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北大医学部起業部(MNI)について

北大医学部起業部(MNI)は、2022年4月に北海道大学医学部公認のもと活動を開始しました。

医療界のチャレンジャーを輩出する団体になれたらと思っています。


創部目的

北海道大学医学部の学生を中心に創部した我々は、
北海道から世界を代表する医療スタートアップ企業を創出する』ことを目的に、北海道で医療スタートアップのエコシステムを作っていきます。

上記の最終目的を目指し、具体的な活動をご紹介します。

1. 医療スタートアップイベントの開催

札幌市の医療ベンチャー創出のエコシステムを醸成するため、北海道の主要な医療ステークホルダー(医療系民間企業様、北海道大学病院といった方々)にご協力をいただきながら、スタートアップイベントの開催をしています。

(ご参考までに)過去開催したイベント・勉強会のご紹介になります。

1-1. 『医療ビックデータとスタートアップ in Sapporo

医療系VC、北海道大学病院の教授、医療データ活用を事業に添えた企業のCEOの方々をお呼びしたイベントを開催しました。

医療ビックデータとスタートアップ in Sapporo 

北大医学部生をはじめ、札幌医科大学、北海道医療大学といった医療系大学の学生、北大の産学連携の方、道外のVCの方々にもご来場いただきました。

会場の様子

イベント内のネットワーキング時間には、多様なバックグラウンドを持った方々の交流が生まれました。少しずつ北海道の医療スタートアップのエコシステム形成に貢献していきたいと思っています。

1-2.宇宙×医療『北海道×航空宇宙医学の可能性

宇宙×医療という未開拓領域の勉強会も

宇宙×医療というような未開拓領域の勉強会・イベントも行っています。
将来的に宇宙領域においても、医療を中心に添えたスタートアップが出てくる可能性を大いに感じています。

1-3.小規模の学内勉強会 + 外部イベント参加

学内での小規模勉強会も開催しています。

勉強会の様子

● 医療系スタートアップ 🏢
● 国境なき医師団(MSF) 🧑‍⚕️👩‍⚕️ 
● 病院経営 🏥
● 宇宙医学 🚀
● 開発途上国への医療支援 

また学内勉強会をすることで終わりではなく、その延長線上で学外イベントに参加することも大切にして、企画・運営しています。

● その分野の人に会いに行き話を聞く
● 施設見学
● 外部イベントの参加

例えば、札幌市で開催された国境なき医師団のイベントに参加しました。

国境なき医師団(MSF)のイベントへ参加

2.  北海道の医療系チャレンジーの集結

医学部起業部は『北海道の医療分野におけるチャレンジャー(イノベーター+ アーリーアダプター)が集まるような場所』にしていきます。

(ここからは少し長くなるので飛ばしていただいて結構です🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️)

『なぜ新しい分野へ興味を持つ・チャレンジする北海道の医療系学生を集めるのか??』

我々医療系学生を含め、人が何か新しいモノ・コトに挑戦する際には大きなリスクが伴います。それゆえ"周り者の行動"(同調圧力)が自分の思考に強く働きかけることがあります。しかしその一方で、それを気にせず自分の興味関心に基づき行動する者もいますよね。

これらは『イノベーション普及学』という本の中で言及されていて、
その中の『イノベーター理論』により5つに分類されています。

イノベーター理論

イノベーターとは、冒険心があり、新しいモノを積極的に導入する層。
全体の約2.5%を占めると言われています。

アーリーアダプターとは、イノベーターほど急進的ではないものの、世間や業界のトレンドに敏感であり、日頃からアンテナを張り情報を収集する層です。全体の13.5%を占めると言われています。別名「オピニオンリーダー」「インフルエンサー」などとも呼ばれます。

アーリーマジョリティーとは、全体の平均からは高い情報感度を持つものの、前の2つのタイプと比較すると新たなモノ・コトに対して、慎重な姿勢を取る層です。全体の34%を占めると考えられています。
「流行に乗り遅れたくない」という気持ちを持っており、テレビや世間などの話題に反応したり、芸能人が使っているモノを欲しがったりするなど、流行に敏感に反応します。イメージしやすいのは中高生です

レイトマジョリティとは、新しいモノ・コトに対して懐疑的であったり消極的な層のことで、全体の34%を占めていると言われています。

ラガードとは、最も保守的であり、新しいモノ・コトに対してほとんど興味・関心を持っていない層のことです。全体の16%を占めると言われています。

医療系学部は在学中から卒業後以降に及び、長く同じ集団の中に身を置く傾向があるため、「集団の中にいるとついつい他人と同じ行動をとってしまう心理」(同調性バイアス)が働きやすい環境のように思います。

その環境に身を置くと、なかなかイノベーターやアーリーアダプターが出てきにくいんですよね。

またその環境の中で出てくるイノベーター、アーリーアダプターは非常に貴重な一方で、新しい分野へのワクワク・情熱が周りと共有しづらく、心細い気持ちがします。北大医学部内で彼らは今まで学年を超えて個人個人でつながっていました。そこで「せっかくなら一度に集える場所を作ろう」という話になり創部しました。

新陳代謝を上げていき、北海道から医療のチャレンジャーを輩出できるような場所にしていきたいと思います。

活動内容

北医起業部の具体的な活動としては、以下のことを行っています。

● ゲスト招いたイベント・交流会(医療系VC、医師起業家など)

●『学内勉強会』

● 札幌での外部イベントの参加
 (過去には国境なき医師団、経営者、弁護士などの集まりへの参加も)

対象学生

北大医学部のみならず、札幌医科大学、旭川医科大学、獣医学部生、歯学部生、薬学生、医療系専門学生も募集しています。
もし興味ある勉強会がありましたら、ぜひ参加してみてください。
その際は以下のメールアドレスに連絡ください!

最後に

北海道大学医学部を中心に、北海道で医療スタートアップのエコシステムを作っていきます。医療関係者の方、スタートアップ関係者の方、その他ご講演していただける方、もし応援してくださる方がいましたら、以下のメールアドレスにてぜひご連絡ください!どうぞよろしくお願いいたします。

【連絡先】  北大医学部起業部(MNI):meth.hokui@gmail.com
【X・Twitter】https://twitter.com/meth_hokui

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