図書館が好き
今は週に一度くらいです。
その日、手にした本のタイトルは
自分の「今」を教えてくれるようです
自分の家以外の建物に入って
こんなに落ち着く場所は、あまりないと思います。
「いらっしゃいませ!」も言われず
入室時、ぱっと視線が集まる事もなく
勝手に入って勝手に遊べます。
当たり前のことですが、開放感!満載です。
本棚に並ぶたくさんの本は
あまり自己主張せずに、ひっそり座っているようで
中には「僕を見て!」という感じで
手を上げていそうな雰囲気の本もあるけれど
そういえば「代々続く由緒正しき一族」
みたいな並び方をしているチームもいますね。
私は、どちらかと言うときちん書かれたタイトルの文字より
少し細めの、儚そうな文字が好きです。
なんとなく内容も、押しが弱そうで
それでいて「はっ!」とするような言葉との出会いがあったりして。
最近の図書館は、人と接触せずに借りられるし
消毒も可能になりました。
残念ながら、私の通うところはカフェが併設されてはいないのですが
もしされていたら、私は家に帰らなくなるかも知れない!と思います。
あまり周りの人に干渉しないし
大きな音も、もちろんしない(これは凄く安心できます)
それだけで、もう天国のような気がするのです。
さて今日は、どの本とご一緒しようか…
魅力的なタイトルが、私の中に飛び込んで来ます🎈
たまには「食わず嫌い克服」的な事も良いのだけれど
案外「ダメなもの」が多いので、いつも同じコースを回ってしまいます。
🌄真夏の図書館には、涼を求めて集まったお爺さんが多くなり
新聞を広げて読みながら、小さなイビキをかいていたり・・・
風邪などひかぬと良いけれど、みんなとっても居心地が良さそうです。
小さい頃、実は私は本があまり好きではありませんでした。
親があまりにも「本を読みなさい!」と言っていたので
それだけでお腹いっぱいになっていたようです。
親の買って来てくれた「立派な百科事典」も
綺麗なままずっと並んでいましたし
やっぱり本は、自分で選んだ方がいいと思っていました。
スッと手に取って、サラッと懐に滑り込んだ本は
必ず私の中に小さな贈り物を置いていってくれます。
それは時間が立ってからも、ずっと私に残っていくものとなります。
好き嫌いのある「本好き」ですが、本はずっと友達のままで…
いや!
もしかしたら私は
もはや「図書館好き」なのかも知れません🎈
いろいろな図書館を巡って旅をしたら楽しそうですね🎈🎈🎈