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<シティS1 BEST4> かがリザ入りロスギラ <全文無料>


はじめに

はじめまして、わさびと申します。
今回はかがやくリザードン入りのロストギラティナを使用し、10月5日のシティリーグで予選全勝の1位通過・トーナメントBEST4に入賞できたので記念にnoteを書いてみます。

シティリーグ成績
・2023S2 7-0 優勝 ロストカイオーガ
・2023S3 3-2予選落ち ロストギラティナ
・2024S2 7-1 優勝 ロストギラティナ(かがやくポケモン不採用)
・2024S3 3-3予選落ち ロストギラティナ
・2025S1 7-1 BEST4 ロストギラティナ(かがやくリザードン採用)

*注意*
誤字脱字、その他到らない点はご容赦ください。


環境整理と予想

tier1 ライコ リザードン
tier2 ドラパルト レジドラゴ ボムパルキア サーナイト ルギア 
気になるデッキ ソウブレイズ テラパゴス ブリジュラス

・tier1の中でもCL優勝&回していて爽快感のあるライコを好む人が多そう、道具メタが流行っていることもあり、構築はCL優勝構築が多いと予想。
・リザードンは様々なエーススペックを採用できることから、独自の立ち回りを用意している人がいてもおかしくない。
・アンフェアスタンプが採用されていそうなデッキはリザードンとサーナイト。

デッキ構築について

・デッキコンセプト

今回のデッキコンセプトは初動の安定です。
具体的には、初ターンにキュワワー3枚・ギラティナV2枚の展開+花選び3回を目指します。
アグロよりの現環境でロスギラを使用するにあたり、初動の遅れは許されないと考えデッキを構築しました。
リストは画像の通りです。


ロストギラティナを選択した理由は以下の通りです。
・tier1のデッキに対して明確に不利なわけではない。
・先手後手どちらでも戦える。
・負けても後悔しないくらい好きなデッキであること。

・一般的なリストとの相違点について

かがやくリザードン採用
倒されてもサイドを1枚しか取られないガチグマexって強くないですか?これが採用理由です。
ゲッコウガをリザードンに変更したと思われがちですが、調整過程では先にゲッコウガなしの2色ロスギラになり、その後ガチグマexをリザードンに変更しています。(ゲッコウガなし2色ロスギラに関しては2024S2優勝の際にnoteを書いてます。全文無料ですので気になる方は読んでみてください!!)
従来のロスギラではライコ対面で先にサイド2枚を取られると負け濃厚になってしまいます。=キャッチャー表で負ける。この状況を打破するにはギラティナ!ではなく非エクでサイドを2枚取るしかないと考えました。
つまりガチグマexをリザードンへ変更です。
先2でロスト7枚に到達しやすい構築にしているため、たねex主体のデッキに対して早い段階からミラージュゲートを使いリザードンを押し付ける(サイドレースで有利になる)プランも取れるようになりました。

ボール系→ネスト4、ポフィン3、ボウルタウン
以前のシティリーグでネスト4、ポフィン3の構築でも種切れ負けした経験から、ボウルタウンを増やしました。
ボール8枚採用によって、初手にキュワワーorボールが1枚引ける確率は約80%まで上がるみたいです。

入れ替え札→いれかえカート3、ポケモンいれかえ2、ジェットエネルギー4
一般的なリストだとカート3、ポケモンいれかえ1、ジェットエネルギー3が多いですが、そこからポケモンいれかえとジェットエネルギーを1枚ずつ増やしています。

以下、ジェットエネルギー4枚採用について
個人的には、逃げると入れ替えを1枚でできるジェットエネルギーは4枚採用する価値のあるカードだと思っています。
・キュワワーでスタートできなくてもポフィンとジェットがあれば2回花選びできる。
・ギラティナVでアビスシークしやすくなる。
・中盤、裏のエネなしのギラティナvstarが縛られることも多々あります。ジェットなら盤面のエネルギーを増やしつつor1回花選びを挟んでこの状況から復帰できます。

ポケギア2枚採用
このカードがあることで、アクロマの実験を引く確率を上げること、手札干渉からの復帰を容易にできます。終盤ではボスを引き込み早めに勝ち切ることを目指します。
序盤に欲しいカードと終盤に欲しいカードが明確に分かれているロストギラティナにおいて、序盤から終盤まで使い道のある良いカードです。

ウッウ2枚採用
ドラパルト対面→序盤から確実におとぼけスピットで攻めたい。
リザードン対面→リザにおとぼけスピットしておいて、ロストインパクトorかえんばくで回収する。
これまではヤミラミ2、ウッウ1のリストで使用することがほとんどでしたが、上記の理由から今回はヤミラミ1、ウッウ2で採用しました。

メタカード不採用
特定の対面や状況でしか使用できないカードを採用する=デッキの安定感を下げると考えています。メタカードがないと勝てない対面があれば採用しますが、ある程度プレイで対応できるのがロスギラの良さでもあります。

