長々ととりとめもなく、公費解体のことを書く
今回の空き家の公費解体とその土地の登記登録で11月からずっと休みなく動いている私。
いい加減休みたいが…決着はまだまだ先。
今ようやく、公費解体の申請ができる段階まできた。
ようやくスタート地点。
本当ならば、出産前に解体を済ませたかったが…出産後に解体になる&産後に私が解体業者とやり取りする。
はあ…。
詳細の一部を書こうと思う。
かなり長い内容で、とりとめもない。
暇潰しにどうぞ。
まずは人物紹介。
【名字】ドクダミ
【父】ジャガイモ
【母】メロンパン
【長女】長芋
【次女】里芋
【三女・私】かぼちゃ
【父方の祖父(父の父)】ジネンジョ
【父方の祖母(父の母)】クリ
【父の姉(私の伯母)】キツツキ
【伯母の子(私のイトコ)】
リスミ(長女)・リスオ(長男)・リスエ(次女)
という仮名でお願いします。
クリ(故・祖母) ー ジネンジョ(故・祖父)
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キツツキ(伯母) ジャガイモ(故)ーメロンパン
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かぼちゃ 里芋 長芋
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こういった家系図である。
能登の空き家と土地の名義は、亡くなった祖父・ジネンジョのまま。
こういった場合の公費解体では、相続人全ての同意書を提出して、公費解体の申請ができるそうだ。
今回の相続人は、5人。
キツツキ(父の姉)・メロンパン(母)・長芋(長女)・里芋(次女)・かぼちゃ(三女・私)である。
どうやら、母メロンパンが昨年、空き家の公費解体の申請をしたら、市役所の方に“土地の登記登録義務化”の話も教えてもらったそうだ。
母メロンパンは、公費解体よりも、土地の相続人を決めないといけないことに頭がいっぱいとなり、市役所の方に「私(メロンパン)は相続人なのか!?」と言う話をしたそうだ。
何をどう聞いたのか知らないが、母メロンパンは「私(メ)は相続人じゃない!相続人は血の繋がった、キツツキさん・長芋・里芋・かぼちゃだ!」と思い込んだそうだ。
母メロンパンは、ジネンジョ名義の空き家の公費解体の申請はしたけれど、母家だけでなく、土蔵・茶室・物置もあったそうで、その4つの建物の解体の調査を市役所職員がしなければならなくなった。
けれど、メロンパンは家のことはチンプンカンプン。
メロンパンは、大嫌いで苦手なキツツキに電話をして、公費解体の段取りをしてほしいとお願いしたそうだ。
まわりまわって、相続人である私にこの話が舞い込んできた。
私は、土地の登記登録義務化よりも、公費解体をしなけらばならないことに頭がいっぱいとなった。
高齢の伯母に、空き家の公費解体の申請ができるわけがない。
かと言って、匙を投げた母メロンパンと県外にいる長芋・里芋もできるわけがない。
ならば、出産前に終わらせるしかないし、公費解体も締め切りがあり、のらりくらりとできない。
私がさっさと段取りをして終わらせようと、市役所などにやり取りをしだしたのが、11月なのだ。
保育園に通っている1歳半の子ども、時短とはいえ仕事をしている、その中でややこしい段取りをしなければならなかった。
建物が、母家だけならそれなりにスムーズに終わったのだろうが、土蔵・茶室・物置があったのでこれが厄介であった…。
詳細は省く。
公費解体で頭がいっぱいで寝る間も惜しんで、解体の段取りをしていく私。
けれど、数週間経って気づいた。
「土地の登記登録義務化?…義務化!?」
義務化ってことは、絶対に決めないとダメじゃないか!!
