おはようございます。
昨日も引き続き、連日続くドル売り、円買い、金利低下、株高の流れが続いた一日。特に米国の20年債入札が好調だったことも金利低下に拍車をかけました。その他にもムーディーズによるイタリアの格付け据え置きがイタリア債にとってポジティブ(≒債券全体にとってポジティブ、金利低下要因)な報道となっていました。
ドル円はドル売りもそうですが、円買いの動きにふらされ、朝方に150円の大台を試すのに失敗し、148円台前半まで値を落としています。
金利の動きにドル売りは起因していましたが、円買いの動きは以下の引用の通り、フローの可能性があることから、巻き戻しに注意したいところ。
昨日の米20年債入札の結果からすれば、ドル円は148円割れを見てもおかしくはない気がしましたが、目下数日のチャートを見てみると少しだけ下げの勢いが削がれているようにも見えます。
米金利の低下に対してドル売りでの反応の大きさも逓減しているますし、さらに円買いに関しては米金利の動きとは相関なく動いているようにも見えます。
金利の再上昇リスクを鑑みれば、ここからはドル円の押し目買いを探ることに妙味があるように思います。