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ブラックバーン -黒単バーン-【MTG モダン】

忘れないようにとりあえず書いてみましたが、自身の備忘録みたいなものなので読みにくいかもしれません。少しずつ直して体裁整えていきますので、ご容赦ください。その際、急に大幅な加筆・修正することがあります。
最新修正日:2024年2月14日 14時40分



■きっかけ

いつも2人でモダンを遊んでいる相手と新作デッキを各々8個ずつ作ってきて遊ぼうという時に

「そういえば、自分はラクドス想起とか環境上位のデッキも使うけど作るデッキは黒メインだし、赤単・ボロスカラーを基本的に使わないから恐らく相手はバーンデッキと戦ったことなさそう・・・晴れトーークでバーン回見て面白かったし、ちょっと試しに作ってみようかな!」

と思い、デッキリストを見ていたら黒緑バーンを発見。バーンなのに赤使わないの???。しかも黒いバーンって、自分に合ってるんじゃない!?となったのが始まりでした。その時見て参考にしたデッキリストが

■参考リストその①:ラクドスバーン(ほぼ黒単)

大会名:Modern League - 2023/10/13
フォーマット:モダン
アーキタイプ:バーン
プレイヤー:ZAPHOD_BEEBLEBROXさん
タグ:マジックオンライン
成績:5-0
開催日:2023/10/13

●メインボード(60)
【土地:20】
4:
湿地の干潟/Marsh Flats
1:
血の墓所/Blood Crypt
7:
沼/Swamp
1:
ヒル溜りの沼/Leechridden Swamp
1:
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
4:
無声開拓地/Silent Clearing
1:
ロークスワイン城/Castle Locthwain
1:
滅びの山/Mount Doom

【クリーチャー:12】
3:
潜伏工作員/Sleeper Agent
4:
ドロスの大長/Chancellor of the Dross
3:
鋸刃蠍/Serrated Scorpion
2:
甦りし悪夢、ブレイズ/Braids, Arisen Nightmare

【呪文:28】
4:
魂の撃ち込み/Soul Spike
1:
魂の刈り取り/Soul Reap
4:
夜の衝突/Bump in the Night
2:
集団的蛮行/Collective Brutality
4:
ゴンティの策謀/Gonti's Machinations
2:
剣呑な交渉/Sword-Point Diplomacy
3:
君主の一噛み/Sovereign's Bite
4:
大牙勢団の襲撃/Okiba Reckoner Raid
4:
望み無き悪夢/Hopeless Nightmare

【サイドボード:15】
2:
魂の刈り取り/Soul Reap
3:
ラクドスの魔除け/Rakdos Charm
2:
致命的な一押し/Fatal Push
1:
仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2:
絶望の力/Force of Despair
2:
思考囲い/Thoughtseize
3:
大群への給餌/Feed the Swarm

参考HP

■参考リストその②:ゴルガリバーン

大会名:Modern League - 2023/11/17
フォーマット:モダン
アーキタイプ:バーン
プレイヤー:SHAWMANさん
タグ:マジックオンライン
成績:5-0
開催日:2023/11/17

●メインボード(60)
【土地:18】
4:
湿地の干潟/Marsh Flats
3:
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
1:
草むした墓/Overgrown Tomb
1:
血の墓所/Blood Crypt
4:
沼/Swamp
4:
育成泥炭地/Nurturing Peatland
1:
ヒル溜りの沼/Leechridden Swamp

【クリーチャー:15】
4:
潜伏工作員/Sleeper Agent
4:
ドロスの大長/Chancellor of the Dross
3:
薄暮薔薇の棘、ヴィト/Vito, Thorn of the Dusk Rose
4:
オークの弓使い/Orcish Bowmasters

【呪文:27】
4:
魂の撃ち込み/Soul Spike
3:
血の署名/Sign in Blood
4:
夜の衝突/Bump in the Night
4:
ゴンティの策謀/Gonti's Machinations
4:
ウィザーブルームの命令/Witherbloom Command
4:
大牙勢団の襲撃/Okiba Reckoner Raid
4:
望み無き悪夢/Hopeless Nightmare

【サイドボード:15】
2:
魂の刈り取り/Soul Reap
4:
汚染された地/Contaminated Ground
3:
穢れた療法/Tainted Remedy
3:
ラクドスの魔除け/Rakdos Charm
3:
碑出告が全てを貪る/Hidetsugu Consumes All

参考HP

この2つ。正直、これらのリストはかなり強いと思いましたが、どうせなら黒単で作りたいと思い、自分の趣味に合うカードを加えてみた現在のデッキリストがこちら!

