇色ノ命
4(饒速日命)物部
常陸国(久慈) 久自国造 船瀬ノ(足尼)宿禰
伊豆国 伊豆国造 物部ノ若建ノ命 物部ノ天蕤桙(アマノヌボコ)ノ命8世孫。
9(天ノ湯津彦命)
上総国(夷隅) 伊甚国造 伊己侶止ノ直
常陸国(那珂) 仲国造 建借馬ノ命(鹿島ノ命)
7(大王家・神武帝)
下総国 印波国造 伊都許利ノ命
下野国(那須) 那須国造 大臣ノ命
上総国(武射) 武社国造 彦ノ忍人ノ命
10【新興・大王家】
上野国 上毛野国造 彦ノ狭嶋ノ命
下野国 下毛野国造 奈良ノ別
甲斐国 甲斐国造 塩海ノ(足尼)宿禰 狭穂彦王の3世孫・臣ノ知津彦ノ公の息。
武蔵国(秩父) 知々父国造 知知夫彦ノ命
<陸奥地方> 海道平氏の系譜へと婚姻により結びついていくか。
<戦没王>
陸奥国 黒鷲ほか、八人頭衆。
1’(高木神:高皇産霊命)大伴・大倭
越後国(頸城) 久比岐国造 御矛ノ命
5(天津彦根ノ命)天照・須佐之男の誓約
陸奥国(磐城) 石城国造 建許呂ノ命
陸奥国(菊多) 道奥菊多国造 屋主ノ刀禰
陸奥国(岩代岩瀬) 石背国造 建ノ彌依米ノ命
9(天ノ湯津彦命)
陸奥国(安積) 阿尺国造 比ノ止禰ノ命
陸奥国(志田) 思国造 志久麻ノ彦 <陸奥斯波に繋がるか。>
陸奥国(信夫) 信夫国造 久麻ノ直 <9世紀の信夫庄司の家系に繋がるか。>
陸奥国(伊久) 伊久国造 豊嶋ノ命 <陸奥伊達に繋がるか。>
磐城国(白河) 白河国造 塩伊乃己自ノ直
佐渡島 佐渡国造 大荒木ノ直
10【新興・大王家】
陸奥国(宇田) 浮田国造 賀我ノ王 (蘇我氏?)<鎌倉時代の須賀氏に繋がるか。>