白亜紀を丸く映して滴れり

はくあきをまるくうつしてしたたれり

滴り
山の岩壁や苔蘚類から滴り落ちる点滴で、その清冽な涼味が季をもつ。涓滴・山滴り・巌滴り・崖滴り・苔滴り。

山本健吉編『季寄せ』三夏より抜粋

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