【MTG モダン】LO(ライブラリーアウト)
現時点で調整が落ち着いたデッキの備忘録なメモ書き。
やっと仕事が落ち着いたので画像いれたり少々加筆しました!
(最終更新:2023年5月15日17:53)
■LO(ライブラリーアウト)とは
LOはライブラリーアウトの略で、ライブラリーアウトで勝利するデッキのことです。
ライブラリーアウトデッキと言っても大きく分けて2種類ありまして、
①“対戦相手の”ライブラリーを破壊して勝利
②“自分の”ライブラリーを空にする&ライブラリーアウトを勝利に変えてくれるカードで特殊勝利
の2パターンです。
今回、私が紹介するのは前者の『“対戦相手を”LOさせて勝つ』方になります。
■ライブラリーアウトVer.2
■使ってみた感想
・ライフ20点に対して、LOだと少なくとも40枚以上は削らなくてはいけないので大変かと思っていたが、自分のライフだけ気にしてれば良いので気は全然楽。
・書庫の罠ありきかと思っていたけど、そんなことはなく。忍耐でライブラリー修復されても1回くらいなら全然押し返せる。かなり強い。
・当然の如く、速いアグロや探査や死せる生のような墓地利用デッキを相手にする時にハンパな構築・戦い方をすると大変酷い目に合う。LOデッキの真価が問われるので、腕の見せ所。
■独断と偏見の採用カード個別評価
【メイン】
・廃墟の地/Field of Ruin
対戦相手の土地をかち割った後に何故か自分も土地をサーチして場に出せるので、LO的にはカニの上陸が誘発したり書庫の罠のピッチ条件満たせたりとメリットしかない。
・湿った墓/Watery Grave
相手クリーチャーの攻撃は除去呪文撃たない限りは素通りなので、ショックインばかりすると後でツラくなるかなと抑えめの2枚採用。
・汚染された三角州/Polluted Delta
出す⇒能力起動でカニの上陸を2回誘発させられるので前半使う場合は注意。(かと言って、必要なら迷わず使う判断も大事なのでやや難しい。)
・島/Island、沼/Swamp
モダンのデッキにしてはやや多めな枚数。上記のショックランドを避けているのと廃墟の地などでサーチするので。
・殻船着の島/Shelldock Isle
LOだと秘匿したカードを使う条件をクリアしやすいので、もう1~2枚増量しても。秘匿したことを忘れがちなので注意。
・ディミーアの水路/Dimir Aqueduct
『雲の宮殿、朧宮』がお高くて買う気にならないので、試しに採用してみたたオシャレ枠その①。まともな人なら使わないだろうが、カニの上陸を毎ターン誘発させるために。
・面晶体のカニ/Hedron Crab、遺跡ガニ/Ruin Crab
話以上に強い。コンスタントに上陸し始めるとかなり凶悪。逆にLO相手にした時は即除去しといて間違いない(他に除去撃つ相手もいないので)。
・致命的な一押し/Fatal Push
序盤を乗り切るための軽い除去。猿とかには良いが、想起で出てくる奴らや濁老など探査クリーチャーなどには刺さらなくて手札で腐ることも多いので注意。
・残忍な切断/Murderous Cut
探査な除去なので少ないマナで撃てるのが良い。
・湖での水難/Drown in the Loch
LOにおいては、ほぼ確定除去orカウンターになる優秀カード。今までは相手に恵まれずにずっと家のストレージに眠っていた。
・悪意の熟達/Baleful Mastery
PWもヤれる軽く撃てる除去。普通は対戦相手にカードを引かせたくないが、LOデッキなら中盤以降は最後の一押しにもなるので採用。
・外科的摘出/Surgical Extraction
Φマナで隙なく使える超優秀カード。黒赤想起やエムラクールなどウザい相手や天敵など撃つ相手には困らないのでLOには必須。
・墓所への乱入/Crypt Incursion
相手の墓地を対策しながら自分のライフを大量に回復できる。アグロ相手だと生命線になるので、邪魔されないよう注意。
・彼方の映像/Visions of Beyond
LOデッキなら1マナ3ドローできる、つよつよカード。
・対称な対応/Scheming Symmetry
LOデッキなら相手がサーチしたカードは削って落としたり、書庫の罠のピッチ条件も満たせるのでメリットしかない。
