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ファジアーノ岡山、悲願のJ1昇格!木山隆之監督が語る感動と絆



2024年12月7日――ファジアーノ岡山がクラブ史上初となるJ1昇格を決めました。J1昇格プレーオフ決勝でベガルタ仙台を相手に2-0で完勝し、16年越しの夢がついに実現。試合後、木山隆之監督は涙ながらに感動を語り、チームとファンが一丸となった快挙を振り返りました。






16年の歩みが結実した歴史的勝利


ファジアーノ岡山は今季のJ2リーグを5位で終え、昇格プレーオフ準決勝ではモンテディオ山形を撃破。そして迎えた決勝の大一番。前半20分、末吉塁の鮮やかなゴールで先制すると、後半には本山遥が追加点を奪取。攻守にわたる堅実な戦いで仙台の反撃を封じ込め、ついにJ1昇格を果たしました。


試合終了の笛が鳴った瞬間、選手たちの表情は歓喜と安堵に包まれ、スタンドのサポーターも熱い声援でチームを称えました。この日、シティライトスタジアムは「岡山がひとつになる瞬間」を目撃しました。






木山監督の涙、「感無量です」


試合後、木山監督は涙を浮かべながら感謝の言葉を述べました。


> 「感無量です。ありがとうございます。もう何も言うことがないです。ここにいる全員、ファン・サポーターとチームのすべての人たちと努力し合い、たどり着いた結果です。本当に嬉しいを通り越して、最高の気持ちです。」




さらに、「選手たちは何も恐れずにプレーしてくれた。仙台さんの圧力に押される場面もありましたが、堅い守備から力強く攻める姿を安心して見ていました」と語り、選手たちの奮闘を称賛しました。






クラブの原点に立ち返る勝利


木山監督は、岡山の歴史に触れながら、この勝利がクラブの努力の集大成であることを強調しました。

> 「創設時から頑張ってきた人たちの歴史の積み重ねです。その努力を受け継いできたのが、ファジアーノ岡山の原点です。それを形にできて良かった。本当にありがとうございます!」








“3度目の正直”で掴んだJ1への切符


ファジアーノ岡山は2004年に創設。県リーグから中国リーグ、JFLと着実に歩みを進め、2009年にJ2昇格を果たしました。しかし2016年、2022年と昇格プレーオフで涙を呑み、J1の壁に阻まれてきました。今年でJ2在籍16年目――ついに「3度目の正直」で悲願を達成しました。






新たなステージへ、地域とともに歩む未来


ファジアーノ岡山の快挙は、地域密着型クラブとしての努力と、サポーターの熱い支えがあってこそのものです。木山監督が語った「ここにいる全員の勝利」という言葉は、チームと地域がともに築き上げた絆を象徴しています。


来季から挑むJ1の舞台。新たな挑戦が待つ中、ファジアーノ岡山の戦いは始まったばかりです。この歴史的な快挙を胸に、さらなる飛躍を目指して――ファジアーノ岡山の未来に期待が高まります!



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