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二世帯住宅を考える 第11回
11・ 顔を合わせない日も 元気 が判る工夫をすべし!
というお話し。
二世帯住宅を検討する際には【 光熱手段 】をどうしようかという話しは初期段階で必ず すべき だと思います。
つまり
・ 1階も2階も 炎が出ない安全なオール電化にする
・ 1階は今まで通り ガスと電気を併用し2階はオール電化にする
(これは非常事態の際のリスクヘッジにもなります)
・ リスクヘッジと共に 炎がでないことの安全を考えて1階をオール電化
2階は電気とガスの併用にする
等が考えられます。
ちなみに我が家は 灯油とガスと電気を併用しており、隣の両親はオール電化です。
当時は 灯油が随分安かったものですから(汗)。
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本題の 顔を合わせない日も 元気 が判る工夫をすべし! と言う内容です。
玄関が別々だと、どうしても顔を一度も合わせない日が発生するようになってきます。
また動線の交差 も優先順位の関係で叶えられない事もあります。
そのような場合にもできるだけお互いの 元気 を確認しあえるような工夫を心がけるべきでしょう。
ちなみに玄関は別々だけれども、屋内のドアで【 外に出ずに行き来ができる 】というパターンも可能です。
この場合も 経験上は二世帯住宅として 不動産取得税の控除を二軒分受けられると思います。
(自治体により地域差があるかもしれませんので事前確認して下さいね)
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この件に関しては、普段からの関わり合いの工夫をしておく事の方が有効かもしれません。
前回も書いたように
・子供さんを頻繁に1階に下りるようにしつける。
・食事メニューの交換を心がける
・家にいる時といない時とで、一見してわかるようにしておく
等々工夫ができます。
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RC住宅に隣同士で住む我が家と両親の例です。
顔を合わせない日でも
・シャッターの上がり下がりで先ず毎日の安全確認ができます。
・出社時にリビングから見送ってくれるので毎朝の確認ができます。
・在宅中は 意図的にレースのカーテンを開けていますし、外出する際には
閉めています(これは暗黙の了解)。
これだけでもずいぶん安心ですよ。
このようなことができるようなプラン上の工夫は必要かもしれませんネ。
例えば 在宅時にはカーテンを開けておく窓を決めておく とか、外出時には玄関前のプランターの向きを少し変えておく とか。
最近では両親も高齢になってきましたので 毎朝必ず 仏壇に手を合わせる ついで に両親の顔を見てから出社するようにしています。
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ただし、
【 仲の良い家族 】だけれども、お互いに可能な限り干渉しあいたくない という分離型2世帯住宅も お互いに十分理解 の上で意識しての事であれば、意識的に それ ができにくいようにしておくことも正解だと思いますので、その辺りは誤解の無いようにして下さいね。
ところが、RC造の2世帯住宅だと 2階の生活音(すりっぱのペタペタ音)は聞こえにくいので気をつけて下さいね。
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