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呼吸を使った瞑想
思考や身体をすぐに自分の思うように支配するとなるとなかなか難しい。
嫌なことを頭の中から追い出したいとは思っても居座るし、緊張からくる嫌な汗もすぐ引くわけではない。
でも、呼吸は今すぐ自分の思うままになる。
面接の前、会議で発言する前、苦手な人に話しかけなければいけない前、理不尽な目にあってイライラムカムカしている時、心臓はただただ鼓動を速める。
この音はきっと相手に聞こえているに違いないとさえ思うけれど、そこで
「自分で自分の呼吸をコントロールします」
と自分に言い聞かせて、まずは鼻からゆーっくりと吐く。
「えっ?こんなに鼓動が早いのにゆっくり吐いたら呼吸困難になるんじゃ、、、」
と思ってもとにかくやってみる。
続けてゆーっくりと鼻から息を体に入れる。
腹式呼吸がいいとはよく聞くけれど、私の全く個人的な経験からすると
自信がなくドキドキしている時は
胸式呼吸で胸をやや張る感じで
すると不安だった気持ちが収まってくる。
できるよ、なんとかなるよと思えてくる。
イライラ怒っている時には
腹式呼吸を可能なら目を閉じてすると
カッカしていた頭が冷やされていく感じがする。
呼吸はいつもここにあり、そして自分で操作できる。
これって相当な安心感を与えてくれはしないだろうか?
他にも様々な呼吸法で行う瞑想がある。
片鼻呼吸
胸ー胃のあたりー下腹の順で息を入れてその反対の順番で息を吐く
はーっっっっと大きく声を出して、体の不快感や、頭の中の嫌な思考をグワァーっと吐き出す呼吸
(これは寝る前にすると、「さー今日という日は終わり。店仕舞い。明日のために寝るぞ」と良いスイッチの切り替えになる)
自分に合った呼吸法
時と場合で使い分けられる呼吸法
を色々持っておくと便利だ。
(見出し画像 秋に行った京都の圓徳院のお庭
呼吸のこう静かでありたいものです)