【デュエマ】『革命・アメイジン・マジック』のコモンとアンコモンを見てみよう【DMCUC】
はじめに
こんにちは。かわいです。
普段はX(旧Twitter、@KAWAWI_hybrid)にてデュエル・マスターズに関する雑多な内容をつぶやいています。
noteの投稿は前回の忍邪乱武コモン・アンコモン解説以来、2回目です。
さて、来たる9月9日(土)に、
D4の実力者・最上川イッサが主役のスタートWINデッキ『革命・アメイジン・マジック』が遂に発売となります。
先日のデュエチューブで全貌が明らかになった本デッキですが、
デッキ内容の完成度もさることながら、
新規で収録されるカードの能力も非常に強力なものとなっています。
今回は、その中でも
レアリティがコモン(C)とアンコモン(U)のカードに注目し、
コモンとアンコモンのカードだけで戦う非公式特殊レギュレーション「DMCUC」でどのように活躍できるかを踏まえつつ、
それぞれのカードを解説していきたいと思います。
短い内容ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
『革命・アメイジン・マジック』の基本戦略
本デッキの基本戦術は、小型クリーチャーから「革命チェンジ」を繰り返して大型クリーチャーを早期に踏み出す成長ギミック。
離れた時に呪文面を唱えられるツインパクトクリーチャーの新能力「メガ・ラスト・バースト」も組み合わせて、呪文やクリーチャーの出た時効果をタダで使いながら前のめりに攻撃を仕掛けていくのが特徴です。
革命チェンジ新時代!! コモン・アンコモンで成長だ!!
革命チェンジは特定のクリーチャーを攻撃させるだけで別のクリーチャーを踏み倒せてしまう、非常に強力な能力です。
一方で、その強さゆえ実装当初からレアリティが高く設定されるものでもあり、DMCUCで使える革命チェンジ持ちクリーチャーの種類は全体のごく少数でした。
しかし、カードパワーが年々上昇している現代デュエマにおいて、革命チェンジのレアリティ的ハードルは少々下落傾向にあります。
そして驚くべきことに、
『革命・アメイジン・マジック』では、
収録されているコモンとアンコモンのカードだけで、革命チェンジによる成長ギミックを体験できるようになりました。
また、スタートWINデッキの翌週に発売されるARev第3弾『魔覇革命』では、
なんと最低レアリティであるコモンでも革命チェンジを持つクリーチャーが複数登場するなど、
まさにDMCUCは大革命チェンジ時代を迎えようとしています。
そんな中、スタートWINデッキで新規収録されるコモン・アンコモンたちがどのような性能なのか、詳しく見ていきましょう。
《淡いと濃い ケローラ/♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル》
クリーチャー側は、発表された新規カードの中で最軽量コストのメガ・ラスト・バースト持ち。
序盤のアタッカーとしてマジック革命チェンジの種になりつつ、ブロッカーもあるので防御に回りながら相手ターン中に呪文を唱えて次のターンの準備をするもヨシ。
呪文側はツインパクト版《十・二・神・騎》。
ツインパクト呪文の割にコストが2と非常に軽く、序盤から積極的に唱えて手札を整えていけるため、マジック革命チェンジのデッキ以外でも活躍の機会が多そうな1枚です。
《AQsabbath/♪このギター グシャっとなれば グシャっとなる》
クリーチャー側で相手クリーチャーのバウンス(手札戻し)、呪文側で小型エレメントの破壊をこなす除去特化な多色ツインパクト。
ARev期のCUC環境では、破壊された時にメクレイドで後続を展開できる《グ:ムユキバ》《ボルシャック・爆・ルピア》や、シールドから突然現れるブロッカーでありながら破壊されると相手をバウンスする《マジック・A・セミプーロ》など、破壊時効果が強力なクリーチャーたちが存在します。
それらを《AQsabbath》のバウンス効果で安全に除去し、攻撃のための隙を作り出しましょう。
また《♪このギター》のエレメント破壊は、《空間型無限収納ストラトバッグ》《パーリ騎士の心絵》《Dの光陣 ムルムル守神宮》など、設置しやすく除去されにくい小型のタマシードやフィールドを、2コストでサクッと破壊できるのが嬉しいポイント。
特に《ムルムル守神宮》は、破壊されると表向きにシールド化する《循環の補い 利取》と合わせて無限耐久を行うコンボが非常に厄介ですが、《AQsabbath》と使い分けることで両方の除去に対応できます。
