第96回アカデミー賞ノミネート予想第3弾!
第96回アカデミー賞ノミネート予想第3弾
1月23日に迫った第96回アカデミー賞ノミネート発表を前にノミネート予想をしていきます。
第3弾は、主演女優賞、撮影賞、視覚効果賞、音響賞です。
主演女優賞
・リリー・グラッドストーン/キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
・ザンドラ・ヒュラー/落下の解剖学
・グレタ・リー/パスト ライブス/再会
・マーゴット・ロビー/バービー
・エマ・ストーン/哀れなるものたち
【ひとこと】激戦模様の主演女優賞は、グラッドストーンとストーンの一騎打ち状態。賞レース前にグラッドストーンが、助演から主演にカテゴリーチェンジした時はどうなるかと思ったが、前哨戦でもなかなかの存在感を残していて、ノミネートまで順調に駒を進めている。
この2人の次に来るのはロビーか。対象作は今年一番の大ヒット作。社会現象を巻き起こした作品の看板俳優のノミネート落ちなんてあるのだろうか。
ヨーロッパからは、ヒュラーが虎視眈々とノミネートを狙っている。批評家賞の熱い賛辞も心強い。言語の違いを吹き飛ばせ!
リーは今年一番の評価を受けた作品の主演。ただ映画界では比較的無名なのが気がかり。
逆に映画界にその名をとどろかせる「マエストロ:その音楽と愛と」のマリガンは強そうだ。主演男優クーパーとセットで候補になる可能性が高い。また「ナイアド」からベテランのベニング、一方の新人「カラーパープル」のバリーノも一発逆転を狙っている。
撮影賞
・キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
・マエストロ:その音楽と愛と
・オッペンハイマー
・哀れなるものたち
・関心領域
【ひとこと】アメリカ撮影監督組合賞では「関心領域」ではなく、「伯爵」が候補入り。NETFLIX作品は例年、同部門で強さを発揮するが、今年は既に「マエストロ」がその席についている。モノクロ撮影というのも被ってしまった。
視覚効果賞
・ザ・クリエイター/創造者
・ゴジラ-1.0
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
・インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
・スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
【ひとこと】「ゴジラ-1.0」が候補入りすれば、日本映画としては初の視覚効果賞候補となる。また作品の監督が視覚効果を兼任しているパターンのノミネートは「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック以来となる。すごい。ちなみに「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が候補入りすればアニメーション作品としては、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」に続く3作目の候補となる。
音響賞
・バービー
・FERRARI
・マエストロ:その音楽と愛と
・オッペンハイマー
・関心領域
【ひとこと】「ザ・キラー」に願いを込めて。
待望のノミネート発表は日本時間1月23日の夜。