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⑬ 母と認知症と家族のはなし

介護認定調査後  12月・1月

2022年12月17日〜18日

介護認定調査を実施してから、私が実家に訪れるまでの2週間ほどの間で、母は家の中を少しずつ片付けをしていたようだった。

その他にも、姉の病院受診に付き添ったり、自分の定期的な病院受診をしたり、いつもの生活を変わりなく過ごしてるようだ。

もう1つの母の活動として、5年以上前から姉と一緒に、軽い運動ができる施設の会員になっていて、週2回〜3回通っている。

通い始めた頃は、車の生活をしていた為か、体力も筋力もなかった母だが、今はある程度は向上維持できている様子。

脊柱管狭窄や肩や膝の痛みはあるが、まだ杖なしで歩けているのは嬉しいことである。

今回の滞在中も家の中の片付けを一緒に頑張ってくれた。

そしてあっという間に年末に。
この年は、実家におせちが大晦日に届くように手配してみた。
喜んでもらえたようでよかったわ。


2023年1月14日〜15日

年が明けて初めての訪問。

お正月が明けて、母から膝がとても痛いと連絡があって心配したが、その後落ち着いたとのこと。

今回の私の滞在中も家の片付けを一緒に頑張り、粗大ごみもいくつか運ぶことができた。

実家の環境整備がだいぶ進んで落ち着いたことで、ここしばらくは1か月に1度の実家訪問で済むようになってきた。


1月も終わりに近づく頃。
母と姉と私のグループLINEのチャットで会話をしていた時。

姉「そう言えばさ、お父さんとお母さんの介護認定の結果のお知らせって、来てないのかな?もうとっくに来ていもおかしくないよね。」

私「たぶん、そろそろだと思うけどねぇ。」

そこからしばらくして・・・

母「通知書は、先月12月16日付で来ていました。私は要支援1。お父さんは非該当。」

私「えーーっ?通知書届いてたの?この前、実家に行った時にどうして教えてくれなかったのかな。しかも、要支援1か。」

父の非該当は予想していたが、母は要支援2くらいにはなるかな、と思っていた。

父は、母や私に伝えたと言っている様だが、私も母も聞いてないし、結果の通知を見せてもらっていない。

1か月以上前に通知が来ていたとは・・・。

書類や郵便物のチェックも、こまめにしていかないといけないなぁ。

そんな2023年の幕開けだった。
このまま落ち着いた年になるといいなと願うが、そうは問屋が卸さないのだった。


つづく。

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