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本がだんだん読めるようになってきた
その時頭に入らないなら、何回も読めばいいじゃない。
最近読み始めた本の内容が、私にとって一つ一つが腑に落ちるものだった。
「頭がよくなる」。タイトルが少しだけ、よくありそうな啓発本みたいだなとは思った。でもこの本はそんなそんなものじゃなかった。
例えば、「計算でも紙とペンで筆算するのだから、考えることも書き出せば答えが出やすい」(要約)。
何でもいいから書き出して考えたら、今まで悩みがちだったのが本当に減った。私は元々暗算が苦手だし、私はただ頭の中で考えを回転させて首を絞めていただけだったのだ。これには私にとって凄いことだった。
しかし、自分が素晴らしいと思っても、これも本だ。読書がまともにできた自信が無い私はなかなか読み進められなかった。
そこで、またこの本にヒントがあった。
「難しいと思った本を、とりあえず眺めていると、脳が徐々に、勝手に理解してくれる。」(要約)
そうだ。自由にする読書で、誰も一発で一言一句全部覚えろなんて言わない。一回で全部記憶するなんて無理だったんだ。
だから、私は読もうと頑張らずに、「とりあえず最後まで目を通す」ことに決めた。
さっきの文ちょっと気になる、で少し折り返してもいいが、できる限り文章をスラスラスラ〜っと眼で駆け抜ける。
それでまた初めから読もう。もしその気になれなかったら、あなたに今はその本が合ってないのかもしれない。
読書には様々な人が様々な知識、経験を、本としてきっちりとまとめたものだ。色んな人が言うように本は読んだ方がいい。
でも私は長いことできなかった。だからまず肩の力を抜いて、読書というものを自分にとって気負いしなくていいものにしよう。
あと上に紹介した『頭がよくなる思考術』も読んでいただきたい。prime readingで読んだのでアマプラ会員ならKindleですぐ読める(2024/03/30現在)。この名前で役立つことたくさん書いてあるので是非「目を通して」ほしい。