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巨大台風接近ッ !

イメージしてみましょう

建物の強さ を 地震(慣性力)だけで判断していませんか?
軽量建築物は地震(慣性力)には有利だが強風や津波・土砂災害には弱いという事実があります。

以下に書く内容で あなたは 状況のイメージ をしてみてください。

時々目を閉じて 風景・状況をイメージ してみていただくとよろしいかと思います。

・・・・・・・・・ではさっそく。

あなたは現在 木造住宅 に住んでいます。

そして今まさに かなり大きな規模 に発達した 巨大台風 が接近しています。

近年ではそのような巨大台風の発生確率が上がってきているというような報道もありました。

・・・・・・・・・・・・・

風雨が激しくなってきました。 

『ビュー~~』突然南から強い風が吹き付けました。

木造住宅はその軽量さゆえに強い風を受けるとどうしても【 柔らかくしなって 】しまいます。

それが構造的特徴でもあり 慣性力(地震力)に対しては力を受け流すという 利点となってもいます。

またもや突風が・・・そしてそれが何度も何度も繰り返しているのです。

そして突然『ガチャガチャッ バリバリッ!』と大きな音がしました。

一体何が起きたのか あなた には分かりません。

実はなんと お隣の家の屋根瓦 が、強風に吹き飛ばされてあなたの家の外壁に突き当たった音 だったのです。

『 あっ! 』と思って目をやった先には、外壁に突き当たって外壁を貫通し、さらには部屋内まで顔をのぞかせたお隣の屋根瓦があったのです。

またもや強風が吹き、そして『 ガチャガチャッ バリバリッ! 』・・・今度は屋根の方から音が聞こえました。

そしてほんの少しの後に、突然の雨漏り・・・『 パラパラ・・・ザザザザー~! 』

同様にお隣の家の屋根瓦が、今度は あなたの家の屋根瓦に突き当たり、あなたの家の屋根瓦を割ってしまっていたのです。

さらに同時に『 ガラガラガラッ! 』今度はあなたの家の瓦が、破損した周辺から飛散し始めました。

・・・・・・・・・

風雨はおさまりました。

家の中は雨漏りで水びたしです。

あなたは外に出て家の周りを確認してみました。

外壁には瓦が突き刺さり、自宅の屋根瓦は随分飛散してなくなっていました。

がっくりと肩を落とすあなた・・・・。

イメージできましたか?

あなたのイメージは ここで書いた内容とは異なって いましたか?

よろしければ こちらのYouTube も御確認下さい。

同じ間取りで 同じ条件と同じ家賃の建物が 並んで建っています。

違いは 木造なのか RC造なのか という点だけです。

あなたはどちらを選ぶかを 客観的に検討できるようにしています。

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フィクションではありますが、あなたはここで書いたお話を単純に 作り話 だと思わないで下さい。

今回のような事は、過去の台風の際に各所で起きた実際の話なのです。

私も 木造住宅 に住んでいた際に同様の体験をしています。

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ではRC住宅では何の被害も出ないのでしょうか?

そんなことはありません。

巨大台風が接近すれば当然被害は発生するでしょう。

サッシもシャッターも木造住宅のものと変わるものではありませんから。

しかし外壁は・・・、屋根は・・・、コンクリートなのです。

強風にあおられた瓦が当たったくらいで、大きく破損することは無いと思います。

表面は傷むでしょう・・・。

塗装ははがれるかも知れませんし、屋根の防水も破れるかもしれません。

しかしすぐに・・・・雨漏りはおきるかな・・・・?

というのが私のイメージです。

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私は家族にも台風のときの注意を次のように言っています。

『 台風が来る事は避けようがありません。 』

『 しかしRC造にすんでいれば 木造に住んでいた時とは全く違う安心 があります。 』

『 風が強くなったら、風上側の窓から離れた 窓のないところでしばらくは辛抱して下さい。 』

『 窓は木造と同じものですが、屋根・外壁を突き破ってしまうような物までは飛んできませんから。』

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あるお客様は、建設途中で御近所の方からこう言われたそうです。

『 台風の時には避難させてね。 』

あなたはこれをどのように理解しますか?

ここでは 基本的に住宅規模の建物について書いています。

特に 木造住宅は軽いので 地震には有利 ですが、強風に関しては不利なのだというイメージはできますでしょうか?

事実、木造住宅の構造安定性は 地震 と 強風 それぞれに関して確認しますが、鉄筋コンクリート造(RC造)では強風に関するチェックをする必要すらありません。

つまり 法的に『 RC造はチェックするまでもなく 強風に関しては十分強い。 』という お墨付きをいただいているという事でもあります。

【 ブー フー ウー 】の物語を思い出して下さいね。

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