豊作を祈願する秋祭り٩(ˊᗜˋ*)و♪
収穫の感謝と翌年の豊作を祈願する秋祭り。
数々の個性的な秋祭りは、他のお祭りとは違った楽しみがあります。
暑い夏が終わり、台風も過ぎ、天気もよく過ごしやすい季節の到来です。
実りの秋には、日本全国で収穫の感謝と翌年の豊作を祈願する秋祭りが行われます。
獅子舞王国さぬき
香川県は、日本で一番面積の小さい県でありながら、約800の獅子舞グループが存在する獅子舞王国。「獅子舞王国さぬき」は、県内の約60グループが一堂に会する国内最大級の獅子舞イベントです。
各組の獅子は、獅子頭の色も形も、油単(ゆたん、獅子の胴になる布)も個性豊かで華やか。香川県の獅子舞は、動きも激しく、鳴り響く銅鑼が異国情緒を盛り上げます。祭りの当日は朝から晩まで迫力ある獅子舞の演舞が披露され、展示コーナーで道具に触れたり、ワークショップで段ボールの獅子頭を作ったり、家族で一日中楽しめます。
川内大綱引き
「川内大綱引き」は、長さ365m、重さ7トンの大綱を引き合う祭り。その歴史は古く、1600年頃に合戦に向かう兵士の士気を高めるために始まったとも言われています。当日は1,500人の市民が、330本の縄から大綱を作る「綱練り」を朝から半日かけて行います。出来上がった大綱を引くのは、上半身裸の3,000人の男たち。衝突、妨害ありの戦いは、格闘技のような激しさで、見る者をも熱くします。
この激しい綱引きには、観客が参戦することも可能。大綱引きへの参加は不安な方は、綱練りの作業に参加し、地元の人と交流を楽しみましょう。祭りの最後に半分に切られる綱の一部を持ち帰れば、1年間無病息災で過ごせると言われています。
新居浜太鼓祭り
四国三大祭りの一つ「新居浜太鼓祭り」は、1,000年以上の歴史を持つ豪華絢爛で勇壮な秋祭りです。美しく飾られた「太鼓台(たいこだい)」と呼ばれる重さ3トン、高さ5.5mもある巨大な山車54基が、それぞれ150人の男衆とともに街を練り歩き豊作を祝います。
太鼓祭り最大の見どころは「かきくらべ」。複数の太鼓台が一ヶ所に集まり、タイヤをはずして「かき夫」と呼ばれる担ぎ手たちの人力だけで動かします。太鼓が鳴り響く中、かき夫が太鼓台を高く持ち上げると、熱気は頂点に。新居浜駅前の「太鼓台ミュージアム」では、太鼓台の実物や衣装をじっくり見ることができます。
おわら風の盆
「おわら風の盆」は、400年の歴史をもつ民踊行事。哀切感に満ちた「越中おわら節」に合わせ、踊り手たちが美しい踊りを披露します。昔の面影を残す坂の町、越中八尾に数千のぼんぼりが立ち並び、揃い浴衣の男女が三味線と胡弓の音色に合わせ、格調高い踊りを披露しながら無言で町を流れていく、情緒あふれるお祭りです。
見どころは、夜の闇の中行われる町流しです。艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べ。その幻想的な光景と雰囲気はここだけのもの。観光客も踊り方教室で踊り方を習うことができるほか、輪踊りに飛び入り参加をする事ができます。
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