■ブラックバーン

●メインボード(60)
【土地:17】
4:
湿地の干潟/Marsh Flats
7:
沼/Swamp
1:
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
4:
無声開拓地/Silent Clearing
1:
ロークスワイン城/Castle Locthwain

【クリーチャー:12】
4:
潜伏工作員/Sleeper Agent
3:
鋸刃蠍/Serrated Scorpion
1:
ブラックブルームのならず者/Blackbloom Rogue
4:
ドロスの大長/Chancellor of the Dross

【呪文:31】
4:
夜の衝突/Bump in the Night
4:
望み無き悪夢/Hopeless Nightmare
4:
ゴンティの策謀/Gonti's Machinations
4:
血の長の昇天/Bloodchief Ascension
3:
精神クランク/Mindcrank
3:
君主の一噛み/Sovereign's Bite
1:
魂の刈り取り/Soul Reap
2:
集団的蛮行/Collective Brutality
2:
剣呑な交渉/Sword-Point Diplomacy
4:
魂の撃ち込み/Soul Spike

【サイドボード:15】
2:
魂の刈り取り/Soul Reap
2:
穢れた療法/Tainted Remedy
1:
仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2:
絶望の力/Force of Despair
4:
思考囲い/Thoughtseize
4:
大群への給餌/Feed the Swarm

黒が濃いZAPHOD_BEEBLEBROXさんのリストをベースに、自分好みのカードを入れて黒単化してみました。
大事なコンセプトは

黒単色』

ということ。
黒混じりのラクドスバーンもリストは結構ありましたが、”赤”使うなら普通のバーンで良くない?と思うので。あと、黒単バーン=ブラックバーンはパウパーのブラッドバーンにあやかって名乗ってます。
※どう考えてもラクドスにした方が楽。



■使ってみた感想

・オリジナルよりもっさりしているが、結構強い。バーンを名乗っているが、ドレインが多く非常に楽。
スパーリング相手曰く、
『ゲーム始まる時点でライフが30対10なのはおかしい。フェッチからショックインしたら即終わりかねない。※大長が初期手札に3枚あった時(正確には29対11スタート)。おまけに回復するから、体感的にはライフ2回分の40点くらい削らないと倒せない。』

・最悪1マナでもそこそこ回るのが恐ろしい。土地詰まると手札溜まるので、魂の撃ち込みがピッチで撃ちやすくなったり集団的蛮行の増呪が使い易くなる。どうなってるんだ。

・ライフ回復するカードが多いので、クリーチャーは基本的に無視して相手に叩き込む。基本的にはカードを順番に使っていくだけなので悩まなくて良いので非常に楽。

・とは言え、後半息切れすることも多い。土地しか引けない病が発症すると厳しいので。最大の敵は自分。

神聖の力線は本家:赤バーン同様嫌いなカードだが、デッキ内には対象取らないカードも多いので頑張れるし、何よりブラッドクランク決められれば問題ないので赤バーンより心穏やかに戦える。


■独断と偏見の採用カード個別評価

湿地の干潟/Marsh Flats
一番安い沼系フェッチランド。デッキ自体は無くても回せると思うが、土地以外を引く確率を上げる為に。

沼/Swamp
高級基本沼。最近売ってない。


ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
フェッチもマナ出るようになるし、キャノピーランドもダメージなくマナ出るようになるので。

1枚くらい沼と差し替えて入れても良いかなという枠。

無声開拓地/Silent Clearing
出して早々に生贄にしてしまうことも多い。

ロークスワイン城/Castle Locthwain
結構な量をドレインするので、そこらのデッキよりはドロー能力の起動回数多くても大丈夫。

潜伏工作員/Sleeper Agent
20年前は使い方が分からなかったカード。今も正直よく分からない。フィニッシュターンの2ターン前くらいに出ていると非常に良さげだが・・・運用が難しい。神聖の力線出された時にはコントロールが移動しないのでスーサイド要員になる。

まさか、1ターン目からでも出す???

