生きづらさと「無縁者」
数ヶ月前に、いつもお世話になっているカウンセラーの方から「無縁者(むえんもの)」という言葉を教わった。
聞き慣れない言葉でしたので、調べてみると…
・普通の人間には、適応される規則が適応されない者である。
・日本中世史の網野善彦氏の提唱した「無縁の原理」を帯びている人。
・この原理は、近代国家では認められない。
・対義語は、有縁者(うえんもの)。
(一部引用)
ただ普通に当てはまるか、当てはまらないかのカテゴライズをしたい訳ではないが、仮に「無縁」の気質があるとして、話を進めてみる。
「私が自然に考えること」は、(全てではないが)「普通とは一線を画す部分がある」ということになる。
もしかすると、「普通」や「一般」、「常識」、「当たり前」、「暗黙のルール」、「同調圧力」、「有縁者の方のアドバイス」などに対して、苦しさや違和感を抱えている人には、もしかすると無縁の側面があるのかもしれない。
「普通に適応されない部分」の「補い方」が鍵になってくるような気がしています。