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不妊治療のリアル。


「不妊治療ってなにするんだろう?」

治療前の私はそう感じていました。
今年で治療歴3年目に入る。
治療が長引くにつれ、良くも悪くも、日常に溶け込んでいるんだけど(笑)
でも、はじめての治療の時は、「え!うそやん・・」っていう衝撃が結構多かった。
タイミング法→人工授精→体外受精と、ステップアップした私だから感じる「不妊治療ってこういうこと」の答えを書いてみたくなりました。
(※不適切な表現がありましたらお許しください)

タイミング法ってこういうこと。

▼基本的な検査も含め、治療は、生理真っ只中に始まる。
 内診は、生理中に受ける。これの衝撃といったら。
 生理2日目、3日目とかザラ。
 そして内診台・・血の海ですけど?

▼「今日から5日間なるべく多くタイミングとってください」と
 サラっと言われる衝撃。
 月曜だったとしたら、月・火・水・木・金ってこと。
 日なんで選べない。突然やってくる。
 仕事してさ〜、残業してさ〜、家事してさ〜、ヘトヘトでもやるんだよ。
(二人目不妊とか、子どもが寝静まってからだよ。)
ムードもへったくれもない。

人工授精ってこういうこと。

▼通院回数の衝撃。内診の数の衝撃。
▼朝獲れの夫の分身🐍を、妻が持っていく衝撃。
 大事に大事になるべく冷やさないように・・・
▼夫の分身を映像で見た時の衝撃。
▼「え、こんなんで子どもできんの?!」というくらい一瞬で終わる処置。
▼待って待って、その注射(HGC)、おしりに打つんですか?!という衝撃。
そしてものすごく痛い・・・(看護師さんの技量でも変わります)

体外受精ってこういうこと。(採卵編・高刺激の場合)

▼医療従事者でもなんでもないのに、毎日自分で注射打つの?しかもお腹に?の衝撃。
▼注射が始まったら、これまた頻回の通院+内診
▼ここでもおしりに注射するの?しかも回数多くない?!の衝撃。
▼採卵までに排卵しちゃったらどうしよう・・・
▼卵とれるかな・・・
▼(夫目線で/院内採精の場合)こんな狭い所で取るのかよ・・🐍 嫁頑張ってるのに、俺が取れなかったら終わりやん?のプレッシャー
▼麻酔しても痛いんですけど?
▼大事なところに、そんなにスポットライト当てないで〜!恥
▼お腹めちゃめちゃ張ってきましたよ・・なにこれ、妊娠してないのに、妊娠5ヶ月目くらいのお腹やん!皮肉すぎる衝撃
(二人目不妊・・・昔の妊娠線浮きでます)
▼息苦しいんですけど。歩くと下腹部痛いんですけど。休んでいいですか?
▼約5日後の採卵結果を聞くまでは、受精したかな・・・分割進んだかな・・・何個生き残っているかな・・・とすごく気になる。体調と相待って不安定期突入。

体外受精ってこういうこと。(移植編)

▼テープの貼り替え忘れそう。アラーム必須。
(*ホルモン補充周期では、2日に1回お腹に貼るテープを交換します。)
▼テープの上から、防水フィルム必須
(テープ単体だとお風呂で剥がれそうになりました)
▼膣剤という薬の衝撃。落ちてこないの?慣れるまで抵抗感ある。日によって入れにくい。仕事中だろうが、外出中だろうが、休日だろうが、8時間おきに挿入しないといけない。こちらもアラーム必須。
▼移植:これまた一瞬で終わる処置。
 でも、受精卵の写真がもらえるときの愛おしさといったら・・・!
▼(採卵に引き続き)大事なところにスポットライト照射
▼移植後:ソワソワ期に突入・・・考えないようにリラックス♪
・・・と思っても気になっちゃうんです。少しの体調変化にもソワソワ・・・

感じ方は人それぞれだと思いますが、
あくまで私が感じた、各治療の第一印象はこんな感じでした。

不妊治療のリアル。

タイミング法・人工授精・体外受精
ワードを検索すればいくらでも治療内容はでてくるし、お医者さんからも
説明を受けます。が、
当時の私が知りたかったのは、当事者目線の治療内容だったので
思い出しつつ書いてみました。
どなたかの目に留まれば幸いです。





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