鋸刃蠍/Serrated Scorpion
嫌がらせが過ぎるカード。ルーズじゃなくてドレインなのが超偉く、しかも対象取らずに2点も吸える。タフネスも何故か2ある。

ラガバンと相討ち?。喜んで!!

ブラックブルームのならず者/Blackbloom Rogue
クリーチャー自体の性能は高くないが、土地枠で魂の撃ち込みのピッチコストにできるのと、大牙勢団の襲撃の抜けた穴を埋める要因。出してチャンプしたり、威迫も付いてるので1回ダメージ通せたら最高。正直、効果だけならゾフの消耗の方が断然良いが、このデッキで6マナ出ることはまずないのでこちらを採用。

サーペントクエストでお世話になっております。

ドロスの大長/Chancellor of the Dross
初手にくるか来ないかで評価が180°違うカード。ゲームが始まれば場に出ることはないので、ディスカード・ピッチコスト要因。私は初手3枚スタート実績あり。

流石に初手4枚来ると怖い。

夜の衝突/Bump in the Night
デッキ内最高のマナ効率の呪文。黒い稲妻。赤を捨てたのでフラッシュバックすることはないが、バーンで6マナは早々無いので良いかなと。

欲を言えばドレインしたかった(強欲)

望み無き悪夢/Hopeless Nightmare
ディスカードのついでに何故か2点もライフを削る優秀カード。3マナ生贄は結構重いので出した後は置物になりがち。

ゴンティの策謀/Gonti's Machinations
基本的にエネルギーカウンター貯まっても即起動はせず、続けて貯めていけば後続が来た時にそちらも即使える。エネルギーカウンター2個ある状態で、2枚が場にあると恐ろしい攻撃牽制効果がある。

1枚だとそうでもないが・・・。

血の長の昇天/Bloodchief Ascension
探索カウンターを載せていくのは相変わらず悠長だが、その後は対象を取らないのが偉い。おまけにルーズでなくドレイン。精神クランクと組み合わせて必殺技:ブラッドクランクになる。このコンボのおかげでデッキの安定性は下がっているが、相手がライフ回復デッキだろうが決まれば必殺だし、単体でも探索達成していれば相手が呪文撃ったりフェッチ切る度に2点ドレインなので個人的には悪くない。探索カウンターを載せる条件が2点以上なので、それに合わせてデッキ内のカードは2点以上のダメージを当てるようになっている。

精神クランク/Mindcrank
血の長の昇天使うならセットで使うに決まってるカード。単体では強くないので3枚の採用にしている。

君主の一噛み/Sovereign's Bite
2マナかかってしまうが、3点回復は偉い。


魂の刈り取り/Soul Reap
デッキ内で数少ないクリーチャーに撃つ呪文。最初、緑対策のカードだと勘違いしてた。プレイヤーしか狙わないデッキと思われがちなので、刺せる場面はある。

集団的蛮行/Collective Brutality
このデッキでは2マナ2ドレインの時点で合格なのに、+αが出来る時点でただただ強い。とはいえ、手札をピッチコストにしたいことも多いので、そんなに増呪出来ないことも多いので注意。

剣呑な交渉/Sword-Point Diplomacy
息切れ防止のようなバーンカード。「手札に加えられてどうせドレインされるくらいなら!!」と全て追放してライフを9点払う漢気ある対戦相手もいる。

土地は大体スルーされるので、もらえます。

魂の撃ち込み/Soul Spike
このデッキの必殺技、通称『黒い火炎破』。大長が主食。このデッキで生撃ちはほぼ不可能。ピッチコストは土地ではなく黒いカードでないといけないので、撃てずに悩ましいことも多い。