ポケモンの道具不採用
ジャミングタワーやロストスイーパーなどの道具対策の採用が多いと読んだため不採用としました。
森の封印石の役割はポケギアが、緊急ボードの役割は多めの入れ替え札である程度は代用が効きます。
道具不採用の分、ロストスイーパーからロストを2枚貯める選択肢は取れないため、キュワワー、ギラティナ、アクロマでしっかりとロストを貯める必要があります。

ロストスイーパー不採用
ポケモンの道具を採用しないならもはやスイーパーも道具メタカードに過ぎないと考え不採用にしましたが、tier1のデッキに対してしっかり使い道があるため採用しても良かったかもしれません。
実はギリギリまで採用しておりましたが、採用の理由を明確に言語化できなかった&かがリザサイド落ちを嫌い、ヒスイのヘビーボールに枠を譲りました。

・構築の欠陥について

突然ですが、このデッキリストには欠陥があります。
前述しておりますが、今回のデッキコンセプトは初動の安定です。理想盤面はキュワワー3枚、ギラティナV2枚です。
これを踏まえシティリーグ前の自分に問いたいです、なぜギラティナVが4枚採用でないのか?
一般的なリストは3枚採用です。ですが、今回のコンセプトと自分のプレイスタイルから考えれば確実に4枚採用するべきでした。
現環境ではギラティナV1枚ではそのままギラティナVを狩られ続けて負けてしまうこともあり、2枚置きを要求される試合が多いです。それに対してデッキには確実にギラティナVに繋がるカードが現物とネストボールの計7枚のみです。
また、かがやくゲッコウガの不採用・ウッウの2枚採用により、すごい釣竿は2枚で十分でした。よって今この構築を使うなら、すごい釣竿の3枚目→ギラティナVの4枚目に変更します。

ここが今回のシティリーグ全体を通しての一番の反省点です。

プレイについて

・ジャンケン→勝ったら先行。
・サイド確認→最初に山を確認できるタイミングで、エネ→ギラティナ、リザードン、ウッウ、ヤミラミ→竿ミラゲの順で確認。
・序盤→キュワワー、アクロマを中心にロストを貯める。対面と状況によってはアビスシークも使用する。
・中盤以降→基本はギラティナを2体育てる。ライコなどの攻めが早いデッキに対してはかがリザを押し付ける。手札干渉に強い山を作る。

上記を意識してプレイしてました。
ざっくりとしていますが、ロストに送るカードやプレイの順番など、相手の出方や自分の手札と場の内容で変化する部分が多く、詳細を書けず申し訳ないです。

当日のマッチ

予選
ライコ⭕️
ドラパルト⭕️
ライコ⭕️
リザードン⭕️
イバラ⭕️
イバラ⭕️

トナメ
ルギア⭕️
リザードン❌

・対戦中に意識していたこと

ライコ
相手のゲームスピードを見て、かがリザプランorギラティナ育成プランを選択する。どちらにせよ2-2-2プランを通す。
かがリザプランをとる場合、炎エネルギーはできるだけ見せないことで相手のプランを崩すことを狙う。
相手が山札を作り切る前に手札干渉を打ちたいため、ナンジャモは安易にロストしない。

ドラパルト
エーススペックはきらめく結晶が多いため、序盤からウッウでサイドを進める。
結晶ドラパルトを倒した後、2体目のドラパルトを育成するのに時間がかかる場合もあるため焦らず相手の盤面を分析する。
実際の試合で使われたエーススペックはプライムキャッチャーでした。

リザードン
この対面は分岐が多いため、正直アドリブなところが多いと思ってます。
ギラティナVは絶対2体展開する。
最速でピジョットを倒す。相手のポッポが1体の場合、ボスやプライムキャッチャーで狙いに行くのもあり。
ボムブライアで負けないよう、サイドレースの計算は怠らない。
基本はロスギラの動きで戦うが、おとぼけスピット+かえんばくでリザードンを倒せることも念頭においておく。

イバラ
ギラティナを2体育成する。1体目が倒される前に2体目を育成できれば良い。
基本的にこちらが1パンできるのに対して向こうは2パンのため有利対面ではあるが、クラッシュハンマーを警戒しエネルギーは大事に立ち回る。
当日、基本エネルギー3枚サイド落ちしていたこともあり、花選びでアクロマをロストし、基本エネルギーを手札に加えたりもしました。

ルギア
ウッウでチラーミィを倒し続けることで、ギラティナが1パンされることを防ぐ。

今回も対戦相手やジャッジの方々、みなさん良い方ばかりだったので気持ちよく対戦することができました。
準決勝で負けてしまったことは悔しいですが、デッキを褒めていただけたりして嬉しかったです。

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
デッキ構築についての内容がほとんどですが、読みものとして楽しんでいただけたら幸いです。

今回も安定感がコンセプトなのに、メタモンを採用できませんでした、、、ぺとっ。   2024.10  わさび

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