試し運転
足関節脱臼骨折から66日目
先日のリハビリで、理学療法士さんに、車の運転のことを聞かれたことをきっかけに、運転再開を意識するようになった私。
足首の可動域も、広がっていることは数値で確認できている。
夫に車の運転再開について相談。
「やってみればいいんじゃない?」
とあっさりとした返事。
あっさりと背中を押されたので、あっさりと試し運転してみることにした。
久しぶりに自家用車の運転席に座る。一瞬、それからの手順を頭で考え始めたが、身体が覚えていた。
車はオートマ車。
まず右足でブレーキを踏んで、エンジンのスタートボタンを押す。
左足でサイドブレーキ(パーキングブレーキ)ペダルを踏んで、解除する。
ギアをパーキングからドライブにシフトチェンジ。
ブレーキを緩めるとゆっくり車が前進し始めた。
ここで気がついた事があった。ケガをする前は、全く意識していなかったのだが、アクセルペダルより、ブレーキペダルの方が少し高い位置にある。
車種にもよるのかもしれないが、アクセルペダルから、ブレーキペダル踏む時は、少し足先をグッと上にあげる必要があるのだ。
自宅の前は長い下り坂で、車庫から道へ出ると、ブレーキペダルに足を置いたままで、速度を調整することになる。
これがちょっと気になるところ。
アクセルペダルを踏む際は問題なく、右足首への負担は感じられなかった。
長い坂を下りることはできたので、そのまま5分程で行かれる、スーパーまで運転してみることに。
運転はもともと好きで、苦にはならない。
一人の時は、好きな音楽を大音量で聴けるし、歌うこともできる、移動出来る個室みたいな感じ。ひとり時間を楽しむ場所でもある。
スーパーに到着。
駐車も問題なくできた。
その後、一人でスーパーで買い物。次いつスーパーに来られるか分からないので、ついつい色々と買い物カゴに入れてしまう。
一人での買い物も無事に済ませ、帰路に着く。
自宅まで帰る頃には、久しぶりの運転にも慣れてきて、ほとんど違和感はなくなっていた。
でも、下り坂や停車時にブレーキペダルを踏む時、少しだけ右足首に負担を感じる事は気になるところ。
まだ、長距離の運転は控えたほうがいいかなという自己評価だ。
久しぶりのドライブは緊張したけれど、また一つできることが増え、自由度が増したことが嬉しかった。
またリハビリを頑張ろう!苦手な筋トレも頑張らねば!