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「CyberFight プロレスオールスター感謝祭 inラゾーナ川崎プラザ」現地レポート

よく来たな。おれはキュアナイルだ。
おれは毎日物凄い量のテキストを書いているが誰にも読ませるつもりはない。
なので、2.24にラゾーナ川崎で行われた「CyberFight プロレスオールスター感謝祭」に行ってきたが、誰にもそのことを読ませるつもりはなく、非公開のままにしようと思ったが、せっかくこのイベントでプロレスに興味をもったやつが、そのまま「あれって何だったんだろう・・・・・・」と記憶の中を素通りして、プロレスにせっかく触れる機会があったのにも関わらず、その後プロレスを観ることなく、YouTubeをザッピングし、予測変換に飼いならされ、AIがおまえの思考を奪い、そしてサボテンの影に隠れたダニー・トレホにナイフを投げられて死ぬ・・・・・・。END OF MEXICO
そういった事態を避けるために、あのイベントのことを思い出す為に、全てはプロレスの為に、このイベントに来れなかったおまえのためにこの記事を書くことにした。

全てはプロレスの為に

この記事は社会派コラムニスト逆噴射総一郎先生の文体を模しています。
気になった方はマガジンを購入してみましょう。

今回のイベントは1日中行われており、その全てを一音一句記憶するのはアインシュタインでもない限り不可能なので、いろいろと抜け落ちている部分があるのは申し伝えておく。
ただ、おれは朝からあの場にいて、家に引きこもってインプレッション数とかページビューを稼ぐこしぬけこたつ記者などとは一線を画しており、おれの言葉は信用できる。


この日はおれのホームグラウンドでもあるラゾーナ川崎の2Fの中央広場で一日中なにかしらCyberFightのイベントが行われるという寸法だった。
この日は八王子で全日本プロレスが斉藤ジュンと青柳勇馬の試合が行われ、おれの第二の家に近いのでそっちに行こうかとも考えていたが、川崎の詳細が徐々に明らかになり、そして決定打が現れてそちらに行かざるを得なかった。

なんと桐生真弥が「はじめてのプロレス講座」に登場するというのだ。
桐生真弥についてはおれは何度も言及しているし、おまえも知っているとも思うが、だれにでもはじめては存在するし、実際に「はじめてのプロレス講座」ではじめてプロレスに触れるかもしれないやつもいると思うので、改めて説明すると、桐生真弥(きりゅう まひろ)は東京女子プロレス(TJPW)に所属する女子プロレスラーであり、力強いエルボーを打ったり試合中に突然謝罪をしたりする麻雀が好きなレスラーだ。
もっと詳しくしりたいやつはこの記事を読むといいだろう。

そういうことなので、おれはラゾーナ川崎に向かい始めたのだ。

SUCEJURU

当日のスケジュールはこういった感じで、パンダの撮影会から始まり、アプガ(プ)のライブを行ってからTJPWのトークショーやサイン会が続き、DDTの番になり、3団体合同のプロレスはじめて講座があり、NOAHの番があって、3団体合同のトークショーをやって、またパンダが出てきてチャンピオンたちと撮影会やって、拳王じゃんけんをやるという流れだった。
これは朝11時から組まれており、夕方まで掛かるので下手なビッグマッチよりも長丁場だということがおまえにもわかったと思う。
おれはこの日も夜勤明けの影響で体内時計が狂っており、朝4時から起きていたが、べつにエネルギーに満ちていたわけでもなく、なんとなく録画した「パニッシャー(2004)」を観て「MCUで1番面白い映画だなぁ。なんでトニーはアベンジャーズに声かけなかったんだ。」と思いながら、前日に買っておいた弁当(怠惰)を2つ食べて気力とエネルギーを充填させ長丁場にそなえた。


どこの団体のロゴもついていない黒いリング

そして、川崎に着いた。
ラゾーナ川崎プラザにはそれこそ100回くらい行っているが、基本的に映画を観るか1階のデカい本屋で買い物する為に来ているので(IMAX レーザーがある。)、2階の広場でのイベントは遠くの方からみるだけで、実際にこういったイベントに参加するのは初めてだった。
そこには既に黒色のリングが組まれておりロープは外されていた。
リングとは別に常設のステージもあり、状況に応じて使い分けるんだろうなと思った。