わけがわからなくて、市役所の人に聞くと、そういったことは“法務局”だそうだ。
そこから、法務局とのやり取りを始めた私。
ジネンジョの残した土地を、相続人の誰かに決めないと罰則罰金となる。
母メロンパンは、人づてにこんな風に言ってきた。
「祖父・ジネンジョの家の登記人(相続人)をキツツキさんに頼まれても、かぼちゃ達は関係ないから断って!私(メロンパン)もなりません!」と。
↑
これの意味することは、母メロンパンは、キツツキさんに土地の相続人を押し付けるということ。
メロンパンは「私はジネンジョの義娘だから、相続人じゃないです~」と思い込んでいた。
(※実際はメロンパンは相続人であるww)
母メロンパンと父ジャガイモは、ジャガイモとクリの遺産を根こそぎもらった過去がある。
実子であるキツツキは、一銭ももらっていない。
ジャガイモとクリの遺産全ては、長芋&里芋の私立大学の学費と仕送りが消えた。
長芋は、私立大学を留年を繰り返し、国家試験も不合格のため浪人を繰り返した。しかも、県外で独り暮らし。
仕送り額は無限。上限なし。
全て、父方の祖父母の遺産で賄ったのだ。
父の姉であるキツツキは一銭ももらっていない。キツツキは、遺産など全てを放棄する書類を過去に書いたそうだ。
そんな経緯があるので、キツツキは今回の公費解体で、自分が相続人であったことに非常に驚いていた。
おそらく、祖父母の死後3ヶ月以内に相続放棄していないので、別の何かの放棄をしただけなのだろう。
キツツキにしてみたら、実両親の遺産を一銭ももらえなかったのに、土地の相続人になるのは納得がいかない。そりゃそうだ。
ジャガイモの遺産を根こそぎもらった母メロンパンは「ジャガイモの土地の相続人になりません!」と考える発想は都合が良すぎる。
私は、伯母キツツキが不憫となり、キツツキと相談して、キツツキの長女であるリスミにLINEをした。
「ジャガイモの土地の相続人を、母メロンパンは、キツツキに押し付けようとしている!阻止しないと!」という内容の長文を送った。
それから2ヶ月以上、リスミとLINEでやり取りした。もちろん、リスミも母であるキツツキが今さらジャガイモの土地の相続人になることなど納得いかない。
だって、長芋&里芋のために、莫大な遺産をキツツキは放棄したのだから。
リスミなりに、調べたり弁護士さんに相談したそうだ。
昨日、キツツキの家で打ち合わせ(話し合い)をした。
メンバーは、キツツキ・キツツキの夫・長男リスオ・私・電話でリスミ。
キツツキの相続人になることを阻止するために、キツツキ・その夫・リスオで、母メロンパンの元へ行き、「ジャガイモさんは、ジネンジョの遺産を全て持っていきましたよね?」とメロンパンに確認して、遺産分割協議の書類を作成したいと言いに行きたいそうだ。
その段取りは良い。
ただ、昨日の打ち合わせ時に、キツツキが変なことを言った。
「メロンパンさんにまずはお礼が言いたい。固定資産税を払ってくれて、ありがとうと言いたい」と言った。
リスオは「お母さん!それは言わなくていい。お母さんは相続人ではないと思っていて、土地の相続人にならないために、メロンパンさんに話をしに行くのに、お礼を言ってしまったら、“相続人である自覚がある”と思われるよ!」ととめた。
けれど、キツツキは「人として、お礼が言いたい」と言った。
私は唖然…。
『え?キツツキ伯母さん、本気?』と心の中でドン引き。
私は口に出して言った。
「母メロンパンは、遺産を根こそぎ横取りしたのに、キツツキさんにお礼言いましたか?言ってないでしょ?だから、キツツキさんも相続人でないんだし、言わなくていいんです!」ときつい口調でとめた。
母メロンパン・長芋・里芋は思いやりがなく、非常識な人達である。厄介な人達だ。
一筋縄ではいかない。
けれど、この3人の誰かが相続人にならないといけない。
きっと、私が相続人を押し付けられるだろう。けれど、私はずっと経済的にも精神的にも虐待をされ貧乏くじを引いてきた。
もう、こりごり。
私には愛する2人の子どもがいる。
私が相続人になるわけにはいかない。
けれど、あの超~身勝手な3人に押し付けられると思う…。
ただでさえ、公費解体の段取りを私がしているのだから。
けれど、相続人は断らなければ。
私はそんな覚悟だ。
昨日の伯母キツツキの発言は驚いた。
どうも、キツツキさんは高齢ゆえか、トンチンカンなことを言うようになった。
元々小学校の先生をしていたのだが、老後でボケてきたのかな?
応用がきかず、理解力も乏しく、「ジネンジョの固定資産税を払ってくれて、ありがとうとメロンパンさんに言いたい」発言。
力が抜けた。
なんのために、皆で力を合わせていると思ってるの?
キツツキ伯母さんを相続人にしないためなのに。
昨日は一気に疲れた…。
4時間の打ち合わせは終わり、帰宅すると、速達で母・長芋・里芋から記入された同意書が届いており、里芋のみ、お礼の一言もなかったので、さらに疲れた私であった。