私のポンコツな耳と雑音に想う
長くKinKi Kidsから離れていたので、剛くんが突発性難聴になったのも、実は最近まで知らなかった。未だに音響障害などの後遺症があるらしい。そんな中であんなに綺麗な音楽を届けられるのはどれほどの努力と気配りをしてるのだろうかと思う。
ただ、それを賞賛しても可哀想と言うのはちょっと違うのかなとも感じる。
可哀想って言われると自分を見失いそうになる。私なら。
私も片耳病んでるけど、目には見えないし、感覚の世界なので、家族でさえ理解してもらうのは難しいと感じてる。
普通の会話でさえ、他の音が混じるとわかんない。ママ友との会話にもついていけないときがある。最近は仕事してても困ることもある。マスク生活だから余計辛い。
聞こえなくても何回も聞き返すのも悪いしなって思うし、わかったふりをすることもある。聞き逃さないように全神経を集中させてることもある。
いちいち、聞こえないんで配慮してもらえますなんて説明するのも煩わしい。
心配なんてしないでほしい。もっとできるよってがんばりたくなる。
そっとしてほしい。
勝手に傷ついたり立ち直ったりするから。
あくまでも私ならだけど。
でも、しんどい、辛い時あると言いながらも、今、彼がそこを選んでるというのがすべてなんだと思うな。
自分の居場所を選べない彼では無いと思う。自分らしく生きたいって何度も言ってる彼だよ。
それに優しい人だから、雑音を自分のせいにしてしまうんじゃないかな。僕がこんなんだからって。争いの嫌いな人だから。むしろ、しんどい、やめてって素直に言える場所なんだなと感じる。
だから、どうこういうことじゃないと思う。
待ち合わせ場所を雑音だらけにしないでほしいな。綺麗な音が周りにあってほしいな。
たくさんのありがとうを込めて