このイベントは実は2週間前にもららぽーとで行われていたのだが、会場限定でオリジナルグッズを販売しており、購入額に応じて特典が設けられていた。
4000円購入で好きな選手のサイン会参加券が貰え、8000円でもう一枚サイン会参加券。
そして8000円で別にチャンピオンとの撮影会参加券がもらえるという寸法だった。
グッズとしては会場限定の撮りおろしポートレートや限定アクリルスタンドがあったりした他、イラスト入りのミラーやマグカップなど、普段のグッズ売り場には並ばない類の商品もあってなかなかレアだった。
因みにこの日のサイン会は東京女子やDDTの普段のサイン会と違って、会場で買ったものならどれでもサインが貰えるというレギュレーションで珍しかった。
また、後にわかったのだがNOAHのサイン会でよくあるオリジナルミニ色紙は存在しなかった。
普段の東京女子は2000円のポートレートでサインが貰えるので割高感があるが、DDTとNOAHは選手との2ショット撮影も可能だったので、何とも言えなかった。


おれは、最近アクリルスタンドをやたら買う傾向があるので、大量に買い込んだ。
1万4千円ほど買い物をしたが、サイン会参加券は2枚までが限度であり、8,000円+4000円ではもう一枚くれなかった。
別会計にすればよかったのかもしれないが、この日は桐生真弥も伊藤麻希もサイン会には出てこないことが事前に明らかになっていたので、おれは拳王と潮崎濠のサイン券を貰った。(本当はクリス・ブルックスも行きたかった。)


大人気のパンダ

そして、買い物を済ませた頃には既にパンダが撮影会をやっていた。
今回のアンドレザ・ジャイアントパンダとの2ショット撮影はなんと無料であり、トランプ政権も関税が掛けられなかった。
東京女子にやってきたときはだいたい1000円での2ショット撮影なので、これはかなりのレアなパターンだ。
撮影を終えたパンダは店舗バックヤードに消えていった。




そして、パンダの撮影会が終わった後にアプガ(プ)のライブが始まった。
この日はいつものレスラーの衣装ではなく、アイドルの衣装で様子が違った。
おれは、このライブはステージ側でやるもんだと思っていたら、すぐにロープのないリングに上がってきて不意をつかれ、やや後方からの撮影になってしまい、本来望んだ写真が撮れなかった。
(因みに真正面はアプガのファンによって朝7時頃から場所取りが発生していたらしい。)
しかし、メンバーのファンサービスはすさまじく、四方にわたってカメラ目線を送っていて偉いなと思った。
また、普段はブーツで隠れているふくらはぎの筋肉の筋や隆起が観えて、やっぱりみんな鍛えているんだなと思った。

高見汐珠
渡辺未詩
鈴木志乃
らく

おなじみの曲構成だったが、ファンはオープンな空間に配慮しており、いつものようにコール&レスポンスとかは控えめで、わりと静かだった。

そしてアプガ(プ)のライブが終わりTJPWのトークショーが始まった。
まず、おなじみのNAMBAアナが登場し、他のメンバーを呼び寄せ、
NAMBAアナはメンバーそれぞれの紹介をしはじめた。


難波小百合
瑞希

「瑞希選手はオリジナル技である渦飴という、口ではうまく説明できない、なんかとっても凄い技をして各種SNSでバズりまくってる選手です!各自調べてみてくださーい!」


荒井優希

「SKE48のメンバーでアイドルとプロレスの二刀流として頑張っています。(色々説明していたが忘れた)」


風城ハル

「風城選手は4月に高校3年生になる現役女子高生で、先日行われたプロレス連盟の会見ではとても立派なコメントを残しました。各自、うまく検索してその様子をみてみてくださーい!」


渡辺未詩

「先ほどもライブで登場しまいしたが、アップアップガールズ(プロレス)のメンバーです(色々説明したが忘れた確かジャイアントスイングの凄さを動画で確認してくれという話だったと思う。)」

といった具合に観客に「自分で調べてください」STYLEで説明を済ませたNAMBAアナ。
限られた時間で選手の魅力を口頭だけで伝えるのは無理だと判断し、選手の凄さの説明はインターネットの力を借りるというCyberと名前がつく企業故の力業を感じた。

