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わたしのバレンタイン2025

あけましておめでとうございます。
今年初めての投稿につき、誰が何と言おうと年が明けためでたさは伝えていきます。あけましてとってもおめでとう。

さて、今年の目標は「2か月に1本投稿をする」こと。
2024年は月1投稿を目標としていましたがとても悲惨な結果になってしまったため、もう少し現実的な目標から始めることにしました。

個人的にnoteは投稿ボタンをクリックするまでの道のりが長い、とても長い。
書こう書こうと頭では思っていても、題材を考え、サイトを開き、投稿をクリックし、書き始める、このプロセスの最初のステップである題材選定でうんうん一生悩んでいる。
そのくせいざ書いているときは独特の快楽物質が出ている気がする。私はこれを「ノトレナリン」と名付けた。
そんなノトレナリンを垂れ流しながら書いた文章、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。



時は2月下旬、そう、バレンタイン、が終わった。

私は数年前からチョコレート沼に足を突っ込んでいる。
きっかけは「失恋ショコラティエ」というドラマ。
松潤演じるイケメンショコラティエが石原さとみ演じるヒロインをと結ばれるべくあれやこれやと手を尽くすドラマだ。
もちろんドラマ自体も非常に面白かったのだが、その中でたくさんのチョコレートが登場した。
作中でショーケースに並ぶチョコレートは、ありきたりな表現だが宝石のようだった。
そしてそれをほおばる石原さとみはそれはそれは美しかった…
少し雑念も含まれていたが、そんなこんなで私はチョコレートに興味を持ち始めた。

そこから私の中のチョコレート市場は年々拡大しており、明治のthe cacaoをわくわくした気持ちで手に取ったあの頃から早数年、今年はサロショのオンラインショップで多少の迷いを残しながらも複数のアイテムをカートに追加したり、外出先で通りすがりに気になったチョコレートを衝動買いするまでになった。

1年を通して気になるチョコレートがあれば買っているわけだが、素敵なチョコレートはお値段もそこそこするわけで。普段はどれを買うか悩みに悩むことも多い。しかし、バレンタイン時期は特にブレーキが利かなくなってしまう。

前置きが長くなってしまったが、今回はそんなブレーキゆるゆる状態の私が購入した愛しいチョコレートたちを紹介していけたらと思う。
※ほとんどの商品の販売はすでに終わっているのでご注意を。


まず、購入したのは以下の5店舗6点の商品
①ベルアメール京都別邸/瑞穂のしずく 15個入り
②シャンドワゾー/グレープフルーツピールのチョコがけとサブレ
③Taiske Endo/ボンボンショコラ6P
④LA BASE du Chez Lui/ラバーズのクッキー缶
⑤サロン・デュ・ショコラ/セレクションBOX2 Demain

最初に言っておきたい。

どれも美しすぎないか!!!!

きれいに整列された美しいチョコレートたちは見るからに技術と愛情がたっぷりと込められている。

それでは一つ一つ食べた感想を綴っていきます。

①ベルアメール京都別邸/瑞穂のしずく
今回の購入品の中でも見た目の美しさは群を抜いていた。
枡に見立てられたチョコレートの器に、お茶やフルーツ、日本酒といった様々な素材のジュレが詰められている。中の素材に合わせてチョコレートの種類もいろいろだった。
繊細な舌を持っていない私は、メイン素材以上の味を見つけ出すことはできなかったが、美しいチョコレートを楽しむことができた。
こちらは基本的に京都にある店舗でしか買うことができないそう。今回は京都出張中に偶然お店を見つけ、うっかり買ってしまった。とんだラッキーハプニングだったが、今となってはこういった出会いを逃さなかった自分を褒めたい。

②シャンドワゾー/グレープフルーツコンフィチョコとサブレ
駅のコンコースで行われていた催事にて購入。
以前ボンボンショコラを購入しおいしかったので気になっていたお店。
購入した2点は冬季限定とのことで誘惑に負け買ってしまった。限定には抗えないです、ハイ。

グレープフルーツの方は、もはや苦いコンフィとビターチョコの組み合わせが抜群で止まらないおいしさ。
もう一つは大振りのホロホロサブレにチョコレートが贅沢にコーティングされ食べ応え十分。
どちらも仕事の休憩の最高のお供だった。
グレープフルーツの方は白ワインとのペアリングもよさそう、酒雑魚の私には到底無理だが。


③Taiske Endo/ボンボンショコラ6P
伊勢丹のオンラインショップより。
内容を見て、味のバリエーションの多さに惹かれ購入。
全体的に周りのチョココーティングが厚く、中が2層になっていて食べ応え十分だった。特に美味しかったのはTarte au citron。超絶フレッシュなレモンジュレとビターなガナッシュの相性はばつぐんだ。
午後イチにいただいたのだがシャッキっと目が覚める爽やかな一粒だった。

④LA BASE du Chez Lui/ラバーズのクッキー缶
こちらも伊勢丹のオンラインショップで。
クッキーって普段自分で買うことないよね、ということでクッキー枠を一枠設け購入。
おやつのイメージが強かったが、サクサクホロホロの触感がたまらない繊細なものから、がっつりスパイスの効いたものまでバリエーション豊富で、私の中のクッキーの概念がガラッと変わった。
どれもおいしかったので1番は選べないが、特に印象的だったのはスパイスクッキー。シナモン、ナツメグ、グローブが練りこまれており、まるで食べるチャイでした。半分かかったチョココーティングがご褒美すぎた。
あまりのおいしさにおやつ感覚でむしゃむしゃ食べてしまいそうになったので私のクッキー経験値はまだまだ浅い。

⑤サロン・デュ・ショコラ/セレクションBOX2 Demain
さて、大本命です。
いろんなショコラティエさんのチョコレートが楽しめる贅沢がすぎる一箱。
奮発して12粒入りを購入しました。
どのショコラもこだわりが詰まっていてニヨニヨが止まらなかった!
その中から苦渋の決断で特に好きだったものを2つ紹介します。

・ヴァンサン・ゲルレ/パルパオ
カカオパルプのピューレにカカオガナッシュ、とチョコレートの魅力がストレートかつ最大限に詰まった一粒。
ピューレはエクアドル産のものが使われていたのだが、これぞエクアドルカカオと言わんばかりのフルーティーで華やかな味わいがたまらなかった。
そして一口齧っただけで、枯渇していたカカオ成分が体内に一気に流れ込んでくる感覚を感じ思わず笑いが止まらなくなってしまった。一人で食べててよかったって心の底から思ってる。
衝撃的かつ納得の一粒だった。

・ナオミ ミズノ/グゥ・ソバージュ
抹茶ガナッシュとキメの細かい落花生のプラリネがみっっちり詰まった一粒。
チャリチャリした落花生のプラリネを楽しんでいたら、優しくも濃厚な抹茶の香りが後追いしてくる、まるで抹茶タルトを食べているかのような贅沢で食べ応えのあるチョコレートだった。
日本の食材が使われていることにも親近感を感じたので、選ばせていただきました。

以上、今年のバレンタインの食体験でした。

購入したチョコレートたちを毎日少しずつ食べる時間はとても幸せでした。
今は空になった箱の残り香を楽しむ変な人と化しています。買った瞬間から食べ終えた後までずっと楽しいからチョコレートきっとやめられないだろうな。
来年もできるように毎日頑張って生きたい。


最後に、素晴らしいチョコレートを生み出してくれた生産者、ショコラティエ、流通関係者、販売店、関わったすべての方に感謝の意を表します。
幸せな時間をありがとうございました。


それではまた次の投稿で、きっと2か月以内にあがっているはず…

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