秋の味覚と冬支度 旬を楽しむ…柿とサツマイモ
秋の味覚…梨や葡萄のような瑞々しい果物が好きな私は、あえて柿を選んで購入することは今まで無かった。
しかし今年の秋はあの橙色が目に入ってくる。
干し柿→和を連想させる艶と丸み…手に取り見比べてカゴの中へ。
近所での買い物の度に柿を購入している自分に気づいた。
ジャガイモは料理で使うこともあるが、サツマイモを常備しておくことは今まで無かった。
時々サツマイモの和菓子などを食したり、芋掘りのお裾分けを頂くことはあったが(その度にどう調理しようか?と悩むほど)自分で買うことは皆無に近かった。
しかし今年はあの赤紫色が目に入ってくる。
割ると黄金色に輝くホクホク感…思わず美味しそう!と手を伸ばしている私。
そして今年の秋、我が家のキッチンの隅に常備されている。
急に冷え込んで、心も体も温かみのある色を欲しているのかもしれない。
これは体に良い!健康になる!という知識から選ぶ野菜や果物も多いが、今の自分に不足しているものを無意識に補おう!食べたい!というカラダの声をきいて食することも大切だと感じるこの頃。
昼夜の時間の長さが等しい秋分から、夜が長くなる冬至にかけて陰のエネルギーがどんどん強まってくると、欲する食べ物や栄養素にも変化が起こってくる。
外側の情報だけでなく五感を使って自分の内側にも訊いてみよう。
きっと答えてくれるはず…次はこれを味わいたい!と。
今年も秋の旬を楽しめることに感謝して、心と体を温めて冬支度を始めよう。