因みに難波アナと荒井優希はここに来た事があるらしく、それぞれ演劇観にきたのと、SKEのライブで経験済とのことだった。


難波アナの進行により、軽妙なトークが繰り広げられてゆく。
プロレスとの出会いについて話題が振られ、瑞希は「気が付いたらなっていた。」と言い、荒井優希は「とうふプロレス(ドラマ)経由で」、渡辺未詩は「アイドルになりたくてアプガ(プ)のメンバー募集を見つけて。最初は「プロレス」の字を見ない様にして応募した」という凄いエピソードが展開された。

これについてはこの本で詳しく語られているので興味のあるやつは読んでみるといいだろう。

唯一風城ハルは「小学生のころから親の影響でプロレスを好きになった」という最も求めていた回答をしていた。
ただ、「親は応援してくれてると思う。……思うけれどただ、親は121000000の伊藤(麻希)さん推しなので、凍雅さんと組んだタッグ王座戦当日も121000000グッズで身を固めていたので本当に応援してくれているかはわからない。」というトンでもエピソードが出てきた。


急かされて不服な瑞希

トークは弾んだが、時間の都合で打ち切られる事に。
最後は3.16の宣伝をして終了。
難波アナが「こんな見た目してるけど、試合中は本当に別人のようになるのでみんな観てください!」と言っていた。
そのまま特典会に移行する。
特典会は通常の東京女子のルールと一緒でサイン+ワンショット撮影になっていた。

また、この時間帯にはアイアンマン王者である声優 稲田徹がバッグからベルトがはみ出した状態でサイン会に並んでいるのが発見され、いつ王座が動いてもおかしくないと思った。


勝俣瞬馬
夢虹

そのあとは少し時間が空いた後にDDTの時間となりNωA Jr.のライブが始まった。
この日はメンバーの須見和馬が急遽欠場となってしまったが、残りの勝俣瞬馬と夢虹がファンを煽り、コールの練習などをしていた。
この時思ったのが先ほどのTJPWの時とリングを囲む客層がガラッと替わったことだった。
おれは、TJPWもDDTもNOAHも観るし、実際に会場にも足を運んでいて以前から思ってはいたが、各団体客層が全然違う。
同じCyberFightの団体だが、男女比や年齢層が結構違ってくる。
DDTの場合は女性ファンの比率が圧倒的に高く、その活力や眩しさにやられてしまいそうだった。


この日欠場したもう一人のメンバー 須見和馬

ライブではアンコールまで要求されたが、時間の関係もあるので終了。
そのままトークショーに移行した。
DDTのトークショーは今林GMが司会で、上野勇希、クリスブルックス、男色ディーノの3選手が登場した。
おれは、このとき、Twitterのフォロワーさんらと話し込んでいたので、割とリングから離れたところにいたのだが、このラゾーナ川崎の音響がそれほど良くないことが分かった。
先ほどのTJPWの時はリングの側だったのでそんなに気にならなかったが、リングから離れると話を聞き取るのが困難なほどであった。
おそらくリングを設置した当たりに向かって音響がいいように聞こえるように設計されていたんだとおれは睨んだ。

今林GMの司会の元、プロレスを始めたきっかけというテーマで各々話し始めた。

上野勇希

同級生である竹下幸之助の影響で、竹下を応援しにいったら、そのままプロレスに魅入られてこの世界に。


クリス・ブルックス

家にあったVHSのレッスルマニアを観てから。
ストンコールド、ハルク・ホーガン、ロードウォリアーズ等の選手が憧れだったと語られるが、ハルク・ホーガンやロード・ウォリアーズの発音が良すぎて違って聴こえた。


男色ディーノ

「プロレスを始めたきっかけは、もともと地元のアイドルだったけれど、クビになってから~」と伊藤麻希のプロフィールをサラサラと読み上げた。
その後他のメンバーから突っ込みは入り、「学生プロレスから入って、そのまま……。」と訂正する。

その後は試合前のルーティーンについての話になるが、クリスが何もしないと答えたのに対して、ディーノは「あとで怒られてもいいや」と言い出し、「刺激がある方がいい」「そういえばディーノさんの試合中にパンツからトイレットペーパーらしきものが……」と本当に言っちゃいけないギリギリのラインの発言をして今林GMが切り上げた。

その後、上野とクリスとディーノの特典会が始まるが、上野とクリスが人気過ぎるのと、対応が丁寧すぎて列がまったく途切れない。
予定時間を20分ほどオーバーしてようやく終了し、ようやく特典会が終了し、いよいよはじめてのプロレス講座が始まったのだ。
(このときも稲田徹はサイン会の列に並んでいた。)


