鎖骨骨折 救急病院へ
生まれて初めての救急車。
付き添いでは2回乗ったことあるけど、
当事者として乗るのは初めて。
夏の家族旅行で遊びに来たのに、
情けないやら、左腕の痛みでしんどいやら、
複雑な気持ちで病院まで向かった。
救急車はスピードを出すので結構横揺れが激しい。
その揺れがまた響いて痛い。
病院に着くと、本日の担当医ですと女性の
内科医が専門外ですがと丁寧に挨拶してくれた。
ラッシュガードをハサミで切られたため、
上半身砂だらけの裸、下は海水パンツのみ。
左腕が折れて腫れ、全く動かないので、
看護師さんに脱がしてもらい、病院着に着替えをした。
診断後、すぐレントゲン撮影へ。
しばらく待たされたが、波に打ちつけられた
ショックと自らの不注意による情けなさと、
激しい痛みとで時間の過ぎるのも、気にならなかった。
診察の結果、脱臼ではなく左肩鎖骨骨折。
ポッキリときれいに真ん中から折れていた。
専門外で何とも言えないが、たぶん手術になるだろうと女医からは伝えられた。
手術。。まさか、手術。。
今まで入院すらしたことないのに、
全身麻酔で手術なんて。
顔は青ざめ、全身から悲壮感が漂っていたと思う。
家内と子どもたちが後からやってきた。
小学生の二人、うち上の子は高学年になるが、
すごく不安そうな顔をして泣きそうな雰囲気だった。
大丈夫だよ、と一言伝えると安心したようだった。
ほんと子供たちにも申し訳ないことをしたな。。
やるせなかった。
旅行を1日繰り上げ、その日の夜中に帰ることにした。自宅近くの総合病院に電話をしたら、土曜日だが診察してくれるとのこと。
紹介状を書いてもらい、宿に戻り、帰宅の準備をする。左腕は三角巾で固定した。
伊豆から自宅まで5時間。
家内に運転してもらい何とか帰宅したが、
あまりの痛さとショックで帰りの道中をあまり覚えていない…
そして翌日、総合病院へ行くことにした。
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