実はあんまり売ってない。

穢れた療法/Tainted Remedy
バーンの大敵:ライフゲインデッキをシバく為のカード。やや重いが、効果は抜群。

※自分の回復は邪魔しない。

仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
軽量リセットカード。Xは最大で2だが、長期戦うデッキではないので。黒マナだけでX=2で唱えて、相手のX=1のチャリス割ったりも可能。

絶望の力/Force of Despair
ピッチスペルは相性悪くないので採用。こちらよりも速く攻めてくるクリーチャーデッキや、死せる生みたいに一度に複数クリーチャー出す相手に。

思考囲い/Thoughtseize
黒単だとアーティファクトは対策出来ないのと、フィニッシュ前に前方確認できるので。

大群への給餌/Feed the Swarm
黒で希少なエンチャント破壊。主に神聖の力線を狙う係。

過去の受難/Suffer the Past
バーンな墓地対策その①。墓地の侵入者とどっちが良いかなー、と1枚ずつ入れてみた。マナはかかるが、インスタントタイミングで撃てるのが強み。

墓地の侵入者/Graveyard Trespasser
バーンな墓地対策その②。過去の受難とどっちが良いかなー、と1枚ずつ入れてみた。クリーチャーなので脆いが、場に出た時点で仕事出来るので。殆どクリーチャーが入っていないデッキなので相手が除去とか減らすであろう2戦目以降なら刺せるかも。


■最後に

以上、長々とお付き合いありがとうございました。
総評としては、正直、LOと同じく友達相手にはあんまり使わない方が良いんじゃないかって感じしますね・・・こんなの相手にしてたらメタが異常に歪んじゃうんじゃないかなぁ💦(メインから神聖の力線4積みみたいな)。
あとは『バーン』を名乗っているのにライフめちゃくちゃ回復するので、赤バーンの人から刺されるかもしれませんね・・・。

何はともあれ、強くて、かつモダンでは比較的安く作ることが出来るデッキですので、皆様是非遊んでみてください!

それでは、良きモダンバーン改めドレインライフを!!


■【閑話】不採用・保留カード

主に自身へのメモ。入れたいけどどうしようかなというカード。

●入れ替え候補

大牙勢団の襲撃/Okiba Reckoner Raid
実は結構強いカード。ターンはかかるが1マナで合計2点ドレインは優秀。変身した後に威迫付いてるのも地味に偉い。ホントは抜きたくなかったが、血の長の昇天の探索カウンターを載せる条件が2点の為、泣く泣く降板。

殴って良し、チャンプでサヨナラしても良し。

ヒル溜りの沼/Leechridden Swamp
何気に沼なので、余裕ある時にフェッチで持ってきておくと暇つぶしできる。

吸命/Syphon Life
マナ効率は悪いが、息切れ対策に。

ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage
回顧や増呪などディスカード要員として。微妙かも。

侵入者への呪い/Trespasser's Curse
サイド要員。

暮影の騎士/Knight of Dusk's Shadow
ライフを異常に回復する相手用。小型で脆いが、威迫あるので1~2発は殴れそう。

薄暮薔薇の棘、ヴィト/Vito, Thorn of the Dusk Rose
単体では何もしないのがネックだが、かなりシナジーある。特に魂の撃ち込みはフルタップで出しても隙を晒しにくく、威力も上がるので相性抜群。

甦りし悪夢、ブレイズ/Braids, Arisen Nightmare
デッキ内にクリーチャーが少なく、と違って除去しても何の問題ないので、手持ち無沙汰な除去が飛んできがちで非常にやられやすい。が、エンド時に能力が誘発するので、出して即座にやられなければターン跨がず仕事する。

餌投げ/Fodder Tosser
無色なのが嫌だが、息切れ防止になる?

ランクルのいたずら/Rankle's Prank
現状4マナが重いので保留。このデッキなら2番目・3番目はほぼノーリスク。

めっちゃ使いたい。

血管の施し/Alms of the Vein
ディスカードギミックを大々的に採用したら、なカード。

呪われたトーテム像/Cursed Totem
サイド要員。

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