はじめてのプロレス講座

まずはじめに出てきたのはNOAHの小田嶋大樹、モハメド ヨネ、大原はじめ、小峠篤司。
アプガ(プ)のライブがあった時間帯は日差しが射してちょうどいい気温だったが、この頃にはすっかり日陰になっていて選手達は寒そうだった。


大原はじめ

大原は聖マリアンナ医科大学東横病院で生まれ、サクラノ幼稚園、下沼部小学校、玉川中学校と完全に地元の人間であり、平日は地元で講師をやったりしているし、毎年夏にカルッツかわさきでNOAHが大会を開くこともあり人気が高かった。
因みに最近はマイクで何故かプリキュアのセリフを引用することが多く、プリキュア界隈で密かに注目されている。


小田嶋大樹

因みに小田嶋も中原区出身で大原と同郷。

モハメド ヨネ
小峠篤志
試合を中断して状況やルールの説明をするガルベス★奥田

試合が始まるがあくまでも「はじめてのプロレス講座」なので、リングアナのガルベス★奥田が試合を中断させて、「ここで肩が着いた状態で3カウント入ったら終了です。」「タッグマッチですが2人で抑え込んだら反則です。」「大原選手の得意技です。一緒に声を出してください!ムイ・ビエン!」といった具合にプロレスのチュートリアルのような感じで進行していた。

ムイビエンの掛け声を会場の皆とする大原
キン肉バスター

ムイビエンを小田嶋に決めてタップアウトするが、3カウントの例をみせるといって試合が再開し、最後はヨネが小峠にキン肉バスターを決めて勝利した。

そしてNOAHの番が終わり東京女子のメンバーが入場してきた。

メンバーは桐生真弥、上原わかな、凍雅の3人で、それぞれが自己紹介をしたあとに、ベイブが話し始める。


前日に髪を切ったばかりの桐生真弥
桐生真弥


凍雅

「これからはじめてのプロレス講座ということで、みなさんにプロレスラーの生態系について紹介しようと思います!」とゆっくり解説みたいな出だしで語りだし、プロレスラーは声援を貰うと元気になるということなので、上原わかながもう一回入場してくるので、名前を叫んでみましょうとなり、上原が再び戻って入場してきた。


WAKANAA!!!

そしてベイブは試合をするから、さっきみたいに応援してみよう!と言い出したそばから凍雅に奇襲をしかけて会場中から大ブーイングを受ける。なんなら普段のTJPWの試合ではありえないほどのブーイングを受ける。
おれは毒サソリに刺されたときのような苦々しい表情になりながらベイブのことを見守っていた。


思っていたのと違う

そしてベイブは「なんか思っていたのと違う。」「一応このなかでは私が一番先輩なのでいい気分になりたい」と言い始め気持ちよく上原わかなに勝とうとするが、会場はWAKANAAコール一色で、逆に上原にスペースローリングエルボーを決められ、バナナピローまで決められてしまう。
おれはサソリの毒が体中を巡り、顔が青白くなっていたが「真弥ぉぉぉ!!!」と叫び続けた。
そして再び試合が中断されると、ベイブは「もうだめかもしれない。」「頑張れないかもしれない」といった風にこしぬけになりかけるが、川崎のファンは暖かく、普段の試合でもなかなか聞かないくらいの大マヒロコールが起こりベイブは立ち上がった。
ベイブは「みんなありがとー」と劇場版でミラクルライトの光を浴びたプリキュアの如く復活し、声援の大切さを説きTJPWの講座は終了した。


キュアスカイも応援が大切だと説いている。


みんなの応援で元気になったベイブ

おれは暫くの間「よかった。来てよかった……。」しか喋れない状態になっており、非常に危険な状態だった。
最初は桐生真弥が主となってマイクで話し出したことに興奮と戸惑いを覚え、その後のやられる展開には引きつった表情で観ていたが、最後は会場中からマヒロコールを発生させてベイブの思惑通りにことが進んだ。
これだけの、しかもプロレスに触れた事のない人間の多くも手玉にとったベイブは素直に凄いと思ったし、自信になったと思う。


