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叔母の言葉を嚙みしめる日々

叔母は私にとって大きな存在だ。
私に昭和カルチャーをたくさん教えてくれた。
そしてオタクの道が、どんなに楽しいかも叩き込んでくれた。
叔母は、推しバンドについてのサイトをやっている。
でもパスワードつきの、叔母1人しか見れないサイト。
そこで思う存分バンドについて綴っいる。
以前はオープンにして、ほかのファンの人達と交流してたらしい。
でも色々と窮屈になって「自由にやりたい」と思い、1人で楽しむようになった。
「だって気づいちゃったんだよ。本当に自分の好きなことしてる人って、他人のことなんて気にしてないの。1人でとことん楽しんでるのよ」
叔母のこの言葉を聞いて「確かにそうだ」と深く頷いた。
それから叔母は、SNSで繋がってた人達と離れて、自分だけの城を作った。
誰にも邪魔されない、誰の目も気にしないオタク全開の城。
正直「羨ましい」と思った。
その境地に自分も辿り着きたい。
今はまだ「読んでもらいたい」気持ちがあるから無理だけど。
いつか私も自分だけの城を築けたらいいなぁ。
そしたら、あんなことやこんなこと書くんだ。
楽しみ。

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