巷で横行している女性への尻トレ
私は最近SNSでトレーナーやトレーニーによる女性のための下半身トレーニングの動画をよく見ます。
大体、スクワット、ブルガリアンスンクワット、ヒップスラスト、アダクションあたりのトレーニング動画が上げられています。
お尻を鍛える上で大臀筋を鍛えるのはとても大事でデメリットはやり込みすぎた場合のお尻が大きくなりすぎる可能性があることぐらいだと思っています。
そのため大臀筋のトレーニングは必須です。
しかし、中臀筋にトレーニングをやりすぎることにはあまり賛同できません。
まずメリットをお話します。
メリットは中臀筋後部繊維は股関節を外旋させる作用があり、お尻が締まるようになります。さらにお尻の上部の丸みが生まれます。
次にデメリットですが中臀筋前部繊維を鍛えて硬くなってしまうと股関節を内旋させる働きをもちます。するとお尻が横に張り出して見えるようになります。更にX脚にも繋がりやすくなってしまいます。
そして間接的に、股関節が内旋してしまったことにより大腿筋膜張筋や大腿直筋、外側広筋と呼ばれる太ももの筋肉が硬くなってしまい脚まで太く見えるようになり、下半身の疲れが溜まりやすくなってしまいます。
太もも前側や外側を使いすぎてしまうことにより折角大臀筋のトレーニングをしていても日常生活で大臀筋が使えず太ももばかり太くなっていってしまいます。
本来の女性のお客様の要望からズレる指導をされている人が多いので誤った情報を鵜呑みにしないことと、トレーナーレベルを見破れる力を身につけましょう!
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