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8月31日(木)〜9月5日(火) 卵巣嚢腫で入院•腹腔鏡手術の記録

8月31日(木) 入院初日

朝6時起床。
今日から入院という事で荷物の支度をする。5泊6日予定。
旅行ならいつも下着などは洗う予定で荷物を軽くするが、多分手術後は動けないので大人しく5泊分準備(実際は3日目から動けた)。帰りも電車で1人で帰る予定なので、お腹に負担がかからないよう軽いリュックに靴下などは捨てる予定で古い物を。スリッパや基礎化粧、ヘアオイルなどは使い捨てのものにして必要最低限の物にして帰りは軽くなるようにした。

郵便局でフリマ品を出した後、病院へ。
病院の受付が始まるまで、近所のマクドで爽健美茶を頼んで時間を潰す。

14時に受付して風呂トイレつきの個室にしてもらう。
余裕があればプロットをやりたいけど、どうかな。無理はしないという事で。

病室で色々説明受けたり何やかんやが済んだ後、カフェテリアへ行きカフェラテ(と明日用に水)を購入。ホットカフェラテ売ってたのは嬉しい。

ところで今回、右側にチョコレート嚢胞があるらしいが、何となく左側も疼いてシクシク痛む…。明日まで続いたらやだなあ。

夕食は流動食。

重湯に塩、お吸い物、リンゴジュース、お茶。
意外と満足出来た。塩と出汁って偉大だ…。

9時就寝。

9月1日(金) 手術日

5時半起床。爆睡した。昨夜はエアコンも消して寝たのだが、乾燥してないし個室にして良かった。

8時過ぎに点滴。手持ち無沙汰なので、スマホでマネーフォワードアプリを開いて少し経理をやる。
昨日寝る前に飲んだロキソニンが切れて腹痛。もうロキソニンは飲めないので、点滴で痛み止めを打ってもらったが、効きは微妙。8:45に執刀医が挨拶に来た後は点滴を打たれながらゴロゴロ過ごす。

15時に手術室。酸素マスクしてからすぐ記憶が消える。

夜、目を覚ます。朦朧としている中、看護師さんが何度も点滴を変えに来てくれてた。ありがたいと思う。
1時ごろ、痛み止めの点滴をしてもらったのだが、自分でもわかる感じで痛みが引いていき、ちょっと怖くて1時間ぐらい起きてしまった。

しかしその後はがっつり朝まで爆睡。

「荒川秘書の恋の憂鬱」5巻を1月刊で発売することに。今回は使いまわせそうなカラー表紙がなかったので、表紙を描き下ろしにさせてもらう。
もう5巻か。話が展開遅いかもしれない。

9月2日(土) 手術後2日目

朝、起床後肋骨や左肩が痛くて湿布を貼ってもらう。
その後執刀医が来て手術の諸々を説明してくれた。癒着が酷かったので手間取ったらしい。
なんか子宮になんかするのに(覚えてない)、うまくいかず出血がしたのかなんかでガーゼを圧迫するため詰めましたとのこと。ガクブル。

看護師さんがガーゼを抜いてくれたが、かなり大量の血まみれガーゼが出てきた…。
自分はこういうの気持ち悪過ぎて気絶するタイプなので本当に本当にありがたい。その後、痛みが治らないので坐薬をしてもらう。
10時にやっと尿管を抜いてもらう。右肩が痛くなり湿布追加。

12時、手術後初の昼食。少し固形物があって意外だった。ゆっくり噛んで食べた。

夜には尿や歩行を1人でできるように。早く治るから歩くように言われたが、体が痛くてゴロゴロして過ごしてしまった。
夕飯はご飯が重湯からお粥に。既にいつもご飯より健康的で美味しい夕食な気がする。
21時就寝。
深夜起きてロキソニンを飲んでおく。爆睡。

phaさんの「曖昧日記」読了。
noteを始めたのが、phaさんのTwitterアカを見つけ、その流れでnoteに来て無料部分だけ読んでみたところ面白かったので本を売ってるということで購入‥という形。
昔から日記本が好きだったのだが、キラキラしてるものより、こういうグダグダしてたりオタクが本漁りして独り言ブツブツ言ってるようなやつが大好物。(似たジャンルでいうと植草甚一の日記本もボロボロなるぐらい読み直しててうちの本棚にある。電子を読むか読んだらすぐ処分する自分にとって本棚にある本は超一軍で何度も読みたい本で実際何度も読んでる)なんでだろう。

