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雪の女王にひかれて
昔、学生時代に「雪の女王」を下敷きにした絵を描いたことがあり、その絵はいまはないだろうけど、何か懐かしくなって昨晩鉛筆描きしてみました。
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それを見た主人は
「雪の女王じゃ、楓杏には置いてもらえないね」と言い放ちました。
まぁ、そりゃそうだ。
いわゆる可愛い絵ではないし、漫画アニメっぽい人物画は置かないと言われたこともありますし。
ポストカードを一枚描くのにも、やる気になるまで時間がかかる私は、そんな寄り道、必要なのか分かりません。ですが、久々に心ひかれるモチーフです。
少し鉛筆描きしてみた絵は、余り上手くは描けませんでした。綺麗ではないし、目付きに冷たさや孤独感、高貴な感じが欲しいなと思いました。
学生時代は、悩みや孤独感で心も頭もいっぱいでしたし、それしかありませんでしたが、その感情を絵にぶつけられたかな、と思います。そんなにカッコいいものではなかったですが、数十年後の今は、何か満たされているのか、何だか絵も軽い感じ?です。
何か得た代わりに、何か失ったのか。
分かりませんが、人生経験によって得意な絵も移り変わりゆくものなのかもしれないなと思います。
今はモデルも何もなく描くのは心もとないですが、想像力を働かせて描いてみるのも1つかなと思います。
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