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『あの歌を覚えている』
監督:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャスティン
(『ゼロ・ダーク・サーティ』『女神の見えざる手』)
ピーター・サースガード
障害者施設で働く
アルコール依存症のシルヴィア。
同窓会の帰り道に、
ある男に追尾される。
男の名はソール。
若年性認知症を患っている。
ソールが次々と記憶を失っていく一方で、
シルヴィアはある辛い記憶を
どうしても消し去れずにいた。
消せない記憶はそっちだったか。
知っていたら観なかったかも。
ストーリーには
観る者の感情に触れそうなポイントが
いくつもありながら、
そのどれもが深堀りされずに流れていく印象。
唐突なエンディングも、
どうだろう。
でも、シルヴィアの娘が
いい子に育っていたのは良かった。
それはほんとに、
うん。
「あの歌」は、
誰もが聴いたことのある歌。
監督が
あの『ニューオーダー』の
ミシェル・フランコだったのには驚いた。
ソール役のピーター・サースガードの妻は
マギー・ジレンホール
(ジェイク・ジレンホールの姉)。