漫才台本「ギャル神神社」
AB「はい、どーもよろしくお願いいたします」
B「困った時の神頼みじゃないですけど神社とかにお参りとかする?」
A「初詣とかは行くよね」
B「そうね今年も行った?」
A「今年は一年ぶりに初詣に行った」
B「当たり前でしょ」
B「ちなみに、どこの神社に行ったの?」
A「原宿にある」
B「あー明治神宮?」
A「いや、ギャル神神社」
B「どこ?そこ?」
A「え?ギャルの神様ギャル神様を祀っているギャル神神社だけど知らない?」
B「初耳なんだけど」
A「えーギャル神神社知らんとかマジ卍」
B「いねーよそんな今どきそんなギャルつーか卍って神社じゃなくってお寺だからねどっちかって言うと」
A「細かいことはいいじゃん」
B「どういう神社なの?そこ?」
A「除夜の鐘ってあるじゃん」
B「108回鳴らすでしょ」
A「いや、ギャル神神社では109回」
B「ギャルだね109とか・・・いや、ギャルか?ギャル=109って偏見な気もするけど」
B「しかも、鐘があるの寺だし」
A「えーマジ卍」
B「それいいから」
A「カップルで行くと恋愛成就するから」
B「それは海辺にあるやつじゃん」
A「で、手水舎からタピオカロイヤルミルクティーが流れてる」
B「今どきタピオカ飲んでるやついないでしょ」
A「偏見!いるでしょ」
B「ギャルが少し古いんだよ」
A「そう?」
B「大体タピオカミルクティーとか手がべっちゃべっちゃになんだろ」
A「違う!タピオカミルクティーじゃなくってタピオカロイヤルミルクティーね」
B「そこ重要?」
A「あとお参りする時に」
B「あー二礼二拍手一礼ね」
A「いや、この神社では3礼9拍手7礼」
B「サンキューなってこと?長いだろ9拍手と7礼は」
A「お賽銭が」
B「5円」
A「3150円」
B「高っ!えっサイコーってこと?」
B「つーかギャルはそんなばかみたいなことに金払わんギャル舐めんなよ!」
A「後境内にマジで草生えてる」
B「それは手入れしてないだけだ」
A「あと、山姥もでてくる」
B「それはどっちの?」
A「キュンです」
B「何が?」
A「ちゃんとご利益もあって」
B「本当に?」
A「学年最下位の人が偏差値上げて慶應に現役合格したから」
B「ビリギャルじゃん」
A「巫女さん全員ギャル」
B「それはちょっといいかも」
A「よかったら今度一緒に参拝しない?」
B「ちょっと面白そうだからありよりのありで」
AB「ありがとうございました。」