多分生き方に憧れがあるんだろうな。

9月3日(日) 手術後3日目

5:45起床。 点滴を打ってもらったあと湿布を貼り替えてもらった。相変わらず両肩が痛い。しかし全体的には昨日の朝に比べたらかなり良い。
このまま順調に回復できるようにすごそう。

朝食はかなり普通になった。フレンチトースト、サラダ、ウインナー、バナナ、スープなど。
その辺のビジネスホテルの朝食よりいい。

しかし途中でお腹いっぱいになって痛みもあったので全食できず。ビタミンとタンパク質を先に食べておこうとした結果フレンチトーストに手をつけられなかった。今考えたら、消化を優先にフレンチトースト食べてウインナーを食べなくて良かったのかもしれぬ。

まだ起き上がったり寝たりする時は痛みを誤魔化すため、息を止めてる。
昼食夕食とどんどん豪華になるが、朝お腹がいっぱいなってからおなかが微妙に痛いのが続いたせいで、昼食夕食、どっちも半分しか食べられなかった。

夜までYouTubeをダラダラみる。

夜。肋骨痛くて悶える。これいつ落ち着くんだ…。
ついつい24時までYouTube観て過ごしてしまう。まあ、体もどうせグダグダだし、今回は変に仕事できないかとか考えずにYouTube観てすごそう。岡田斗司夫の「サイコパスおじさん」面白い。

そういえば「あの…漫画家さんて聞いたんですけど…」と点滴交換に来た看護師さんに聞かれて、コナンから悪魔で候、花より団子と漫画の話してたら最終的に看護師待遇、世代間格差、政治などの話まで盛り上がって40分ぐらい経ってたが、あの人時間大丈夫なんだったのか..?

9月4日(月) 手術後4日目

昨日に比べてかなり痛みが引いている。特に起きる時に手すりを使って腕の力で起き上がるにしてもその度にお腹が痛くて息を凝らすことがなくなり自由度が増えた。わかる形で改善に向かっている。人間の治癒力ってすごい。そして現代に生まれて良かったと噛み締める。
とりあえず、今の様子なら明日退院できそうとのこと。
看護師さんに「癒着が酷くて大変だったらしいですね〜」と言われ、結構軽くスルーしてたけど大変だったのかと内心焦りつつ、「そうらしいです〜」ととりあえず相槌打った。

朝食を食べるとそこそこ腹痛が出てくるものの、ご飯以外のおかずを全部食べれた。
退院までに完食できるようになりたい。

食後、体が楽だったのでカフェテリアに行き1時間ほど読書。外は雨が降ってた。

曖昧日記の続編を読み始める。結構分厚い。

なんか聴きながら必死で笑い堪えてる人がいた。平和で良い。

入院中にnoteを検索して、同じよう入院した人達のレポがすごく励み&参考になったので私も細かくUPしようと思い、色々メモる。

昼ご飯はとうとう完食。よかった!

食後の点滴を終えた後、読書しようとカフェテリアに行ったら、同じ日に入院した人とバッタリ会って、しばし歓談。食欲がなく、全然食べてないらしい。何か食べなければと小さい甘いパンを買って食べてた。
ただ、元気ではあるので同じく明日退院らしい。良かった。

夕食の後、恐る恐るシャワー。傷はしっかり塞がってる感じでホッ。

9月5日(火) 手術後5日目 退院

炎症値が少し高かったみたいだけど無事退院。
11時に電車で帰る。帰りの電車で退院の報告等のLINEやメールをしていたらいつの間にか駅を通り過ぎてて、結局帰るのにそこそこ時間がかかってしまった。

階段などを歩くとそこそこフラフラしてしまう。
家までの道のり、無理せず一回ベンチで休憩。年取るとこんな感じになるのかなぁ。怖すぎる。ちゃんと筋肉と骨を鍛えとかねば…。

映画でも見て帰ろうと思って株主優待のチケット持っていたが、全然無理だったな。

家に着くと先日購入した海外通販の届いていた。
早速開けて試着してみたが、サイズはぴったりだがなんだかシワがいっぱいでまずシワ伸ばししないといけないなと思う。シルクなので、水とかでシワ伸ばしをしてはいけないっぽい。ネットでシワの伸ばし方を見ながらちゃんとやらないと…。
お腹がすいたので、病院の朝ご飯で残して持って帰ったパンを食べる。
家でダラダラしていると、脇腹などが痛くなり湿布を貼り、ロキソニンを飲む。
お腹がすいたので、コンビニへ行き、小さな弁当とサラダとデザートとお菓子を購入。
帰って食べる。
その後もダラダラして過ごす。
安心感から深夜までYouTubeなど見て夜更かし。

やはり家は最高。

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