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ソロキャンプへ行こう! ~ロマン枠~

完全に自己満足の趣味のアイテム。
とはいえ「これを使いたくてキャンプ始めた」というのも少なくない。
つかう理由など「だって使ってみたかったんだもん」でよし。反論するやつなどいない。

フラスコ

スキットルともいう。
10cmくらいの錫や銀製の携帯用小型水筒。尻ポケットに刺しておいて、時折スッと出して一口飲む。で、(渋いなぁ俺)と悦に浸ろう。
みた通り掃除が非常にしにくい形状であるため、ブランデーやウィスキー、焼酎などアルコール度の高い蒸留酒を入れることしか想定されていない。
ワインやジュースなど入れるような軟弱者は使ってはいかんのである。

万能ツール

「これ一本あれば生き残れる!」さて全作業をまかなえるかな?
ロマンで保っておくために、あえて使わないという選択肢もあるぞ。

斧、鉈、大型サバイバルナイフ

巨大な刃物という存在自体が男の子の夢。
キャンプ場で立ち木を切るのは流石に怒られるので、薪割り程度しか出番はない。
持ち運び時はザックの奥の方にすること。
これみよがしにザックや腰にぶらさげていたりすると、ポリスメンがすっ飛んでくる。
ポリスボックスに連行された上に叱られて没収されるので絶対見えない場所に仕舞っておこう。

長めの串

竹や金属製の30cmくらいの太めで長い串。
肉やハムなどを刺して焚き火で炙る、マシュマロやチーズなどを炙るなど「焚き火で焼く」のに使う。
雑に切ったハムやベーコンを炙ってかぶりつく、溶けたチーズをパンやクラッカーになすってもぐもぐ。
網で焼くのとはまた違ったワイルドさがいい。
拾った竹などを削って作ってもいいが、有毒な木で串を作って食中毒という事例があるので、そこらへんの正体不明な木から作るのはやめよう。
竹か薪にしておこう。

点火具

ライターなどという軟弱な道具は使えるか!という人はメタルマッチや火打石だ。
火花を飛ばして火口に着火させ、少しづつ火を育てていく。
麻紐などをほぐしたものや綿など繊維をそのまま、それらを蒸し焼きにして炭化させたものなどが火口によく使われる。
服のポケットに溜まった繊維カスとか使うと通っぽい。
木や竹を擦って着火するのもよいだろう。こっちは気合と根性がいる。
いずれも動画サイトなどで実演しているのも多いので、2~3本観ておくとよい。

ファイヤーブラスター

「火吹き筒」ともいう。焚き火に空気を送り込むための筒。ちゃんと名前あるのだ。しかもゲームのアイテムっぽい。
竹やボール紙を丸めたものでよいのだが、金属製の伸縮する機材も市販されている。
「口で吹けばいいだろうに」という人にはいらない。

網袋

つめたーい川の水で飲料や果物などを冷やす。川で冷やしたひえひえのキュウリやトマトをガブリというのもキャンプの醍醐味のひとつだろう。
コンビニ袋の底に複数の小穴を開けて使ってもよいが、絵面的に網の方がいい。
100均で買えるキッチンゴミ用網袋などが手ごろだろう。

アルミホイル

イモやニンジンなどを濡らした新聞紙で包んでからアルミホイルで包み、焚き火に放り込む。1時間くらいで焼ける。
おやつに、ほくほくな焼きイモはいかがかな?
塊肉や魚もいいだろう。ハーブや調味料と包んで焚き火で焼いただけ。雑でワイルドな料理は男の子のキャンプ飯に最適である。

石焼き

なるべく平たい石を焚き火で熱し、それで肉や魚や野菜を焼く。
薪の上に直接だと安定しないので、網を敷き、その上に乗せるのがいいだろう。
2~3cmくらいの丸石を熱しておいて、具を入れておいた鍋に放り込んで焼き石煮。
一瞬で沸騰するので熱い飛沫に注意。

コーヒーミル

手回しミルで豆を挽き、焚き火で沸かした湯でコーヒーを淹れる。コーヒー好きなら一度はやってみたいシチュエーションだろう。
アウトドア用の小型ミルがいろいろなメーカーから出ており、抽出器もいろいろある。
粗挽き豆をポットに入れて煮だすアメリカ西部開拓時代のアメリカン、アウトドア用エスプレッソマシンなどなど。