《芸魔山鷹 トリノドミノ》
成長ギミックの第一段階、小型→中型にサイズアップし、大型マジックである《芸魔土車 チャトランガ》への中継ぎ役となる革命チェンジ持ちクリーチャー。
革命チェンジの持つ強みのひとつに
「革命チェンジするとチェンジ元になったクリーチャーが手札に戻ってくるので、そのクリーチャーをもう一度使える」
ということがあります。
例えば、チェンジして手札に戻ってきたクリーチャーを出し直してもう一度出た時効果を使ったり、ツインパクトクリーチャーをチェンジ元にすることで手札に帰ってきてからは呪文として使ったり、といった具合です。
CUCで使えるマジックの中で再利用したいチェンジ元候補は、
■墓地からコスト3以下の呪文をタダで唱えられるブロッカー《照明魚》
■手札交換と呪文回収を1体に兼ね備えた小型アタッカー《激光魚》
■ジャストダイバークリーチャーとパワー4000以下破壊呪文を選べる《タネダ・パンクトーカー/♪夕暮れに さらに弱い ヤツ叩く》
などでしょうか。
特に《照明魚》は、墓地から唱えたい呪文を《トリノドミノ》の手札交換で用意できるので一石二鳥ですね。
また、隠れたマジック・クリーチャーである《世露詞駆 キャロル》からチェンジして、《トリノドミノ》の手札交換能力を使うと、なんと手札に帰ったはずの《キャロル》がバトルゾーンに戻ってくる……なんて小ワザも。
革命チェンジは、ギミック的にチェンジ元になるクリーチャーをたくさん用意しておきたいので、必要に応じて横に並べましょう。
《紅奏龍メルダウ》
シンプルな能力ながら突破力に長けた1枚。
パワー3000以下は、5文明種族の中でも《アシスター・サイネリア》を除く4種のアシスターサイクルをまとめて破壊できるライン。
スレイヤーでの自爆攻撃が厄介な《ド:ノラテップ》や、ジャストダイバーで場に残りやすい《アシスター・Mogi林檎》も全体破壊で難なく除去できます。
また、相手限定の全体除去といえば、似た能力を持つクリーチャーに《ボルシャック・コーヤ・ドラゴン》《SMAPPON》がいます。
しかし、これらがSトリガーによる相手ターン中の打点破壊を想定している一方で、
《メルダウ》は相手の邪魔なメタクリーチャーや小型ブロッカーを一掃して攻撃の道を作ることが可能。
スピードアタッカーでもあるので、最後に紹介する《芸魔土車 チャトランガ》の革命チェンジに繋げていきましょう。
《芸魔土車 チャトランガ》
今回スタートWINデッキに収録された新規の中でも一番の問題児。
成長ギミックの第二段階、アンコモンでは初の実装となるコスト5以上のクリーチャーからチェンジできる大型のコマンド/ドラゴン。
革命チェンジでコストを支払わずに踏み倒すことを主軸にしたクリーチャーではあるものの、コストは7と重く設定されているので相応のスペックを備えています。
CUCにおいてパワー9000は、
《トテントン〈ベア子.Star〉》などの防御性能に優れたSトリガースター進化サイクルや、
同じくスター進化でコスト軽減能力を持つ《ググッピー〈鮫.Star〉》、
超次元コントロールの定番《The 大親分 鬼流院 刃》など、
CUC環境で活躍するフィニッシャーたちをバトルで破壊できるため非常に優秀。
《チャトランガ》自身は能力により攻撃されないので、相手がバトルに勝てる状態になっても殴り返される心配はありません。
また、自身の攻撃がブロックされない能力もあるため、ブロック後に破壊されて能力を発動させる《グ:ムユキバ》や《利取》×《ムルムル神宮》の耐久防御を貫通してダイレクトアタックを決めることも可能。
成長マジックのフィニッシャーに相応しいパワーを秘めた1枚と言えるでしょう。
おわりに
『革命・アメイジン・マジック』に収録される新規コモン・アンコモンの解説は以上になります。
解説では成長ギミックの話題が主だったので避けましたが、これまで紹介したカードは『双竜戦記』『忍邪乱武』に登場したマジック・メクレイドにも対応しています。
特に《ゼンツー》や《人気魚》は、癖の強いマジック・メクレイドの中でも比較的使いやすいクリーチャーなので、マジック革命チェンジと合わせて使ってみるのも面白いかもしれません。
それでは、今回の記事はここまで。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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