困り顔が努力の勲章
1.なぜ困り顔が人気なのか
「困り顔」は男女関係なく人気があるという理由があるが、これは心理をついたモテ方でそういう人はしたたかだなと思う。
2.コロナが流行ったとき
どこにも行けないとき、強気を装い平然とした顔をすることが我慢を至上の美徳とする男子に多い。コロナが流行ったとき、黒岩祐治神奈川県知事が訴えた。「週末は三浦半島にレジャーを楽しむための外出は皆様には冷静に判断して欲しいです。例年ならば神奈川県に来てくださいと言いたいところですが、むしろ逆です。観光地にいかないで我慢していただくことをお願いしたいと思います。」いかにもごもっともな意見。それでたくさんの人がスマホ依存症となった。僕も「不要不急の外出を自粛してください」という指示を受けたとき、ダラダラとスマホにハマっていた。それが今に至る。どこか行きたいとき、困っている表情ができれば、政府の方針が180度変わる。
3.助けの求め方
学校の成績でダントツを独走しながら「外出したくても勝手には外出できません。助けてください。」と言葉巧みに利用できれば他の人が感心して応援する人が急上昇。そうすると、成績が上がる。もちろん、もっと危機を感じろよと言われるかもしれないが、僕にとって危機感を出すことが難しく感じた。
4.極端すぎず度が低すぎず
政府も強気で「どこにも行けなくてもいいです」と言ってる連中には「じゃあ、俺が助けなくていいんだな」「全然可愛くないけど」と言ってたに違いない。どこか行くためにも努力を惜しまず、困った顔して頭を下げる人間ほど恐ろしいものはない。実は困った顔は悪くない。むしろ、助けたくなるのが義理と人情。しかし、度が過ぎたら問題。あまり困りすぎると他の人があきれる。逆に中途半端だと「外出は駄目です」と他人は救いの手を差し伸べなくなる。どこにも行けなくて困っている場合、困ったフリして外出の許可を得る。極端すぎず、度が低すぎないくらいがベストでしょう。
5.大事なこと
強がって「どこにも行けない」「外出は許可されていない」と偉そうに解釈したら可愛くない。他人は適度に困っているときに困った顔するのを見たがっている。そして、言いたいことが言えないこんな世の中だからこそ、「困っています」と言うことが大事。