頭の中は、まとまっていない
わたくしが、書いたり話したりすることがあまり得意でない理由に、
頭の中で、考えが一つにまとまっていないということがございます。
普段から考えてないからかもしれませんが、
このことについて書いてみようと存じます。
おそらく討論される時などは、
ご自身の立場をはっきりさせる必要がございますが、
そうでなければ、時間が許すのであれば、
自分の頭の中を見回しても面白いかもしれません。
確か、フロイト様が社会心理学ということを説明されるときに、
一人の頭の中は教室のようなものでございまして、
逆に複数の人からなる集団をお調べすることによって、
一人の人の心の中に近づこうとするというようなことをおっしゃったかと
どこかで読んだ気がいたします。
まさに、わたくしの頭の中も、
満場一致であることは少なく、
反対意見を持つ部分も、
そもそも興味がなくてお外を見ている部分もあったりございます。
善悪ということに関しましては、自分の中の、
よろしい部分を天使、よろしくない部分を悪魔として、
対決させるという類型もどこかでお見かけいたします。
親しい方や尊敬する方が、
自分の中にいらっしゃることもございます。
この方ならこうお考えになるだろうなといったことなど、
その場にいらっしゃらなくても、
助言を頂けたりすることもございます。
何かを考えられる時は、
頭にあるものをどんどん書き出していって、
それらのつながりや関係を見たり、
整理してまとめるということをされることが多いように存じます。
何かをされる時は、
それらをおまとめになって、
一つのことに向かわせることがおできになることが、
集中力が高い状態であるように存じます。
やる気というものは、
実際にやり始めることで出てくるものであると、
どこかで拝読いたしました。
確かに、やらなければならないとお決めになると、
頭の中はそれを達成するために動き始めるように存じます。
頭とはさみは使いようとおっしゃいますが、
上手に導いて差し上げたら、
わたくしの頭でもそれなりに使えそうな気がしてきました。
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