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二世帯住宅を考える 第10回
10・ 親世帯に 一族が集える 環境を考慮すべし!
というお話し。
これを読んでくれているあなたは 多分男性 ではないでしょうか?
一般的に・・・・ですが、鉄筋コンクリート住宅(RC住宅)と聞くと 女性は毛嫌いする傾向にあるようです。
イメージ的に
男性は大切な家族を守るためには 頑丈で最適な構造 だと理解するようなのですが、
女性にとっては 冷たくて固くて 木のような温もりを感じられない と言うところが 先入観になっているようです。
木造アパートよりもRC造のマンションの方を好むのに、一戸建て住宅となるとその感覚が逆転してしまうのは不思議でならないのですが・・・・。
さらには 構造体を鉄筋コンクリート造にして 内装にふんだんに木を使えば、何の問題があるのでしょうか? って思うのですが(笑)。
RC住宅を希望される方には 毎回 奥様に『 ご主人が思っているほどにはRC住宅をご希望ではないでしょ? 』と質問しています(笑)。
たいていの場合は 想定通り の返答が返ってきます(爆)。
でも お引渡し後にはその奥様が 『 もう木造には住めませんっ! 』 って言うんです。
『 どの口が言~とんねんっ! 』って突っ込んだこともあります(笑)。
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さて本題の 親世帯に 一族が集える 環境を考慮すべし!
ということです。
分離型2世帯住宅に限定した話になりますが、お盆やお正月に一族が帰省してきた際の集いの場は、親世帯に計画した方が良いと思います。
ですから、寝室以外の居室はなるべくまとめて必要に応じて広く使えるように計画した方が好ましいと思うのです。
ちなみに 廊下は空間を 分ける という意味では重要な要素ですが、面積的なロスにもなります。
ということは、廊下を減らせば各部屋をその分広くできるということです。
例えばリビングから直接子供部屋につながっていたり、リビングを積極的に通路として利用したりすることはよくあります。
意識しておくことが重要ですね。
・・・・もちろん一般的意見です。
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ご両親の気持ちになった場合、その集いが2階の子供世帯のリビングで行われると・・・・、『 親元へ帰ってきたの? 長男の家に帰ってきたの? 』という事を考えがちになる部分もあるようです。
我が家でも弟一家が帰ってきたときには、【 集い楽しむのは隣の両親の家 】 で、【 甥と姪が寝泊まりするのは隣の私たちの家 】です。
これだけでも 【 両親の顔が立つ 】みたいですよ(笑)。
もちろんそうすると、親世帯には移動がなくなるという利点もあります。
これは、結果的には 奥様には かえってご迷惑をおかけする部分が増える事も考えられるのですが、そこはしっかりと 当初の機嫌取りと 事後の労いに配慮しています・・・・のつもりです私は。
家事が何もできない昭和生まれなものですから ハハハ・・・・(汗)。
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弊社がかかわった分離型の2世帯住宅のあるお宅でのお話ですが、子供さんたちを食事以外の時間はなるべく1階に下りさせるようにしているそうです。
若夫婦は共働きですので『 ただいま~。 』も1階だそうです。
うれしいみたいですよ。
おじいちゃんもおばあちゃんも。
・・・・家族の皆さんが上手に分離型2世帯住宅を活用しているようです。
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こちらの動画 を見てみませんか?
【 これから家造り 】という方には参考になると思います。
出版済みの書籍の紹介は こちら にあります。