【新聞要約】【米株】
米経済の現在地
①個人消費は堅調(好景気を示す)
⚫︎米小売業売上 3月は前月比+0.7%、2ヶ月連続で前月比プラス
⚫︎低所得層の消費余力細る ↔︎ 個人消費の上位50%を占める所得層は好調
②底堅い労働市場(好景気を示す)
⚫︎雇用統計 4月は前月比+175,000人(3ヶ月移動平均+242,000人)
⚫︎失業率 4月は3.9%(3月比+0.1ポイント)
↓
コロナ禍後の過熱感は徐々に和らいでいるが、冷え込みには時間がかかる
③金利高止まり(不景気を示す)
⚫︎中古住宅販売件数 3月は前月比△4.3%
1年半ぶりの減少率の大きさ
④企業の景況感(不景気を示す)
⚫︎非製造業(サービス業)景況感指数 4月は49.4(基準50を下回る)
⚫︎製造業景況感指数も50を下回っており、不況水準
⑤インフレ(好景気を示す)
⚫︎米消費者物価指数 3月は前年同月比+3.5%(2ヶ月連続伸びる)
⚫︎エネルギー、食品を除いたコア指数も+3.8%と前月並み
⚫︎パウエル議長は、利下げに慎重な姿勢