毒姉育ちだけれど、なぜ第二子不妊に挑むか考えてみた

お友達・支援センターで会ったママさんや助産師さん・義両親には「第二子不妊治療中です」と普通に言っている。
ごく普通に。あけすけに。

私の姉は私に陰湿ないじめをしていた“毒姉”なのだから、私は自分が子どもを2人産みたいことに抵抗はないのか?
自分(私)も“子どもに対して姉と同じようなことをするのではないか?と不安にならないのか?”そんな感じのことを考えてみた。

私のかつての家族は崩壊していたので、小学生の時から、“自分の家族を築くこと”に強い憧れを抱いていた。
かつてNHKで“フルハウス”という海外ドラマが放送されていて、お母さんは交通事故で亡くなっているが3人の男性と3人姉妹のホームコメディドラマだ。
それぞれが子育てに楽しく面白く時には涙しながら、奮闘する物語。“family”がテーマだ。
レベッカという女性が「あなたの大切な人は私達にとっても大切な人よ」というようなセリフを言っていた。
私も“家族を持って、こんな風に想いたい”と感じたことを覚えてる。

今子育てしている我が子も不妊治療の末授かった子。かなり苦戦したのだが、第二子不妊治療の保険適用も使えるので、挑んでいる。
“姉にひどい目にあわされてるのに、不安にならない?”
ふと考える。
「あれ?私なんで子どもを2人持つことに抵抗ないんだろ?」

“うーん、私の中で何か考え(or想い)があったはずなのになんだろ?何か忘れてる気がする…”と昨日考えていた。
朝目覚めると、朝は頭が冴えるのね。
「あ、思い出した。私、思い切り誰かを愛したかったんだ」

私は無償で誰かを思い切り愛したかった。
私の持てるだけの愛情を注ぎたかった。
愛情を注ぐ家族を増やしたかった。
子どもを2人育てて、その子ども達が相談して助け合って生きていってほしい。
私と毒姉は助け合えない関係だったから。
子ども達にはお互いに思いやりを持って相談して仲良くしてほしかった。

そうだそうだ、そんな想いを抱いていた。

私の毒家族が散々怒鳴り散らしていたので、私自身、人が仲良くしてる姿を見るのが好きだ。
それは会社の人であっても芸能人であってもカフェで見かける人であっても誰でも。
ニコニコ笑顔で仲良くしてる姿を見るのが好きだ。
私が2人子どもを産んだとしたら、仲良くしている姿をたくさん見られる。
2人でクリスマスや節分など行事を楽しむ姿を見たい。もしかしたら勉強を教え合うかもしれない。
私と夫はそれをサポートしたい。
そんな気持ちがあって、子どもを2人持ちたいと思っていたのだ。

ただ、私達夫婦は自然妊娠が難しいので、第二子不妊治療が6回終えてダメだったなら、仕方ない。
それは諦めがつく。
今の赤ちゃんを1人大切に大切に育てる。
ひとりっ子はひとりっ子の良さ、キョウダイがいたらキョウダイの良さがある。
tryせず後悔しないように、第二子不妊治療に取り組んでいる。

自分だけの愛する家族を増やしたい。
今まで散々苦しんできたので、子どもを2人持てたら、ワイワイにぎやかになりそう。
もちろん、今夫と赤ちゃんの3人家族でも充分幸せでにぎやかだけど。
けれど、そこにもう1人増えたら確実に静かな時なんてないじゃない?
ドタバタな毎日で、育児に奮闘しながらも、毎日愛する子どもに愛情を注ぎたい。
愛情を注ぐ人が増えたら嬉しいよね~。

ずっとひとりぼっちで息苦しく生きてきた私。
これからの人生はさみしさを感じる暇もないほどの時間を過ごしたい。

それを思い出した今朝。
ご機嫌に1人遊びしてくれてる赤ちゃんを見ながら、記事を書いてみた。






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