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33歳の時の不思議な体験

僕は33歳の時に閉鎖病棟に1年間入院しました。
入院直前と入院直後は不思議な体験をしました。
優子ちゃんという不思議な女の子が頭の中に現れて、僕に色んな話をしました。
その女の子は本当にものすごく優しくて、すごく頭が良くて、ユーモアのセンスもたっぷり持っていました。
入院直前からその子は現れましたが、ユーモアをまじえて僕を笑わせながら僕が一番言われたくないような僕のダメなところを鋭くたくさん指摘しました。
頭の中の話ですが、優子ちゃんと僕が大きなコロシアムの真ん中に立っていて、観客がたくさんいました。
そして、アナウンサーまでいて、僕と優子ちゃんのやり取りを実況していました。
話が一段落したところでアナウンサーが毎回~の様相を呈してきましたとか場内騒然としておりますとか言っていました。
それは入院直前の話ですが入院してからも優子ちゃんの話は続きました。
優子ちゃんは時にはゆうこりんという愛称でも呼ばれていました。
優子ちゃんは人間がこの世界で生きる事をサンシャインバトルと呼んでいました。
サンシャインバトルからは誰も逃げられないとかサンシャインバトルは壮大なるしばき合いとか言ってました。
優子ちゃんはちゃんと人間として生きろ的な事を言っていたと思います。
僕がある程度立ち直った頃にその女の子は消えていきました。
その子がいたのは3週間くらいだったと思います。

変な話をしてしまいましたが、ちゃんと誰かに話した事がなかったので、書きました。
ただの幻聴かもしれませんが、不思議な体験でした。
強く心に残っています。

読んでくれてありがとうございました。

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