コット

組み立て式ベッド。金属フレームに布を張るタイプがほとんど。
地面からの冷気熱気をやわらげ、凸凹も問題にならない。
ベンチ代わりにするもいいし、設営や撤収時にちょっと荷物置きにすることもできる。
なにしろデカくて重いので徒歩移動時には持っていくのは辛い。
購入時はテントの大きさだけでなく、入り口の大きさも考慮すること。
組み立て後だと入らないなんてなると狭いテント内で組み立て作業になるし、
テント内外で使うとなるといちいち分解組み立てしなきゃならなくなる。

ホットサンドメーカー

なんでも挟んで焼けるのでパンに限らず餃子や焼売、肉類などにも使える。
パンでもハムやチーズや野菜だけでなく、カレーや焼きソバ、焼き鳥などを挟んで焼くのもいい。
アニメで豚まんを挟んで潰して焼くというのがあってこれも人気。饅頭や大福など甘いものもいける。
名称からしてオサレっぽい器具だが、「頭悪い料理」では大人気。
「ホットサンドメーカーで作るアウトドア料理」なんて本もある。
嵩張って重いのが弱点。

ハンモック

ロマン枠の極致。木の間に吊るしてゆらゆらと昼寝。
最近は柱付きの製品もあり、林でなくても使うことも出来る。

椅子

折り畳み、組み立て式の椅子があるとのんびりに嬉しい。
座布団にはない「背もたれ」が以外とバカに出来ないものだ。
金属パイプを組み立てて布を張るもの、木製折り畳み式などいろいろあって目移りしてしまう。
軽量なものだと、ザックに括り付けて運ぶこともできる。
組み立て式は軽量なものが多いため、風で転がって行ってしまうことが多々あるので注意。
座り心地や高さなどに個人差があるのでショップで試してみて買おう。

紙と色エンピツ

周辺をスケッチしよう。写真より思い出に残るのは間違いない。

ドングリ拾い

ドングリを拾って殻を割り外し、中身をフライパン等で透き通ってくるまで炒る。塩やバターで風味をつけるとなお旨い。
殻はそのまま焚き火へポイ。
堅果類に毒があるものはないが、アクがあるので、あまりたくさん食べるとおなか痛いになりかねないので注意。
まあ成人なら10~20粒くらいなら問題ないだろうが、個人差があるので念のため。

燻製

チーズ、肉類、海産物、ゆで卵、ナッツなど。醤油やオリーブオイルを燻製にするというものある。
煙がもんもん出るので街中では難しいが屋外でならやり放題。
キャンプ場によっては大量の煙を出す行為は禁止されているので要確認。
キャンプで行うための専門機材も販売されているが、段ボールと100均で買える網でも問題なく出来る。
夜は自作燻製でスコッチを傾けるというのはどうかな?

天体撮影

カメラによっては「タイムラプス」機能がある。
カメラを固定して星の動きや日の出などを連続撮影する。
日の出時刻と方角を調べておき、日の出を動画で撮るなんて言うのもいいね。

ブッシュクラフト

拾った木や竹をナイフで削って食器やオブジェクトを作る。
箸やスプーン、小皿くらいなら素人でもできるだろう。
イイ感じの竹があればマグカップやぐい呑みなども作れる。
ドングリなどを拾って独楽にしたり、ネックレスにしたり。
ネックレスはビニール紐でもいいが、どうせなら蔓植物から取り出した繊維をよって紐にしよう。

ラジコン

飛行ドローンは禁止されている場合が多いので四輪駆動のクルマを走らせよう。
木や石を積んで障害物を作ったりするのも楽しい。
川があればフネもいいが、何かの拍子に流されたりすると回収が難しい。ヒモ付きにしといたほうがいいかもしれない。

シャボン玉

大量のシャボン玉を吐き出す道具とか、巨大な玉をつくる道具などで人間サイズに挑戦。

投擲グッズ

広さが充分にあるなら、ブーメランや竹トンボなどを飛ばす。
ダーツや手裏剣もいいね。
紙飛行機もいいだろう。

野草採取

野草を探してお茶にしたり、料理に使ったり。
葉っぱを数枚採って、軽くもんで火で炙る。あとはお湯を注ぐだけ。
不味いものとか有毒なものを避けるため、植物図鑑は必須。


キャンプをするには必須ではない道具や行為。
でもキャンプだからできる、これができるからキャンプしてるというのも完ぺきな理由である。
いろいろレッツ、プレイ!


ソロキャンプへ行こう! ~食べ物~へ続く!

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