見出し画像

巡礼48日目 LinaresからSarria

2024年8月20日(火)

今日も6時に宿を出る。
昨夜の宿は設備も良かったし、子供達の騒ぐ音以外は最高の宿だった。
宿を出てから車道近くの巡礼路を登って行く。
傾斜はあまりキツくないので、朝の涼しい時間帯にどんどん距離を稼ぐ。
最初の街のHospital de Condessはまだ早い時間なのでバーは開いていない。
次の街Alto do poioに向かう。
途中朝日が東の空を染める。

日の出前の東の空


山道が一気にキツくなって来て喘ぎながら登って行った先で、芳ばしいパンの焼ける匂いが。アルベルゲのバーがオープンしていた。
看板犬のセントバーナードが迎えてくれる。
店に入り焼き立てパンを頼もうかなぁ?と思ってカウンターを見たら、ケーキの様なトルティーヤが。
これだ!と店主にトルティーヤを注文する。
看板犬にねだられながらも、でっかいトルティーヤでお腹いっぱいになる。

大きなトルティーヤにパンが付いていた
バーのカウンター
看板犬がまとわりつく


お腹いっぱいで歩き始めると、西の空に満月が沈み始めていた。
満月が出る所はよく見るが、沈む所がこんなに綺麗に見れるのも珍しいと思った。

西の空に沈む満月


アップダウンを繰り返しながらFonfriaの街に着く。
ここからは下り坂だ。

やっぱりじゃり道は無くならない


Triacastelaの街まで下って行く。
街の入口のバーで休憩し、今日の目的地Sarriaに向かう。

前を歩いているのは良く会うイタリア人2人
古代人のモニュメント
バーで休憩。搾りたてのオレンジジュースが美味


Triacastelaの街からSarriaへはルートが2つ有る。
右ルートは距離が短いが、途中に休憩する街が少ない。
左ルートは距離が長いが、休憩する街も多い。
どっちのルートにするか悩んだが、単純に距離の短い右ルートを選択した。

約7kmの距離差は大きい


右ルートを行くと道は登り坂に変わる。
一気に300mくらい登る。
距離は短いが、山越のルートだった。
汗をかきながら淡々と進む。

街を抜けると未舗装路に
やっぱりじゃり道


San Xilの街がほぼ頂上だったので、少し早い昼食を摂る。

ベンチの横になっていたフルーツ
昼食の準備をしていたら牛肉の集団がやって来た


アップダウンを続けながらMontanの街を過ぎたあたりから下り坂になる。
遠くに今日の目的地であるSarriaの街が見える。

日陰の道は疲れが和らぐ
あれがSarriaの街だ
林の中だけど日向が多い
ここにも四国遍路の石碑があった


Aguiadaの街で一旦休憩し、またSarriaの街を目指して歩く。
15時過ぎにSarriaの街に着く。
目的にしていたアルベルゲは満室だったが、次のアルベルゲが2人分空いていたので早速手続きをしてベットを確保。
シャワーを浴びて洗濯し、夕飯の食材を買い出しに行く。

階段の先にあるアルベルゲに向かったが、満室で写真を撮っている横のアルベルゲに泊まる
階段の上にある教会の壁絵
アルベルゲの屋根裏部屋がリビング


さすが大きな街だけあって、シエスタをしていないスーパーがあった。
これで安心だ。


本日の歩行距離 55,381歩(38km)




いいなと思ったら応援しよう!