・書庫の罠/Archive Trap
フェッチランドが蔓延しているモダンでは簡単にピッチで撃てる=0マナで13枚削る、破格なライブラリー破壊カード。上記の通り、無理やりサーチさせて条件満たすことも多い。
・正気破砕/Fractured Sanity
使ってみるまでは3マナはやや重いと思っていたけど、14枚削るのはやはり尋常じゃない。
・ターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughter
第二の正気破砕。リバイアサンクエストみたいなデカブツが多いデッキ相手の時は大人しくサイドアウト。
・正気減らし/Fraying Sanity
オシャレ枠その②。出す前に削ったカード枚数も参照するので、思ったほどは使いにくくなく割と強い(と思った)カード。
これだけだと何の仕事もしないが、催眠の宝珠などほぼ毎ターン安定して削るカードがあると強いし、出てる状態で正気破砕しようもんなら必殺級の威力に。
・催眠の宝珠/Mesmeric Orb
自分にも効果が及んでしまうが、序盤から後半まで活躍する。カニと違って、自分が何もしなくても(大抵相手は何かするので)勝手に仕事する相当な嫌がらせカード。
【サイドボード】
・根絶/Extirpate
天敵やウザい奴らが多い場合に追加投入する。
・魂標ランタン/Soul-Guide Lantern
墓地対策。牽制にもなる。
・呪文貫き/Spell Pierce
軽いのが魅力だが、個人的にはやや微妙。大人しく否定の力に??
・残響する真実/Echoing Truth
無限トークンを刺せるカード。『最高工匠卿、ウルザ』&『飛行機械の鋳造所』のソプターコンボでライフ1万点得られても、トークン1万体に殴らせなければコチラは問題ないので。
・取り除き/Eliminate
クリーチャーも除去できるが、どちらかと言えばレン六や某ハゲなどの軽量PWに撃つ。
・才能の試験/Test of Talents
普通は相手にカードを引かせたくないが、LOならそれがメリットにもなるので。オシャレカード。
・夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render
みんな大好きアショクさん。主に忠誠度能力を目当てにしているが、常在型能力も結構強力。書庫の罠や湖での水難など食い合わせが悪いカードも自分のデッキにあるので注意(逆に、対称な対応などには追い風)
・墓所への乱入/Crypt Incursion
ライフがもたない時に追加で。
・罠の橋/Ensnaring Bridge
引きこもるためのカードだが、個人的に微妙な感じ。そんなに手札が空にならない??
・滅び/Damnation
言うまでもない全体除去。
■【閑話】採用検討のカード
・軽微なつまづき/Minor Misstep
・消えないこだま/Haunting Echoes
・雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds
・虚空の力線/Leyline of the Void
・ジェイスの幻/Jace's Phantasm
・第三の道の創設/Founding the Third Path
・不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable
ライブラリーアウトVer.1(チームモダン時)
チームモダンでデッキを10個くらい新作した時の1つ。モダンのLOに興味はあったものの、対戦したことはなく、強いのか疑問に思っていた頃。なので、『不可思の一瞥(¥240×4枚)』をケチって『強行+突入』や『荒れ狂う騒音』が入っている。この時は対戦相手が濁老を使っていて酷い目に合った。
「せっかく『書庫の罠』4枚買ったのに!」とやる気出して組みなおしたのが前述のVer2。Ver2を使うとVer1がいかに中途半端な出来だったかがよく分かる。ちなみに、Ver2でも(全くプッシュが刺さらない)濁老やドラコの末裔のような連中は嫌いである。
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