正田壮史
中村圭吾
納谷幸男
HARASHIMA
To-y

そしてその後はDDT
HARASHIMA、彰人、納谷幸男、To-y、中村圭吾、正田壮史の5人が登場しバトルロイヤルをやるということになった。


またしても仲間外れにされてしまう正田。


空中技やパワーの凄さとかを体感できるいつものDDTの試合がコンパクトにまとまっていて、最後はTo-yがHARASHIMAを場外に出して勝利。
「優勝賞品はないんですか?」
「商品はみなさんの声援です」という誤魔化され方をしたが、To-yは喜び去っていった。


小田嶋大樹
大原はじめ
マサ北宮
杉浦貴


丸藤正道

そして、まだ時間が押しているので間髪入れずにNOAHのトークショーが始まった。先ほどまではリングにロープが掛かってなかったので写真を撮るのに丁度よかったが、試合後だったのでロープが邪魔をしてしまった。

小田嶋大樹、大原はじめと先ほど試合をした2人に加え、マサ北宮、杉浦貴、丸藤正道とNOAHを代表する選手が登場。

大原のキーケースはラゾーナのCOACHで買ったといい、杉浦も家族でよくラゾーナに買い物にくるという話をしていた。

小田嶋以外はサングラスでイカつくしようと丸藤が提案していたが、大原は「地元なんであまりそういうイメージは・・・・・・」と断ったらしい。


スマッホで小田嶋を調べる丸藤

小田嶋のイメージを聞かれたメンバーは「デビュー1年目なのに凄い」「最近調子に乗ってきている」といった具合にいじり始めるが丸藤はその間にスマッホをとりだし何やら調べている。
そして「まだ小田嶋のWIKIペディアのページがないからよくわからない」と回答して、現代のWIKIペディアの重要性と依存する危険性をおれは感じた。

その後は小田嶋にひたすら「恋をしろ!」という話が展開された。

トークショーが終わり、特典会。
トークショーのメンバーから入れ替わり、清宮海斗&ガレノ、潮崎豪、拳王が登壇。
NOAHはサイン+2ショットがレギュレーションであった。(通常は2ショットがあるときと無い時がある。)
また、この日は通常のサイン会のときにあるサイン用色紙は貰えず、購入したグッズにのみサインをしてもらうことが可能で、また、通常ではないお名前記入用紙の記入が義務化されていた。(この辺のルールはスタッフも把握しきれていない様子だった。)

お名前記入用紙が東京女子のものだった。

おれは色紙がもらえるものだと思っていたので、拳王のポートレートは買っていなかったのだが、そのレギュレーションを並んでいる最中に知ったので慌ててアクスタを開封してアクスタに書いてもらった。

拳王


潮崎豪


スーツの安全ピンは自分でつけたらしい。


潮崎豪のポートレートはカッコよく、購入していたのでそちらにサインを貰う。
「去年の石川修司戦、めっちゃ感動しました!」と言ったら爽やかな笑顔で「フッ、ありがとうございます」と返してくれた。

2024.11.24 潮崎豪vs.石川修司


引き続いてかなり時間が押していたが、3団体合同トークショーとして拳王、伊藤麻希、男色ディーノという異色の3人と今林GMがリングに登壇した。

伊藤麻希
拳王
なぜかディーノはコスチュームのままで物凄く寒そうだった。

拳王が運営しているYouTubeチャンネルである拳王チャンネルの話になり、どれくらい儲けているのか?とディーノが質問すると「そもそもプロレスを広めるためにやっているもので稼ぐためにやるという発想が良くない」とダメ出しをしつつ「企画の準備とかしているとマイナスになることが殆ど」だと具体的な数字は明かさなかったが拳王が身を削ってYouTubeをやっていることがわかった。

また、海外での試合が多くなっている伊藤ちゃんの収入の割合の話になると「円安という状況ではあるし、先月は海外の試合が0だった」と前置きしつつ「海外で試合した月は8:2で海外の方での収入が多い」とわりとリアルなアメリカンドリームな回答をしていた。


そのあとはお互いの印象について話始めた。
拳王は拳王チャンネルでも言及しているように東京女子を殆ど観ておらず、伊藤麻希の凄さをあまり理解していなかったようだが、アイドルをクビになった過去をも商売道具にしている姿には感銘を受けたらしい。
また、ディーノに対しては「レスラーはゲイに秀でている必要があるというのが持論なので認めている。ただ一緒にはいたくない。」とコメント。

