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《54字の物語》まとめ④


 初めまして。三日月月洞(みかづきげつどう)と申します。

 今迄SNS上に投稿してきた54字の物語作品のまとめとなります。 

 手元にあるものから、順不同です。

 (※各タイトルは画像の下にございます)

タイトル『鬼子護りと化け降雹』
人ではないが人に化け人に紛れて生きてきた雹の妖かしが、鬼の赤子を追う独善的で狂気に溢れた人間達からその子を庇い守るうちに、
心ない人間と同じ姿でいる事すら莫迦々々しくなった。
そのようなお話です。
タイトル『曽我と虎と巡礼』
タイトル『ただ君が為だけに征く』
タイトル『万物に宿りし神々』
たとえ大嫌いなあの子でも、 本当は、
羽根や羽衣の見えない天使なのかもしれない。
誰かの大切な大切な存在なのかもしれない。
世界を昏い目で見ているうちは解らないけれども。
タイトル『背徳者に別れのKissを』
タイトル『或る猟犬の最期』
彼は何も憎まぬ。
ただ、人も犬も、年を経ると
己が心の収めどころがなくなるだけ。
ただ、それだけ。
年老いた猟犬は、新たな相棒を連れた主が再び猟に出る時を待ち、深い愛を抱え
懐かしき想い出と共に、静かに逝く。
タイトル『枕返しの遺言』
種を超越した友情の果てに贈られた未来。
果たして少年は、
運命の行く先にて何を思うのでしょう。
タイトル『人生』
※ささらえ男→月
『月』とはツキか、憑き物か……。
どちらにしろ、天辺まで昇った月の行く先は1つ。
ツキが落ちればどうなるか、そうではなく落ちたのが憑き物であるならばどうなるのか。
それを踏まえて、
商談帰りの主人公の行く末を妄想なさり
お楽しみくだされば、幸いです。
タイトル『グウィネヴィアの独白・冒頭』
タイトル『姉心と人魚姫』