
くうふく日記〜下関の古民家カフェでぜんざい〜
下関市内には古民家を活用した料理屋やカフェがいくつかあるのですけど、不便な場所にあってもなぜか成り立っているお店が多いのです
今回は、長府のお城の麓の入り組んだ路地にある「gallery cafe とこのま」さんにお伺いしましたよ
『逢いたくてぜんざい』
土日に少し一人になったらそこが活動時間
そんな貴重な時を割いてやってきたのは「とこのま」さん
ギャラリーと喫茶が融合したお店なのです
長府の城跡の近くの路地でわかりにくい場所にあるのですが、魅力的なお店なのでお客様が絶えません
う〜〜寒い、このためにお腹を少し空かせてきたんだという強い想いを込めて「ぜんざいとコーヒーをください!」

ほうじ茶とともに、しばらくお庭やお花アートを眺めながら待っていると、やってきましたよ♪
エッジの効いた切り餅は光るほどに褐色に焼かれ、膨らもうとする力を表現するかのように包丁の目が際立ちます

なんだかお餅をいただくのが惜しくって、まずぜんざいをいただくと、甘いと感じるより旨いと感じるように仕立てられた汁が心地よい♪
時折り口の中を小豆が通り過ぎるコントラストを楽しく感じたあとは、はりはり漬けをポリっ
あぁなんとも楽しいたのしいと過ごしているうちに、褐色のおこげが柔らかくなってきましたよ
私がもっとも好みなのはこの瞬間
トロリとしたお餅に汁が絡みトロ甘〜となったところに、鼻をおこげ香が通り過ぎるトロ甘こげ〜

あぁ幸せなひと時です
今日の貴重な一瞬をぜんざいに使えてよかった🌈
このお店の強みは
●ギャラリーと城下町・古民家の融合
ここにしかないもの
●とがってはいないけど、センスを感じさせるフード
ときめき
●長居してものんびり見守っていただける雰囲気
喫茶本来の価値
●あたたかい雰囲気の店主
地域に根ざしているオーナー
そんなにいい立地でなくてもsns投稿を見れば、そこまで足を運ばなければと思わせる魅力が溢れています
そして、お店では店主さんはイキイキ、お客様はのんびりされているので、心が解けて自然とエナジーチャージされるのでした🍀