大学院に合格して

わずか3ヶ月ほどの出来事とは思えない濃密な時間だった。院試前は不合格でも合格するまでトライしようと思っていた。だけど、院試後は、これでダメなら受かりようがないと思うほど、出し切ったと感じていたので、不合格だったら、途方にくれてしまいそうだった。だから、合格発表までの日々は不合格だったらではなくて、合格する程で、自分のしたい研究に関連する論文を読んで過ごしていた。
院試から5日目の合格発表日。家族が出払った自宅で、サイトで合格発表を開いた。自分の番号を確認した後は、抑えていた感情が溢れて号泣。自分なりに本気だったことを実感した。でも号泣も束の間、感情を出し切った後は、ここからがスタートだと気持ちを整理した。入学まで、できること準備していかないと、やりたい研究にはたどり着けないから。