サッカーワールドカップ、日本対スペイン戦を考察その2
サッカーワールドカップ、日本対スペイン戦を考察その2
今大会、日本は強豪ドイツ、スペインに勝ったのに、コスタリカに負ける不思議な国。なぜこんなことになるのか?
日本はかつて少年ジャンプに連載されていたキン肉マンのようなチームである。キン肉マンは超人パワーが戦う相手によって異なる。というよりも戦っている間にも変化していくし、戦いを重ねていく中で超人パワーを成長させたりもしていた。
前半、圧倒的にやられているのに、後半、別人のようなチームになっているのは火事場のくそ力が要因。しかし、この火事場のくそ力は発動されるときと発動されない時がある。つまり、ドイツ、スペイン相手には火事場のくそ力が発揮されたが、コスタリカ戦では火事場のくそ力がでなかったということ。
この火事場のくそ力は、①相手が強大な相手であり、②かつピンチの時に発揮される。そう考えると、森保監督はわざと窮地に陥らせ、選手の火事場のくそ力を引き出していたのかもしれない。
サッカー解説者やYOUTUBERには、戦術を切り口に森保監督を批判する人がいっぱいいる。しかし、森保監督は戦術家ではなく、選手の良さ、潜在能力を引き出すことにたけた監督であると言えるのではないか。究極のモチベーターが、世界最強クラスの戦術家2人(ルイス・エンリケとハンジ・フリック)を打ち負かした。
続く(続かないかもしれない)。