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レグロスファーストミッション0

「レオも大変だったな」
レオは、何だか大人びて見えた。
「何がだレグロス?」
「マグマ星人が襲来した後。地球に辿り着き。そこでの試練の連続の日々。レオは良くやったと思うよ」
「フッ。良く調べたな」
レオは少し上を見上げて微笑んだ。
「まぁな。レオだから言うのだが。俺は光の国の在り方に違和感を感じる」
「違和感…か」
そう言うとレオは顎を少し撫でた。
「セブンの指導方法やウルトラ警備隊の少なからず偏向した正義…俺はレオやアストラ同様に光の国と距離を置こうと思う」
レオは空を見つめている。
「俺は、この世界に存在していなかった。結果アブソリューティアンによって存在を許されコスモ幻獣拳をも継承しアストラに救われ今、こうしてレオの前に居られる。だから、こそ違う角度で銀河の安寧を守りたい」
「なるほどな…」
「だからギャラクシーレスキューフォースに入隊する事に決めたんだ」
「そうか。そう言うことか」
「しかし万が一レオやアストラに災いが起これば、いの一番に飛んで行く!」
「ハハッ!レグロスお前は変わらないな」
レオはあの頃の笑顔で答えた。
「レオ。お前は変わったのか?何だか少しクールになったな」
「そうか?俺もアストラもう変わっちゃいないさ」
「おおっ!兄さん!レグロス!神妙な顔して何、話してたんだよ?」
「レオに恋愛相談してたんだ笑」



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