突発性難聴を発病しました
アンハッピーニューイヤー
2024年1月5日、朝起きると、左耳がまったく聞こえなかった。
朝一番で近くの耳鼻科に行き、聴力検査の結果、「突発性難聴」と診断
重度の症状らしく、入院を勧められた。
紹介状を書いてもらい、昼前には、入院しました。
難病指定
「突発性難聴」は、厚生労働省から難病に指定された病気です。
発症原因が、特定されていないらしい。
重度の場合、治療方法は、ステロイドの点滴療法がメイン
入院した病院では、「高気圧酸素治療」を併用していました。
最も重要なのは、少しでも早く治療を開始することだそうです。
1ケ月放置すると、ほぼ改善されず、そのままの病状が固定されてしまうようです。
臨死体験
入院した日の午後には、すぐに「高気圧酸素治療」を受けました。
円筒形のカプセルに、送り込まれて治療を受けます。
ハッチが閉められると、酸素が注入されます。
通常、空気中の酸素濃度は、20%ですが、カプセル内は、100%です。
気圧は、通常の2倍の2気圧
このカプセル内で、100分間過ごします。
気分は、ハイ&ロー(笑)
鼓膜の振動を脳が音としてキャッチするためのデジタル変換細胞に異常が起きていることが想定されるようです。
細胞異常の原因は、血流不足やウィルス感染による損傷が考えられるそうです。
酸素には、血流を盛んにする作用やウィルスを破壊する作用があるとのことです。
最初は、棺桶に入るような感覚でしたが、実際は、棺桶に入ったまま、焼却炉に送り込まれる感覚でした。
酸素がカプセル内へ送り込まれる時の加圧音は、まるで焼却炉のバーナー音(笑)
最初の1回目は、白い骨になって世に出てきた感じです。
元のオジサンのままでしたが(笑)
治療経過
治療が症状にマッチしたのか、急速に回復していきました^^
赤い線が、正常な右耳。青い線が、聞こえなくなった左耳です。
その他メモ
結婚指輪が、外れずに焦った。
酸素カプセルでは、指輪、アクセサリー等の金属禁止
磁性体を使ったタトゥーもNG
下着(パンツ)は、綿に限る。
ステロイド点滴は、不眠になる。(睡眠導入剤「ブロチゾラム」服用)
まだあまり知られていない病気なので、軽い症状だと放置する人が多いと思われます。
耳の不調は、すぐに診察を受けることを強くお勧めいたします。
退院後1週間検診
90%回復
退院後1ケ月検診
ほぼ回復しました。
初診の耳鼻科で経過観察
ほぼ回復、定期検査不要
再発の可能性は、今回の発症と同じ
ストレスを溜めないこと、よく寝ること