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需要とコスパ

 こんにちは、乙訓野添です。今週末は雨だそうですが、来週は晴れ続きなので、今のうちに降っておいて欲しいです。

 こないだ、クラゲの話しをしましたが、その補足をしたいと思います。
 XのSM垢など見ていると、時々、びっくりする様なデブスの女性が、虐められてアンアン言ってる写真や動画が出てきます。文字だけ見ていると、どんな美人淑女かと思うのですが、実際はそうでもない人も結構います。まぁ、クラゲも会う前はそんな風に感じてました。

 通常であれば、まずまず誰からも拾われない喪女なのですが、特殊な性的嗜好があると、需要があったりするのです。SMの世界の価値基準は、「NGの少なさ > 見た目」だからです。どんな美人よりも、アナルフィストさせるデブスの方が、需要がある世界なのです。だって、してみたいですもんね。
 しかし、誰だって上昇志向です。同じ性質を持っているなら、ブサイクより見た目の方を良いのは自明の事です。なので、この手合いの人は、乗り換えられたり、多頭された挙句に捨てられる運命にあります。まぁ、稀にデブ好きブサ好きとか、内面に惚れたとか、そういう奇跡がない訳でもないですが、基本的には消費されたら終わりです。
 こう書いたら、誠に身勝手でひどい話しですが、男の場合は、そのステージに立つ前に審査で落とされますから、経験できるか出来ないかの差でいえば、出来るブサイクの方が人生経験は豊か?かもしれません。

 さて、クラゲですが、デブスなのは写メ交換した時点で分かってましたので、この部分はともあれクリアでしたし、会話がアホっぽいのもまぁ、何とか耐えれたのですが、最大の問題は、距離でした。
 確かに、大昔にチャットの先輩に「会ってくれる人には飛行機の距離でも会いに行け」とは言われてましたが、それを実際にやってみると、結構大変です。お金も時間も掛かります。そこは耐え忍ぶにしても、マメに会えないというのは、大きな障害です。遠距離恋愛というのは、その先に結婚といったゴールが想定できてないと、継続は出来ないものだと自分は思います。つまり、「飛行機の距離でも〜」というのは、ゴールイン出来るかどうかを見極めに行け、という意味なのです。

 その意味では、クラゲはそれに該当しませんでした。つまり、会いには行った。しかし、これと添い遂げる気にはならなかった。掛けた経費の分、やる事はやったけど、それ以降、経費や時間をかける気にはならなかった、という事です。
 もし、クラゲが近場、せめて近県だったら、状況は違っていたかもしれません。実のところ、やりたい事はいっぱいありました。しかし、その欲求よりも、コストの方が大きすぎて、諦めるには十分だったのです。
 もし、クラゲが自分の好みにズバコンでだったら、また状況は変わっていたでしょう。早々にこちらに呼び寄せて、一緒に暮らしていたかもしれない。おそらく、結婚を前提としたお付き合いをしたに違いないと思います。実際、のちにその通りの事をします。

 ネットに上がっている喪女クラスの女性が、やれご主人様だの飼われてるだの言っておれるのは、そういう方面での素養があり需要があった事、そして付き合うにあたってのコストが掛かりすぎてない幸運があった、という事です。クラゲももっと近場で探せば良かったのに。
 また、自分もこれ以降、せめて、車だと片道2時間くらいを射程に制限する様になりました。それでも大変でしたけど。

 今回のnoteはここまで。理想と現実には、大きな乖離がありますよね。それも体験して学習していかねばなりません。いいねやコメントいただけると励みになります。最後まで読んでいただき、有り難うございました。


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