伊藤ちゃんは拳王を「私のなかで拳王の評価がうなぎ上り」
「めちゃくちゃ怖い人だと思っていたけど、意外と人間っぽいところあるじゃん」
「人間じゃないというか、ミッキーマウスのような存在だと思っていた」
「今日は拳王となかよくなろうと思って~」といつもの調子で話していたが
拳王が「拳王"さん"な!」と文句を言っていた。
これは、拳王が小島聡を隣にして「小島は~」と言って小島聡本人に「小島さんって言えよ!」といわれた件の再現であり、因果なはなしであった。

「やはりお前とは友達になれない!」と拳王が切り捨てていたが、最終的には控室で写真を撮っていた。


拳王は2,000円払ったのか?
タイのときもらくと原宿ぽむと写真を撮っていたので2000円×2人分を払うべきではないのか?


因みに「東京女子観たことない」と普段からイキりちらかす拳王だが、原宿ぽむはスペースで「拳王チャンネルみたことない」とカウンター発言をしており、ただでは言い負かされない不屈の反骨心をもっていることはおまえも知るべきだ。


3ショット撮影でディーノの拳を直す拳王。
そのあと拳王の尻を触っていた。

その後はパンダとの撮影会→団体王者撮影会(上野勇希、山下実優、伊藤麻希、HAYATA、YO-HEY)があったが、おれは券が貰えなかったので一旦離脱した。
そして、再び戻ってきて最後は拳王じゃんけんが開催された。


フルコスチュームで再登場した拳王

かなり時間が押していたが、失恋モッシュが流れて拳王が両肩にライオンの乗せたコスチュームで登場すると、まつきりなと村山優香も登場しジャンケンのデモンストレーションを行った。

列は物凄く長く、ザック・セイバーJR.に折りたたまれたレスラーのように列は何度も折り返していたが、20分間というリミットがもうけられ、勝ったらステッカーが貰え、負けとあいこはそのまま退場(並び直しアリ)というルールのもと開催された。
拳王は1人1人「拳王じゃんけん じゃんけんホイ!」とちゃんと掛け声をしながら勝負をしており凄かった。
次から次へと裁く拳王におれも挑戦したが、GHCヘビーを戴冠した過去があるのは伊達ではなく敗北してしまった。

その後もずっと勝負を続け、時間いっぱいになったが、「今並んでいる人は最後までやろう」とアディショナルタイムにも突入して勝負をしていた。


最後は何故か清宮海斗が現れ清宮が勝利して幕を閉じた。

そして時計が18時ごろを指した時、催しの全てが終了したとアナウンスされたのだ……。


以上が2.24ラゾーナ川崎のレポートだ。
3団体が一緒になってイベントをするというのはなかなかないし、それこそCyberFightフェスくらいしかNOAHと東京女子の絡みがないので珍しいものがみれたという印象だ。
また、前述の通り、3団体とも同じ会社の傘下とはいえファン層が結構違うので、自分が普段見ている団体以外に触れる機会ができたのもよかったのではないだろうか。
特におもったのが上原わかなが登場したときに、おそらくDDTのファンと思われる女子から「かわいい~」と声援が飛んでいたのが印象的で、普段マッチングしていないファンとの接点はもっとあっても良いと思った。


今度は3.1,3.2にDDTとTJPWは千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで試合を行う。
PIST6という自転車競技のレース中に試合を行ったりプロレス教室を行ったりレース予想をするということが事前情報で明らかになっている。
現在各団体、新規のプロレスファンを増やすべく様々な方向に間口を広めており、最近のCyberFightは積極的だ。
この前は新幹線の中でプロレスをした。

もし、今回初めてプロレスに触れたのならこれを機会に行ってみるのも良いだろう。
このTIPSTAR DOME CHIBAでの試合はスタンド席からは無料で試合を観ることが出来るので、またとないCHANCEだし、トランプ政権も関税をかけることが出来ない。

また、3.2横浜武道館で行われるNOAHと3.16大田区総合体育館で行われるTJPWのビッグマッチは注目度が高く、会場で観たほうが良いことが完全に証明されている。
特にNOAHのOZAWAに関しては絶対に1回は観ておくべきなのでお勧めだ。

NOAHとTJPWの日程が丸かぶりなのはスカムシットだが、人生には選択を迫られる場面が度々出てくるので、それの一つだと思って割り切るしかない。
おまえも今すぐプヲタスケジュールを確認し、行ける日程の興行をみつけてチケットを買え。今すぐにだ。
(キュアナイル)






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