8.世界遺産検定、マイスター受験に一歩踏み出せない理由
世界遺産検定1級取得、その後2年連続リスタ受験。
そろそろマイスターにトライしたいな、と思いつつ、一歩踏み出せないワタシ。
今日はその理由を内省してみようと思います。
1級までとマイスターの明確な違い
世界遺産検定は、4級・3級・2級・準1級(今年から新設)・1級、そしてマイスターがあります。
正直言って1級までなら、とにかくひたすらテキストを読んで過去問やりまくればなんとかなります。
なぜなら、1級までは4択のマークシート式だから。
遺産名の正式名称を知らなくても、構成資産の全てを知らなくても、世界遺産の価値理解がテキトーでも、なんとなく覚えてるだけで答えられます。
ところがマイスターは違う。
マイスターは完全記述式、論文形式。
『なんとなく』覚えてる程度ではまず書けません。
受ける予定がなかった為あまりちゃんと調べてないんだけど、マイスターって、世界遺産の基礎知識に関する語句の説明を問う問題が2~3問あって、世界遺産条約とかの説明を指定の語句を使って論述する問題が1問あって、時事問題に絡めた世界情勢とかを具体的な遺産名を例えに出して論述する問題が1問あって、という構成だったと思います。
まとめて暗記することとか、時事問題からヤマカン張るとか、そういうことは出来そうだけど、そこと世界遺産を絡めるのが難しそうで……いや、トライしようと決めれば何がなんでもやるんだけど、うーん……そもそも、なんで世界遺産検定受けたかったんだっけ?
世界遺産検定を受けた理由
きっかけは単純に海外旅行が好きで、世界遺産を見て回るのが好きで、旅行しているうちに、もっと細かい所まで知りたい!と思ったのが最初の一歩。
でも頑張って1級まで取れても、実はその場限りの記憶で、検定が終わってしまうとその知識は遥か遠く。
テレビで世界遺産のことが流れても、テキストのあの辺りになんか書いてあったなー、程度の記憶は呼び起こされるけど、結局4択で答えられる程度の覚え方だから、実生活で「これ知ってる!」となることは少なかった。
だから、繰り返しリスタを受けることで記憶の定着をしよう!と考えて毎年リスタを受けてるわけだけど。
それで当初の目的の、世界遺産を細かく知りたい!というのは果たされているんだろうか?
リスタを受けて思ったこと
昨年の7月にリスタ2回目を受けたわけだけど、その勉強中にすっごい脱力感というか、虚しさというか、何やってんだろう?みたいなことを思ったわけですよ。
結局は4択のマークシートのテスト対策なわけで。
ひたすら読んで過去問やる、という部分は変わらないわけで。
結局、『なんとなく』分かれば良しな覚え方しかしていないわけで。
もっと単純に、1級でいかに高得点を狙うか、みたいな目標だったら違うのかもしれないけど、『世界遺産を細かく知りたい!』なんていう、あまりに抽象的かつゴールが分からない目標であるがために、リスタを受けて何になる?みたいなことを思っちゃったわけです。
マイスターで目標が叶うのか?
かといって、マイスターにトライして仮に合格したとして。
私の目標は達成したと言えるのだろうか?
ここまで書いてふと浮かんだのが、仕事でよく使うPDCAサイクル。
何かを新しく始めたり業務改善する時に使うといいよ〜とか言われるけど、まあP(プラン)の段階で躓いてますよね〜。
目的目標があまりに抽象的すぎて、ろくなプランニングが出来ていない。その状態でDo、つまり検定を受けてるから、合格という結果を手に入れても、アセスメントで目標達成と言えるのか評価出来ず、結局その先に進むことができない。
なんとも中途半端なことになってますなぁ。
結局?
今年、4年ぶりにテキストが改訂されるので、それは買おうと思ってます。
その結果どうするのかな。
またリスタ受ける?
思いきってマイスターに舵を切る?
新しい挑戦をした方が、見える景色も違うかもしれないけど。
確固たる目標を据えておかないと、マイスター受験まで気持ちを持ち続けられない気もするんだよね。
まあつまり。
まだ決まってないんですけどね。
世界遺産検定の認定カードコンプを目標に、4級と準1級受けるのもいいな、とか思ってきたよ(笑)
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