オンラインセミナーに参加してみて

昨日、ジーニアスファインダーの著者・山口揚平氏主催のオンラインセミナーに参加してみました。

「混迷の時代に生き抜くために必要な人生を変えるステップ」という題目でした。

そこで個人的に得られた知見を書いてみます。

1.自分の天才性を活かすこと

「天才性とはその人がもっているもので、人と比較しなくてもわかる特徴」
「自然な姿」「素直に生きること」
「自分を深く知るほどに、自分の解像度(理解度)があがるもの」

◎自分を深く知る
→自分の好きなことは?
→自分が嬉しくなる(感情がおこる)のは、どんな時か?誰といる時?どこにいる時?など

(気づき)
自分の深いところに目を向けるということは、自分の細かい部分を知覚していくことなんだなと感じました。

100%自分を活かせる環境があれば、理想でしょう。
しかし、実際そんなことはない場合が多いので、理想を整える試みとして、やる価値はあるかもしれません。

2.旧産業→新産業への移行

山口氏は、「旧産業(紙やメディアなど)」が「新産業(AIや宇宙開発など)」に移り変わる時期に来ていることを話されました。

私が前に勤めていた会社のことを書きます。
そこは地元の零細企業で伝統を大切にする会社でした。
やり方はほとんど手作業、手計算、パソコンを使うのは、印刷物の印刷と他企業のやり取りだけでした。
もっと技術をうまく使えば、作業効率や正確性、時間短縮が図れたり、結果として気持ちにも余裕ができてくるかもしれません。
その結果、従業員が新しいことを会得し、会社として成長できる面もあるでしょう。

伝統にこだわるあまり、時代の変化を頑なに受け入れないように見て取れました。

より便利になっていったり、手間が掛からなくなっていったりするからこそ、「手間がかかること」をウリとしている部分の価値が失われて衰退していくのかなと感じました。

セミナーとは関係ありませんが、谷本真由美氏の「日本人が知らない 世界標準の働き方」という本にも、「これからを考えるとき」に参考にできそうなことが書いてありました。

3.コロナ禍における時間重視の考え方

コロナの影響で、「他県の移動を控えたり」「海外に出る飛行機の便数が減ったり」と様々な「移動制限」がかけられています。

山口氏は、「移動制限がある。つまり、"空間"に制約が求められているからこそ、"時間"(の使い方)に目を向ける人が増えている」と語られました。

例えば、
会う人を選ぶ→会いたい人にしか会わない
瀬戸内海上の宿「guntu」(uの上に^)を利用して、優雅な時間を過ごす。
(1泊100万円以上の船)
など。

(気づき)
空間や時間というより、過ごし方であったり、お金の使い方、選択の仕方、行動に対する質的なものを選ぶようになった感じがします。


今までの普通が損なわれたからこそ、自分の状況をみて、少しでも有意義な方向に近づける選択といいますか。

4.人生における時間濃度

19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発表した理論。ジャネーの理論。

(状況 wikiより 一部抜粋)

「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。」

例えば、
4歳の人の1年は、1年/4年 *100=25%
40歳の人の1年は、1年/40年 *100=2.5%

→4歳は40歳の人よりも10倍濃い時間を過ごしていることになる。
(個人差、個体差は、ありますが)

よく年末になると、「一年、あっと言う間だった」という方を見かけます。

貴方は、どうでしょうか?

ただ個人的にこの理論には、穴があるように思えます。(あくまでも、個人的に体感で感じたことです)

→時間の過ごし方によって、時間経過が早くもなるし遅くもなる。単純に比較はできませんが、あまり歳を重ねても変わらない感じがします。

<時間の経過が遅く感じる時>
・暇すぎてすることがない(状態を悩んでいる)時
・何かに注視したり、何かを意識して考えたりしている時
・集中している時 
・嫌なことをさせられている時
・緊張状態にある時

<時間の経過が早く感じる時>
・テレビ、ゲーム、映画などをみている時
・自発的、能動的に何かに取り組んでいる時
・楽しい時
・没頭している時

もっと探せばあるかもしれません。
時間が早く感じることや遅く感じることってありませんか?

その違いかどうかは断定できませんが、「脳の使い方(意識しているかどうか)」にあるような気がします。

1時間半ほどセミナーでしたが、色々と考える良い機会になりました。






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